ぽかん 05 ¥900+税
真治彩さん(exちょうちょぼっこ)が編集・発行する小冊子+ペーパーの詰め合わせセット。本を通して出会った人たちが本や文芸をめぐるエッセイを紡いでいます。
ミニコミやZINEであれ、電子書籍であれ、提供される便利な方法や型に落とし込まれる表現が多いなか、ささやかな形でいながら、文字と余白のデザイン、大きな紙を地図のように折り畳んでの付録など紙ならではの愉しみが伝わる嬉しいシリーズです。
本文もすてきですが、編集だよりや編集後記の、本のある日常の様子も、心に沁みてきます。
【本誌】もくじ
黄のはなのさきていたるを 服部滋
とけていく記憶 佐久間文子
テレビ出演転末記 山田稔
友だちと文庫本にまつわる話 保田大介
父のチェーホフ(二)1928年、湯浅芳子 扉野良人
鳥の糞 岩阪恵子
多喜さん漫筆(五)― 学校での談義から 外村彰
めぐりあいと再会 秋葉直哉
千代田区猿楽町1-2-4(其の三) 内堀弘
15cm×15cm 68pages
コラージュ 林哲夫
【付録】
ぼくの百(一人百冊書評) 中野もえぎ
A4サイズ16pages(A1サイズ8ツ折)
コラージュ 林哲夫
【おまけ】
のんしゃらん通信 vol.3
フリーダの根、ベロニカの花 佐藤和美
お月様はいなかった 福田和美
磯野波平さんと同い年になりました… 森元暢之
ぐらぐらと椅子がゆれるので直してと花がポストに
100 万円文学館 帆布次七
旅ぎらいの旅 佐藤靖
あんしんしてくらすこと 郷田貴子
A5サイズ8pages
イラスト 西松実千代