月別アーカイブ: 2012年5月

画集のような、漫画のような… SAL「HANGED MAN」

言葉のない紙芝居のようなマンガのような…
シュールなストーリーが展開していく画集。ありとあらゆるシチュエーションで人や不思議な生命体を吊りながら、虚構の物語が言葉なしに展開してゆきます。現在3巻発行されていますが、続編も出る予定とか。作家自身による手製本。

SAL
1970年生まれ。グラフィックアートからスタート。2006年DJ KRUSHベスト盤アートワーク。2008年から画家に転向。本シリーズで絵画、イラスト、マンガのボーダーを越境中。

本文の画像はクリックで拡大します。

HANGED MAN 1

SAL 「HANGED MAN 1」¥2000

A5判96P(片面印刷)糸綴じ、フランス装 サイン入り

HANGED MAN1

HANGED MAN2

SAL 「HANGED MAN 2」¥2000 

A5判70P(片面印刷)糸綴じ、フランス装 サイン入り


SAL 「HANGED MAN 3」¥2000

A5判74P(片面印刷)糸綴じ、フランス装 サイン入り

HANGED MAN3

a.k.productionの新作 BUGS!、KUBI

かわいくコワいモンスターチャイルドのグッズを手作りしているa.k.productionの新作がいろいろ入荷しました。どれもひとつひとつ手作りしているので、同じ種類のものでも大きさや色味、ニュアンスがそえぞれ違いますよ。

BUS!

まずはBUGS。旧作に加えて、case3とspecial(¥9975)が入荷しました。case3は目が抉られ、specialは宇宙人のように後頭部が突出しています(7センチくらい)。
素材は、石粉粘土、樹脂粘土、塗装・アクリル。
透明ケース入りです。(ケースの直径は約9センチ、高さ8センチ)

左と下がスペシャル、右がcase3

BUGS!

KUBIも3種類!

KUBI

透明のケースに入れて飾っておくのもよいですが、実際に手にとって重みを感じたり、角度や照明によって変わる表情を見ると何倍も面白くなりますよ。

左がcase.1、右がGREN。歯の一本一本、傷のひとつひとつが精巧で怖い!(¥12600)

case.3とGREN

こちはKUBI two face。というか1.5という感じ? 脳も二倍です!(¥13650)

KUBI two face

hb paper vol.002 藤田貴大(マームとジプシー主宰)インタビュー

hb paper vol.002

 hb paper vol.002 藤田貴大(マームとジプシー主宰)インタビュー(HB編集室)¥500

高田馬場、海外旅行、チェーン店、高速道路、B級グルメなどを特集してきたリトルマガジンHBが姉妹誌hb paper。 インタビューが中心となる隔月のジンで、編集人・橋本倫史がそとときどきの興味を持った人物に取材して、たっぷりと読ませる内容になっています。
第2号のインタビューは、最近では公演チケットも入手困難、岸田戯曲賞受賞のマープとジプシー主宰・藤田貴大。

コンテンツ—
iintervew
藤田貴大(マームとジプシー主宰・劇作家・演出家)
19089文字(!)にわたるロングインタビュー

column
藤原ちから「そうだ、出て行こう!——浮浪/フロー、もしくはレモンのこと」〜マームとジプシー作品へのオマージュ
蓮沼執太「自転車を運転しながらの考えごとは危ない」
大塚千紗子「『荒サイ』の風景」
森下孝「踊れない身体にさせられた僕ら」

journal
橋本倫史「物語と重力——交通事故のこと、『SHIBAHAMA in BKK』のこと。」

A5判36P

yakk 004

yakk 04

yakk 04 ¥700

20代女子、Yumi、Anri、Kumi、Kisaの頭文字をとったグループyakk。ジッパーつきの透明袋に入ったzineは、4人がそれぞれメンバーにお題を出し、それに応えた素材をめいめいが作り出題者に寄稿し出題者が一冊のzineに編集して、できあがった4種類のzineを一袋にまとめる、という流れで作成されています。

vol.04のテーマとサイズはそれぞれ
Yumi「ふりかけ」A6判16P(表紙含む)
ごはんをおいしくいただくために、ふりかけを特集。ふりかけ品評会やランキング。ふりかけを使ったコラージュも。
Anri「わくわく星」12cm×17cm 20P
みんなが想像する惑星と宇宙人やUFO。
Kumi「リア充すごろく」A3判8ツ折 2枚 + B5判1枚(コマとサイコロ)
2枚の紙をつなげて遊ぶ豪華リア充すごろく。恋愛、バイト、ショッピング、グルメなど女子の願望と“あるある”を体験できる。
Kisa「ドヤ服」6.5cm×18.4cm 24P
町で見掛けた“ドヤ服”ファッションをイラストつきでレポート。池袋、中野、二子玉、渋谷と都内各地、性別も年齢も様々な人たちの様々なドヤ服姿が集合!

100部限定(ナンバー入り)

毎回次号が出る前に完売してしまうので、お早めに!

Nomad vol.002 特集 働きたくない

Nomad vol.002

Nomad vol.002 特集 働きたくない (AYJ)¥600

フィリピンの貧困地区イーストリバーサイドコミュニティを支援する団体AKAYの若者支部として2003年に結成された10代20代の若者が中心のNGO団体AKAY Youth Japan(AYJ)。若者独自の視点でフィリピンの人々と共により良い社会を築こうと様々な活動に取り組みつつ、フィリピン-日本に通じる混沌とした現在を、地図を持たず、自問しながら進む放浪と放浪者のための雑誌を発行。
特集「働きたくない」では、そもそも働かなくてはならないのか?という根本的な問題も含めて働くしんどさを乗り越える方法を考える。ほかレビューやAYJの活動報告も収録。

【コンテンツ】
特集 働きたくない!
エッセイ 偽りの自分をさらして
エッセイ 感情労働とサービス業— —「やりがい」は誰のものか
エッセイ 〝過去の自分” にかく語りき
インタビュー フードジョッキー行友太郎氏に聞く「無職と平和」
AYJ座談会 働くことは生き甲斐か!?〜大分県湯布院にて 2012年2月4日〜
詩 身体痛
書評
不条理を抱きしめて/「砂の女」(安部公房)を読んで
奪われる意志、生きる意志/「ルポ 若者ホームレス」(飯島裕子)を読んで
空白の「リア充」/「だれのための仕事」(鷲田清一)を読んで
なぜ奴隷になってしまうのか/「工場日記」(シモーヌ・ヴェイユ)を読んで

連載
ジリツとは何か!? 17年目の満月の夕べ
第七藝術のトビラ 平野勝之に魅せられて
千年夜行 海外オフショア狂想曲
カイエ・ド・フランス ジンロとビールとワインを片手に
Nomadのカバン フィリピンに連れ去られた本たち
Nomadの地下水脈 手段と目的
ハロハロへの道
わたしの“フィリピンソング”
HALOHALO Joy+Fu11 出演者紹介
同じ世界で生きているということ 〜ポール・ガラン インタビュー〜
ピースキャンプ報告 平和を作るのは誰か
イベント報告 成長とともに変わり続ける〜大分 志美津旅館卒業合宿にて〜
イベント告知 PHILIPPINES STUDY TOUR 2012 告知!
AYJ 紹介
創刊文章・編集後記

B5判32P

vol.001 特集 シンドサ再論×ヨアケ新論もあります。