日別アーカイブ: 2013 年 9 月 16 日

「こんにちはレモンちゃん」(幻戯書房)発売記念 中原昌也サイン会

中原昌也さんの初のメルヘン小説集?「こんにちはレモンちゃん」(幻戯書房)の発売を記念して、タコシェにてサイン会を行います。当店にてタイトル書籍をお求めの方に、整理番号つきの参加券を配布いたします。当日、ご来店のお客様には、タコシェ特典のCD-Rをご用意いたします。

こんにちはレモンちゃん

多才な表現者による文学の現在「人の世は〈出会い〉と〈別れ〉のスパイラル」

コーヒーカップ男と色黒調理師の奇跡的〝視線〟の邂逅を描く「さよならレモンちゃん」他、書き下ろし含む7つのメルヘン(と言えなくもない)短篇集。

【収録作 】
さよならレモンちゃん (書き下ろし)
アイ・アム・ア・ドリーマー (en-taxi)
死者の家にて (文藝)
ひ (文藝)
キリストの出てくる寓話集 (en-taxi)
初出時は無題 (絵本『IQ84以下!』)
今も聞こえる (書き下ろし)

イベントは終了しました。ご来場ありがとうございました。書籍は引き続きお取り扱いしております。

鞆の津ミュージアムの展示を再構成した「リサイクルリサイタル 幸せ時間の共有」

リサイクルリサイタル

「リサイクルリサイタル 幸せ時間の共有」(社会福祉法人創樹会)¥1714+税

鞆の津ミュージアムグランドオープン記念企画展「リサイクルリサイタル-幸せ時間の共有-」に参加した7組のアーティストの作品を再構成し、解説を付し、シンポジウムの模様を再構成した冊子。

●段ボールなどの廃材を工作して地元鞆の津の風景に作り変える二人組ズガ・コーサクとクリ・エイト
●淀川河川敷のゴミや漂流物で作品を制作するアートユニット淀川テクニック
●施設内の不要になった家具や電化製品を解体し、木材などと組み合わせて作品を作る上之昌道
●通勤途中に拾ったものを粘着テープでつなぎあわせてオブジェを制作する八島孝一
●施設の調理室が廃棄する段ボールに夜な夜な赤鉛筆で絵を描く小幡正雄
●横浜寿町の簡易宿泊所に住み、自作の巨大な帽子オブジェを町を練り歩く宮間英次郎
●福山市内のコレクション狂の暴走アウトサイダー長老やおかんアートを紹介する都築響一。

いずれも、作品写真に丁寧な解説や取材が付されて読み応えのある内容&ボリュームとなっています。
開館記念フォーラムシンポジウム「インサイドとアウトサイド」での松岡剛×小林正人×茂木健一郎×櫛野展正
のトークも収録。
カバーをはずすと裏面が展示作品リストになっています。

12.5cm×18.5cm 104pages(社会福祉法人創樹会)

リサイクルリサイタル

リサイクルリサイタル

広島 鞆の津ミュージアムにてLe Dernier Criのポスターをお求めいただけます

築150年の蔵を改装したアール・ブリュット専門の美術館、鞆の津ミュージアムでの「ようこそ鞆へ! 遊ぼうよパラダイス」の展示期間中(10月20日まで)、フランス・マルセイユの出版美術集団Le Dernier Cri(ル・デルニエ・クリ)によるシルクスクリーンのポスターがお求めになれます。広島初上陸です!

アール・ブリュットというと、障害者アートの印象が強いかもしれませんが、ここでは、アカデミックな美術から逸脱したアートを広く紹介しており、今回の展示では、人々からあまり注目されない素材やテーマを手掛ける地元の作家やいわゆる「おかんアート」も含めた多種多少な表現を紹介しています。

一方、ル・デルニエ・クリは、最近では、日本のアートマガジンerect magazineやmograg magazineでも取材される出版そのものをアートとする集団。アーティスト自らが、国内外の作家を自らの直感とセンスで発掘し、その作品をシルクスクリーンで印刷し、製本も手掛けています。奇しくも、彼らが不定期に発行する、オムニバスのグラフジンのタイトルは「HOPITAL BRUT」。日本からも太田螢一、根本敬、市場大介、セキンタニ・ラ・ノリヒロらの作品をヨーロッパに紹介するきっかけを作りました。

太田螢一 なやまし時計  Marthes  Bathosi"Worscht"

Matt Konture: Psyche Organic 

CAROLINE SURY : Vertige Parano   Ichiba Daisuke : Man ko

Didier Progeas / COMALIBRE  Kérozen - Ex Voto

Craoman : Elvis Dead  NUVISH / PUPPE

なお、ギャラリー,ショップへのLe Dernier Criのポスターの展示・販売の委託も承っています。ご希望の場合、左のお問い合わせフォームよりご連絡をください。