日別アーカイブ: 2010 年 9 月 29 日

PINK HOLIC

PINC HOLIC ¥1200

タコシェでもバックナンバーを揃えているピンク映画専門ミニコミPGと日本映画の情報を専門にしたWebマガジンHogaHolicの共同編集で実現したピンク映画カルチャー誌「Pink Holic」
老朽化に伴い今年8月に惜しまれつつも58年の歴史に幕を閉じた成人映画館「上野オークラ劇場」のメモリアルブックとして、ピンク映画の歴史を徹底フォロー。貴重なインタビューや撮りおろしのカラーグラビアも満載。
同館の新館オープンにあわせての発行で、ピンク映画の名匠・小川欽也の独占インタビューから、1960年代から2000年代に至る業界関係者や映画監督らによる生きたピンク映画史の証言も年代を追って収録。

【特集】 Memory of Ueno Okura
上野オークラ劇場を彩ってきたピンク映画たち 1962-2010
OP Picture Poster Selection
ピンク映画黎明期 コメント:新東宝 森章
インタビュー(再録) 小林悟
インタビュー 小川欽也 取材・文:松島政一
大蔵映画作品リスト 黎明期
— PINK MOVIE HISTORY
ピンク映画八十年代 コメント:映画監督・男優 池島ゆたか
インタビュー しのざきさとみ
大蔵映画作品リスト 八十年代
— PINK MOVIE HISTORY
ピンク映画九十年代 文:PG 編集長 林田義行
インタビュー(再録) 林由美香
レビュー『ミスピーチ 巨乳は桃の甘み』文:林田義行
エッセイ「女優・林由美香の存在感」文:柳下 毅一郎
大蔵映画作品リスト 九十年代
— PINK MOVIE HISTORY
ピンク映画ゼロ年代 文:評論家 切通理作
インタビュー 里見瑤子
インタビュー 加藤義一
オーピー映画作品リスト ゼロ年代
— PINK MOVIE HISTORY
ピンク映画の作り方~加藤義一組・新作撮影現場取材~

【特集】ピンク映画の現在
POTENTIAL OF PINK MOVIE
Shinji Imaoka × Christopher Doyle 取材・文:中山治美
インタビュー アレックス ツァールテン
インタビュー ナダヴ・ストリート
対談 大槻貴宏×直井卓俊

●Female × Pink
Female-ing(翔田千里・友田真希・倖田李梨)
インタビュー 吉行由実 取材・文:切通理作

●SWEETS GIRLS
かすみ果穂/日高ゆりあ/藍山みなみ/桜木凛

●スペシャルプログラム保存版
上野オークラ劇場クロージング作品プログラム&
リニューアル!オープニング作品プログラム

A5判112P
里見瑤子とかすみ果穂のW表紙

アニメ評論系同人誌 アニメルカ

反=アニメ批評/EPISODE ZEROが編集する、アニメに関する批評、論稿、エッセイなどを掲載した評論系同人誌。創刊号の目的は、これまでバラバラだった様々なアニメ批評・アニメ論・アニメ語りなどを、その多様性を維持したまま一つの場に結集することで、10年代のアニメ言論のための大きな見取り図を描こうというもの。各界で活躍中のライター、批評家、ブロガー、イラストレーターらが寄稿。

アニメルカ 01 ¥1050

第一章 アニメルカの原則 表現×原理
泉信行  あなたが観察者の椅子に座るということ
karimikarimi  アニメーションと象徴表現 ——『シムーン』を例に
EPISODE ZERO  挑発する画面設計 ——『化物語』と『バカとテストと召喚獣』
反=アニメ批評  挑発するパンツ設計——パンツ表現論序説

第二章 アニメルカの分析 作品×批評
村上裕一  彼岸への通路 ——『WHITE ALBUM』試論
江戸屋猫八百  冬弥は如何にして機会原因主義者となりし乎——『WHITE ALBUM』
ココネ  自分たちの現実 ——『とある科学の超電磁砲』

第三章 アニメルカの変奏 メディア×消費
noir_k  池袋ダラーズはテレビアニメの夢を見るか?
さかさドンブリ  <オリジナル>の共同性——『みなみけ』シリーズにみるアニメの受容・消費モデル

第四章 アニメルカの日常 社会×コミュニケーション
杉田u  「ファミリー」アニメから考える—— フレームを飛び越すリレーション・カレイドスコープ
ろくさん  アニメーションとコミュニケーションのリレーション
かいん   第四世代・コミュニケーション・キャラクター——『しゅごキャラ!』と『けいおん!』から考える

第五章 アニメルカの越境 海外×受容
ジェニファー・フウ  アメリカのファンコミュニティとピア・プロダクション
デヴィッド・カブレラ  OTAKUの遊園地、あるいは託児所——アメリカのアニメ・コンベンションについて
ブレット・A・スミッソン  英国紳士がギャルゲーをやってみた
——『THE IDOLM@STER』と『Dream C Club』

第0章 アニメルカの誕生 座談会×リアルタイムメディア
司会:反=アニメ批評 × EPISODE ZERO
パネラー:twiitter+掲示板からの参加者

SP アニメルカの増殖 イラスト×擬人化
みつご(表紙・扉絵)
琴葉とこ
秋田起亜
篠岡乙夜
Robin

A5判140P

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アニメルカ 02 ¥1260

創刊号に続き、アニメ関連の様々な言論を一つの場に集め10年代の見取り図を描こうというコンセプトの元、前回、紹介しきれなかった新たな論者の論考を掲載。論考12本以外にも、座談会3本、表紙含めイラスト4本を収録し増ページ。

【論稿】
第一章 アニメルカの世界 日常 × イメージ
志津A  日常における遠景——「エンドレスエイト」で『けいおん!』を読む
あずまみこ  忘却の視線——劇場版『涼宮ハルヒの消失』について
cineeye  手がイメージを見る

第二章 アニメルカの系譜 作家 × 制作
安眠枕  『Angel Beats!』に存在しなかった「もう一つの世界」
tatsu2  P.A.WORKS の挑戦と軌跡、アニメ制作会社として
グダちん  二〇〇〇年代の創造神、富野由悠季のアニメる力(ちから)

第三章 アニメルカの混交 作品 × 表現
Italy亜人  アニメーションの第三の意味
——『さらい屋 五葉』と『デュラララ!!』の構造分析から読み解く腐女子的想像力の変奏
神田川雙陽  「成就した学生生活ほど、語るに値しないものはない」
——『四畳半神話大系』京都学生生活案内
WAFL  アニメーションを観る目——人間とキャラクターをめぐって

第四章 アニメルカの拡散 海外 × メディア
wah  新房昭之の時代——ロリ吸血鬼と色彩美のサーガ
アレックス・レヴィット  アメリカとテレビアニメの黄金時代——Toonami の歴史
桐枝ゆーり  視覚表現としてのファンサブ——海外字幕職人の創造力

【座談会】
◆変成するアニメ脚本術 ——映像の見え方からシナリオまで——
泉信行 × 麻草郁 × みやも × 反=アニメ批評

◆girl’s table talk!* —ざつだん!—
カヲリ × ケタ × D

◆アメリカとアニメの10年
アレックス・レヴィット × 功・ランサム × デヴィッド・カブレラ × wah × EPISODE ZERO

【表紙イラスト】
藤城嘘 × 一輪社
【表紙デザイン協力】
みつご
【挿絵イラスト】
SOE
めり
りえ
【DTPデザイン】
haru

【責任編集】
反=アニメ批評
EPISODE ZERO

A5判166P