あちこちで、今年の話題作や人気作が発表される時期ですが、タコシェでは、今年どんな漫画が人気だったかを調べてみました。呪みちる「ライオンの首」、ひよどり祥子「死人に声をきくがよい2」三条友美「寄生少女」、panpanya「足摺り水族館」…と、ホラー系が多いような…? 発売月や店内イベント、入荷部数も累計に影響しているし、最近発売の注目株や密かに売れ続けている本はほかにもまだまだありますが、今年を振り返ったり、冬休みの読書の参考になれば…と。来年はどんな漫画に出会えるのかなー。
月別アーカイブ: 2013年12月
年末年始のお休みについて
季刊サルビア31「北欧に学ぶ 模様の織物」
サルビア31「北欧に学ぶ 模様の織物」¥476+税
なぜだか、日本の東北の刺し子にもよく似た模様の北欧の織物。
スウェーデンで冬に壁に編み物を架けるのは単なる飾りとしてで鳴く防寒の役割もあるそう。伝統的な模様には「鳥の目」とか「修道院のベルト」といった名前がついているのも面白い。
そんな、暮らしの中にとけ込んだ布や模様は流行に流されず、年を経て使い込むほどに愛しくなるもの。北欧の布をアトリエの機織りで試し織りして、ついにサルビアオリジナルの織のストールができるまでを誌面でご報告します。
連載 つながりコラム 第26回 つくることはたのしいこと
沖縄すたこら日記10 文・白井明大
三ッ島 香織「AFTER HOURS」
三ッ島香織「AFTER HOURS」(CATS I KNOW) ¥1200+税
CATS I KNOWの名前でジンやグッズを自主制作する、アメリカ在住のイラストレーター/アーティスト三ッ島香織さんのラブリーなジン。
キャンディのような鮮やな色で女の子やカップケーキやフルーツやかわいいお洋服が描かれている一方、積み重なったパフェのアンバランスやお菓子の浮遊感、裏表紙の女の子の目の周りのブルーなどが不思議な余韻を与えるイラスト集。
カード&ミニステッカーつき。
真珠子「真珠子37才」
真珠子「真珠子37才」1000円+税
真珠子さんが個展「リボンヶ丘」にあわせて作成した画集。
真珠子さんのイラスト(カラー、モノクロ)と、自身の絵をろうけつ染めした縮緬の着物を着た中世の貴族のような写真も収録。裏表紙には、小樽の運河や、牧場で撮った北海道のプライベート写真も公開しています。
OSヴァージョンのように、名前の後に年齢を入れてしまう真珠子さん。永遠の少女だから可能なタイトルにまたハートを射抜かれました。