築150年の蔵を改装したアール・ブリュット専門の美術館、鞆の津ミュージアムでの「ようこそ鞆へ! 遊ぼうよパラダイス」の展示期間中(10月20日まで)、フランス・マルセイユの出版美術集団Le Dernier Cri(ル・デルニエ・クリ)によるシルクスクリーンのポスターがお求めになれます。広島初上陸です!
アール・ブリュットというと、障害者アートの印象が強いかもしれませんが、ここでは、アカデミックな美術から逸脱したアートを広く紹介しており、今回の展示では、人々からあまり注目されない素材やテーマを手掛ける地元の作家やいわゆる「おかんアート」も含めた多種多少な表現を紹介しています。
一方、ル・デルニエ・クリは、最近では、日本のアートマガジンerect magazineやmograg magazineでも取材される出版そのものをアートとする集団。アーティスト自らが、国内外の作家を自らの直感とセンスで発掘し、その作品をシルクスクリーンで印刷し、製本も手掛けています。奇しくも、彼らが不定期に発行する、オムニバスのグラフジンのタイトルは「HOPITAL BRUT」。日本からも太田螢一、根本敬、市場大介、セキンタニ・ラ・ノリヒロらの作品をヨーロッパに紹介するきっかけを作りました。
なお、ギャラリー,ショップへのLe Dernier Criのポスターの展示・販売の委託も承っています。ご希望の場合、左のお問い合わせフォームよりご連絡をください。