真城七子「アントワネットの玩具箱」(ドロッセルマイヤー)¥2730
クラシック音楽を学ぶうちに、その背景となる西洋文化(特にフランス)に興味を持ち、宮廷文化やバロックを切り口にフェティッシュ文化について執筆活動を展開する真城七子さんが、多くの資料からマリー・アントワネットにまつわるエピソードを拾い出し、紹介しています。
18世紀には 国民の怒りを買って、ギロチン台へ送り込まれたマリー・アントワネットですが、21世紀になってソフィア・コッポラによって映画にされたり、ガーリーファッションの面で注目を集める存在に。ベッドでショコラを味わう目覚めから入浴、食事、衣装といった日々の模様から、結婚、出産、恋愛といった女性としての生き方まで、究極のお姫様&ファッションリーダーの暮らしぶりを垣間見て、あなたもアントワネットのラグジュアリーな心地を楽しんでみませんか!?
◆目次◆
目覚めのショコラ/王妃の見本帖/「慎ましき入浴」/化粧台/衣裳部屋/ヴェルサイユの朝/王室礼拝堂への大行列/エチケット/奉公人/三種の分類/滑稽の楽しみ/国王陛下/王家の家族/王妃のアパルトマン/小部屋/誇らしき家具/コレクション/宝飾品/食事の時間/音楽/宮廷の催し物/保養地/乗馬/ア・ラ・モード/レオナール/ローズ・ベルタン/とりまきたち/パリの夜/賭け事/気晴らし/懐妊のとき/出産/子供たち/トリアノン/愛の庭園/王妃の村里/花/お菓子/小劇場/女の友情/祝宴/愛しい人
※エピソードにあわせた、ショコラやお菓子のレシピや入浴剤の処方、アントワネットの作った曲、踊った舞踏譜などがついてます。
B6判140P
同著者の「宮廷マダムの作法」とあわせてお楽しみください。