月別アーカイブ: 2021年6月

丸尾末広「40周年記念 丸尾画報DX I 改」「40周年記念 丸尾画報DX III 改」

丸尾末広「丸尾画報DX Ⅰ(改)」(エディシオン・トレヴィル/河出書房新社)¥4000+税

画業40周年を迎えての、記念増補新装版。『丸尾画報DX 1』に新随筆、追加図版 18点を加えて20ページ増えていますが、紙を見直したため厚さはスリムになっています。

嗚呼、五芒星とともに浮かび上がる亡國の凶兆!
東亜の空に暗雲立ち籠める時、帝都に式神放たれ、丸尾暗黒藝術が闇から目醒める!
『愛蔵版 丸尾画報DX』 1/300~30/300のために描き下ろした
ドローイング作品ほかを増補した決定版。

随筆:丸尾末広 鳥居みゆき ジョン・ゾーン、四方田犬彦、マッド・ジョージ

B5判 230pages
サイン入り


丸尾末広「40周年記念 丸尾画報DXIII改」(エディシオン・トレヴィル/河出書房新社)¥4000+税

『丸尾画報DX 改I』『丸尾画報DX 改II』に続く、その後の新作をまとめた丸尾画報第三弾のデビュー40周年記念増補新装版。。

高畠華宵、江戸川乱歩、夢野久作の衣鉢を継ぐ昭和・平成屈指の怪異•奇想・浪漫が炸裂!

『トミノの地獄』『瓶詰の地獄』『芋虫』『賢者の愛』のカバー画、口絵、挿絵、ポスター画、
短編漫画をはじめ、数々のCDジャケット画ほか堂々200頁に及ぶ、最新の画業を集成。

丸尾末広 書き下ろしエッセイに加え、チャラン・ポ・ランタン、上坂すみれ、荒俣宏、谷川渥、諏訪哲史らの熱き丸尾論やオマージュも収録。

B5判 214pages
サイン入り

FOLK old book store 編 (book guide)「肝腎」

FOLK old book store 編 (book guide)「肝腎」 ¥1500+tax

2019年夏から2021年春にかけて、大阪の書店FOLK old book store周辺のアーティスト、ミュージシャン、編集者、ショップオーナーなど100人に「自身の血肉になっている “肝腎” な本」を2冊ずつ紹介してもらったアンソロジー『肝腎』。

支えになっている本、心を動かした本、創作の一助になっている本、忘れられない本、自分に戻っていける本など…
ご本人の創作とは別ジャンル、異なる作風だけれどコアになった作品が披露されています。

コロナ感染拡大の時期と重なったため、選書やコメントに意識的にあるいは無意識にその影響が現れているかもしれません。

ユニークな活動をする人たちの目を通して紹介される既知の本、未知の本を見ながら、その人の作品を知りたくなったり、コロナが収束したらその人のお店を訪れたくなったり。人と本と場所のネットワークが読者に届いてさらに広がりますようー。

寄稿者(掲載順)
橋本亮二 / 七尾旅人 / 谷端 実 / コニシユウヘイ/ 大場ともよ / 北島敬明 / 丸山晶崇 / 谷口智康 / 最後の手段 / 吉村 祥 / 筒井大介 / 濱崎宏之 / あおむろひ ろゆき / 山下賢二 / 橋本博人 / ミヤザキ / スケラッコ / 吉川祥一郎 / 朝野ペコ / 大井秀人 / ユッカ・バッファロー / よしだみさこ / 金武啓子 / 權田直博 / 大津萌乃 / 鈴木裕之 / 原田晃行 / 松村貴樹 / 川口まり絵 / 田窪直樹 / 東南西北 kiken/ 尾柳佳枝 / 山口良太 / オオルタイチ / 黒田明宏 / 木村耕太郎 / 奥村千織 / 山田 翔 / 宮崎千絵 / 福田千尋 / 杉 本喜則 / 和久田善彦 / 阪口大介 / 鳥居貴彦 / 露草社 / 谷川 徹 / 阿野まゆ子 / 北浦麻美 / 北浦和也 / 米田雅明 / 川崎誠二 / 大塚結良 / 山本佳奈子 / マタレーゼ・エリック / 瀧 亮子 / いとうひでみ高橋和也 / 鷹取 愛 / たけしげみゆき / 小野友資 / 松永良平 / きくちゆみこ / 成重松樹 / 寺田燿児 / はまぐちさくらこ / コタニカオリ / 岩田雅希 / 小指 / 三上 洸 / いか文庫 店主 粕川ゆき / 森本 恵 / 森 雄大 / タダユキヒロ / 福西悟一 / 竹内 厚 / 高山燦基 / 竹林はるか / 小前 司 / 少年アヤ / てんしんくん /millitsuka/ マメイケダ /BIOMAN/ なかむらあきこ / 南田真吾 /unpis/ 内田ユッキ /hitoto/ 村上 豪 / カワグチタクヤ / カヤヒロヤ / 石井嗣也 / ピンポン食堂 / みなはむ / 堀部篤史 / 大橋裕之 / 小林 ラン / 禺吾朗 / 石川直樹 / カシワイ
表紙+巻末マンガ:最後の手段

B6判 208pages(モノクロ) + 巻末マンガ 10pages (カラー)
糸かがり製本 / スピン付き

みなはむ「白いシャツ」

みなはむ「白いシャツ」(ンキャッヒ )¥1500+tax

2021年初夏、大阪のFOLK and old book storeに行われた同名の個展「白いシャツ」に合わせて作成された画集。

白いシャツは、ニュートラルなあり様の象徴としてアーティストがよく選んで描くモチーフ。
制服のシャツ、夏空の下での白T、夕陽に染まる白いシャツ…。
おいしげる草木の中、波が砕ける浜辺、わきあがる雲とともに、登場人物たちの体と心の躍動も響いてきます。

アナログで描いたものとデジタルの作品の両方57点+αを収録しています。

A5判72pages カラー 2021.6.6