子午線 原理・形態・批評 vol.5


子午線 vol.5

子午線  原理・形態・批評 vol.5 ¥2000+税

巻頭インタビューは、オカルト雑誌「地球ロマン」の編集長を経て、古神道や古式古伝等を中心とした出版社八幡書店を立ち上げた、オカルト雑誌「ムー」の顧問で80年代オカルトブームの火付け役・武田崇元。オカルトを軸に昨今の思想や政治についてを語る。

特集は、詩人・下村康臣。生前に出版された詩集は4冊。
88年に発行された第一詩集「石の台座」は、300冊限定で100冊を友人知人に配布したのち残りは焼却され、ほかの3冊は55才で没する2000年、病を得た後に完成し発行されたものであるため、夭逝した天才の活動は当時あまり知られておらず、資料も少ない。
子午線という出版社を立ち上げた目的のひとつは、この詩人の詩集を作ることというほど、思い入れ深い特集で、詩の再録と八木幹夫による覚え書きを収録。

目次
●インタビュー
武田崇元「願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」
国家神道論への警告/神道は諸刃の剣/神社のトポス/葦津珍彦による民俗神道論の排除/日本会議と神社本庁/葦津珍彦の謎/大本について/昭和神聖会と霊界物語/大本の変遷/『日本のピラミッド』の刊行/『地球ロマン』について/八〇年代のスピリチュアル/陰謀論の左旋回

●連載
中島一夫 帝国主義の尖兵─文学・転向・擬制2
なし崩しの果て──プチブルインテリゲンチャ、平野謙

●批評
長濱一眞 終末のサドたち──二〇一五年前後の「反ヘイト」をめぐって
大澤 南 リベラルな安倍晋三の双子たち
木藤亮太 柳田國男論(下)──柳田國男と農

●詩
手塚敦史 解散
松本圭二 マツモト・エレジー
宿久理花子 シ、どこでも/

●特集 下村康臣
跛行するもの(抄)
室蘭(抄)
リサ、リサたち サキ、サキたち(抄)
PRÉFACE
名辞
無題(ざわめきの中に身を沈めることは快い・・・)
ビッキの外れ
言語崩壊
八木幹夫 下村康臣覚え書き

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