あらゆる場所に映画が…Back Ground Cinema Guide Book

「Back Ground Cinema Guide Book」¥600+税

明るい未来ばかりじゃなくても、今よりちょっと未来が待ち遠しくなるシネマガイド!!

スマホやタブレットによって動画をどこにでも持ち歩けるようになり、さらには2020年の著作権管理の刷新や上映システムの発展で、映画館や家でだけでなく、町のあらゆる場所で見られるようになった映画をBGMになぞらえて、BACK GROUND CINEMAと呼ぶことにしよう。
町に出て注意深く歩けばみつかるBGCと、その場所や空間の多様性を紹介するシネマガイド。

映画が、そのはじまりから、どこでどのように観られてきたのか、上映・鑑賞方法の歴史に続いて、今行きたいバッググラウンドシネマスポット14選を紹介。
また様々な人たちの忘れられないBGC名シーンのコメント集やBGCの楽しむための作法などを収録。

※すでにお気づきかと思いますが、念のため、これは近未来の町とそにいる人々を通して観られたり語られた実在の映画を紹介する、町と映画、文芸フィクション×実際の映画のガイドブックです。京成本線の博物館植物園駅の小さな改札近くのモニターなどがBGCスポットとして紹介されていますが、これは同線の廃駅になった博物館”動物園”駅が下敷きになっていますよね 。ペンギンの壁画のあったあの小さな駅と改札近くに小さなモニターのある未来の博物館植物園駅が結びついたとき、あなたは、そこにどんな映画を観たいですか?上映していた作品は読んでのお楽しみー。

レポートイラストもすてきです。

18cm×13cm 28pages 編集・文・デザイン 林亜華音/山本大樹