日別アーカイブ: 2018 年 2 月 28 日

初作品集 オートモアイ「Endless Beginning」

オートモアイ「Endless Beginning」(焚書舎)¥4000+税

顔のない女性を描いたモノクロ・イラストで注目を集め、数々の人気アーティストとグッズ・フライヤーを通してコラボレーションを行ってきた横浜の最後の無頼派にして鬼才、オートモアイの初作品集。
A4判で圧巻の300ページ越え、モノクロームに浮かび上がるオートモアイの世界を堪能できる危険な一冊です。

【プロフィール】オートモアイ/AUTO MOAI
1990 年生まれ、神奈川県在住。2015 年頃から絵を軸にした活動を始める。アノニマスな女性像をベースに非現実的な世界をモノクロで描く。これまでの主な仕事はCD ジャケット、グッズデザイン、イベントフライヤー等

“オートモアイの宮殿へようこそ 彼女が蒐集した幻夢の回廊を彷徨い歩こう
無軌道なセックス、間断なき暴力とドラッグのセンセイション、干からびたピザ、陰惨な犯行現場、亡霊とのダンス、密室に穿かれた穴、動脈を切り裂くカウボーイナイフ、飛び散った銀色の精液、孤独な惑星、静止した積乱雲、額縁から滴る血がドーナツをコーティングしていく、彼女が放ったモノクロームの炎が宇宙のすべてを焼き尽くす、だがそのとき永遠はまだ始まってもいないのだ” (高木壮太)

A4判304pages

ラショウ、香山哲「すこし低い孤高」

ラショウ、香山哲「すこし低い孤高」(ドグマ出版)¥1111+税

ファミコンソフト「ボコスカウォーズ」をはじめとしたゲームを作る一方で、演劇や踊り、工芸美術、音楽と、さまざまな分野で活動するラショウと
理系出身の漫画家で、ドグマ出版を主宰し、ゲームやコミッックを制作する香山哲。

2人は神戸で「ドグマ出版とイタゲーセン チョコシス&テム」を運営しその間に話し合った様々なことの中から”生まれやお金や権威に頼らずに、自由に自分の生き方をデザインする”ためのアイデアを濃縮して書籍化。

「孤高」と形容される、特別な才能を持った、比類ないアーティストではなくても、生き方を工夫することで、人と競わず(=孤高)自分らしく生きる、すなわち低い孤高で、生き抜きてみよう…ということで、お金、やりたいこと、住む場所、アート、 趣味、生き方、お店運営などについて語り合っています。

B6判154pages