映像派 vol.1 特集:アダルトビデオ

映像派 vol.1

映像派 vol.1 特集 アダルトビデオ ¥1000+税

5年来、アイドルにはまっている編集発行人が、アイドルオタク界でいう「楽曲派」(ライブや握手会より音源に重きを置く)に対して打ち出した「映像派」(動画チェック派)の発展形として創刊した雑誌。
ネット上に無限に存在する動画を、可能な限りチェックする中で、誰にも関連する表現やテーナでいながら未検証なジャンル、映像表現の可能性を拡張するもの、映像史に記録されるべきであろうものを特集してゆくそうです。そんなわけで、創刊号の特集はアダルトビデオ。

[目次]
♢巻頭グラビア&インタビュー♢
姫乃たま

♢特別企画♢
・“元AV女優”社会学者・鈴木涼美 1万2千字インタビュー
・二村ヒトシ×安田理央×淫語魔×『映像派』執筆陣 座談会「AV、その10年後を語る」
・元ビデオチャット嬢インタビュー「アダルトのお仕事/アイドルの幸福」

♢批評・エッセー♢
「序論:AVに批評は必要か」 木下幸太郎
「モザイクの向こう側」 青緑ねこめし
「日本のAVにおける性的ファンタジーの想像力」 レロ
「“普通”化するAV女優が開ける風穴」 香月孝史
「ぱんつのことから」 くろであい。
「孤独はどこへ向かったか
―テレクラキャノンボールにおけるホモソーシャリティ分析を中心に―」 數藤友亮
「主導権はだれにあるのか
―女性向けポルノ、その現状と課題―」 及川澄
「AVは“瀕死のピンク映画”を救えるか」 百地優子

♢レビュー♢
石塚秀哉/木下幸太郎/數藤友亮
姫乃たま/レロ/若林良

A5判132pages