月別アーカイブ: 2018年11月

秋元机「絵ジャケ EJACKE」

秋元机「絵ジャケ EJACKE」 ¥1200+税

アジアや海外文化に影響を受け奇妙なエキゾチズムを追究し、海外旅行の興奮を再構築するマンガ家、秋元机が、レコードサイズのにカットしたダンボールに、ドローイングやコラージュをほどこしたシリーズ作品”絵ジャケ”20点を収録した作品集。

海外の農産物を入れて送られてきた段ボールなど、もともと印刷された文字やロゴや絵、数字や記号、添付されたシールなどを利用しながら、創作との境目が一見わからないように、不思議な文字を作ったりするコラボぶりでレコードジャケットみたいな段ボールみたいな不思議な世界を作るシリーズ。
折り目や汚れやシワ、テープの跡もそのままに、段ボールの質感も伝わってくる作品集。

表紙は巻ダンボールに、アーティストが自らシルクスクリーンで印刷したもの。

(22.5cm×22.5cm  44pages)

オールスター誕生日カレンダー2019

オールスター誕生日カレンダー2019 ¥278+税

国も時代もジャンルもバラバラの歴史上の人物、スター、一世を風靡した人たちの誕生日が1日1人ずつ記入されたシンプルなカレンダー。

毎年同じフォーマットでいながら、硬軟とりまぜた人選で内容は更新されていて、確実にリピーターを増やしています。

現役芸能人、犯罪セレブ、歴史上の人物、名脇役、ゆるキャラ、そしてバーチャルユーチューバーまでもが誕生日をリレーして
同じ紙面に登場するカレンダー。

昭和生まれには、懐かしいあの時、あの人…。お誕生のおめでたさとともに、すでに亡くなった方たちもいらして生と死が巡るカレンダーだったりします!!

A6判13枚+透明 ケース入り

山川直人「初期の山川直人漫画集 地下室」

山川直人「初期の山川直人漫画集 地下室」 ¥1000+税

中学生の頃から漫画を描きはじめ、20代半ばで漫画誌デビューするも、40才を過ぎて「コーヒーもう一杯」の連載が始まるまでは、漫画誌に載ったり載らなかったりで、カットやイラストの仕事をしながら、同人誌で作品を発表していたという作者。

自主制作で出した5冊の作品集に収録した作品は、後に出版社から出た単行本に再録されたが、そこに収録されなかった作品や未発表の作品を自ら編んだのが本書。

結果的に、選ば(れ)なかった作品ばかりを集めたものになったが、「当時の全力で、最善を尽くして描いたもの」という。
現在の画風を確立する前のタッチのものがあったり、荒削りな分、思いがストレートにぶつけられていたり…と、クセもあるけど、しっかり咀嚼して味わいたい作品が並ぶ。

《収録内容》
『娼婦の部屋』* 「ガロ」93年6月号掲載
『頭のいいネコ』 「ガロ」89年10月号掲載 自主制作本『父への手紙』(96年)収録
『父への手紙』手製コピー本『父への手紙』(94年)掲載 自主制作本『父への手紙』(96年)収録
『物語の男』* 同人誌「がらん」第三号(90年)掲載
『シンクロナイズドスイミング』 同人誌「KIZ」第四号(95年)掲載 自主制作本『ぼくはきみより頭がいい』(97年)収録
『ナイフ男』 同人誌「KIZ」第四号(95年)掲載 自主制作本『ぼくはきみより頭がいい』(97年)収録
『鏡と口紅』* 同人誌「がらん」第三号(90年)掲載
『女占い師』* 同人誌「がらん」第二号(89年)掲載 手製コピー本『手品師』(94年)収録
『匿名希望』* 同人誌「KIZ」第六号(97年)掲載
『月夜の導火線』* 同人誌「メイキス」創刊号(95年)掲載
『地図売り』* 同人誌「カミナリパンチ」創刊号(95年)掲載
『ぼくはきみより頭がいい』 同人誌「がらん」第七号(91年)掲載 自主制作本『ぼくはきみより頭がいい』(97年)収録
*は単行本、自主制作本、初収録。

画像は山川さんのブログからお借りしました

B6判128pages

画集 早川モトヒロ Motohiro Hayakawa「Invader」

画集 早川モトヒロ Motohiro Hayakawa「Invader」 (Mania press)¥3200+税

2018年にフランスのmania pressから出た作品集。
40点以上のキャンバス作品にまじって、レーザー光線を出したり、でんぐり返ったりするちょっとコミカルなインヴェーターたちが登場します。

25cm×21cm ハードカバー角背 80pages オスセットプリント
※サイン+イラスト入り(キャラクターたちのイラストはランダムに描かれています)