月別アーカイブ: 2009年8月

逆柱いみりサイン会+原画展示

8月9日(日)午後3時より5時まで、逆柱いみりさんのサイン会をします。

参加ご希望の方はタコシェにて、新刊「空の巻き貝」をお求めください。なお、イベントにあわせて「空の巻き貝」をモチーフにした描きおろしイラストも展示しますのでどうぞお楽しみに!

パズラボ帖 no.03「ペンシルとメカニカル」

パズラボ帖03

パズラボ帖 no.03「ペンシルとメカニカル」 ¥300

 与えられた空欄にルール通りの数字や文字を入れたり、点を線で結んだりマス目を塗りつぶして遊ぶ、紙とペンでできるパズル、いわゆる「ペンシルパズル」。一方、バラバラのピースを組み合わせたり、一定ルールに従って移動させる手を使ったパズル「メカニカルパズル」
 意外な相違点を持つ、この二種のパズルについて、ユーザー(愛好家や研究家)や作り手、あるいは商品化するプロデューサー諸氏にインタビューし、パズルの諸事情を探ります。
 今号から、パズルの紹介とそのパズルの実例を出題する楽しい連載も登場。一回目はペンシルパズルの一種「どくへび(独蛇)」を紹介し、初歩的な問題から徐々に難易度を増して足慣らしします。
 また、パズル作家の人たちに愛用者が多いという方眼ノートについても取材。国よって違う方眼ノートを写真入りで紹介していて、パズルを切り口に見えてくる文具の世界が新鮮。
A5判24P

キオクの方法i ー沖縄「島うた」の成立を中心に

キオクの方法i

講座オフノート vol.1「キオクの方法i ー沖縄「島うた」の成立を中心に」¥630

 篠田昌巳、ちんどん、瞽女うたの杉本キクイ、島うた…など日本の音や声をリリースしてきたオフノートレーベル。その名の通りに記譜からもれてしまうものを大切にし、敢えて音楽について語ることを避けてきたプロデューサー神谷一義氏が、”音楽が売れない”と言われる今日、ようやく音楽が〈商品〉の役割から解放され、本来の〈表現〉になりうると、いまこそ音楽や、音楽とともにある生き方を語ろうと講座を開始!
 この冊子は、2009年4月25日に豊島区民センターで開かれた、新潟大学教授で映像社会学の原田健一氏を司会にした講座に、これに関連する原田氏の寄稿「村(シマ)の中の里国隆」「里国隆のうたを聴きに行った頃ー竹中労と島うたのこどもー」や神谷一義へのインタビュー「レーベルという運動体」を付したもの。
A5判64P

界遊 03 特集:奇書「いっそあなたも奇書くなろう」

一見、文芸ミニコミだけど、様々なイベントやWEBとも連動した活動の一面でいて、冊子や文字にこだわりつつ、そこに異ジャンルとのリンクを常に意識した誌面作りが注目される界遊。この号からアートディレクターの大楠孝太郎氏が加わり、タイトルやロゴを含め表紙まわりを一新、中面ページの一部も担当し、デザインとともに中身も大胆にリニューアル!
界遊03
奇書特集では—-発表当時はスキャンダラスゆえに人目をはばかり読み次がれてきたけど、現在では一般教養としておさえておきたい寄書から、スペシャリストたちが紹介するマイ奇書までをコンパクトにまとめたています。

「奇書」にまつわるエトセトラ! 奇書50選。
コラムニスト/辛酸なめ子
文芸評論家/田中和生
妖怪研究家/湯本豪一

漫画家・吉野春秋インタビュー
『俺はまだ本気出してないだけ』を連載中の漫画家・青野 春秋の本気のインタビュー

漫読家・東方力丸、連載コラム「声に出して読みたい漫画」

宇野常寛×『とらドラ!』
現在、最も注目を集める批評家・宇野常寛による、2009年上半期を席巻したアニメ・『とらドラ!』論

「ことば」の使い方に焦点をあてる、お笑い企画 ゲスト:リトレイン

様々なカルチャーを独自の視点から見つめる、ライター/編集者・速水健朗による『きかんしゃトーマス論』

MMCU×界遊連動新企画「TOMARTO/東京藝術家族」
第一話公開 新形態ウェブマガジンを先行公開
界遊の公式サイトも手がけるウェブデザインユニットMMCUの新しいプロジェクトの紹介。

B5判126P

石川次郎『GIRO』

 自費出版本で、久々に新作を発表した石川次郎さんが、パリでのグループ展と同時期、タコシェで個展を行ないます。

 

GIRO

GIRO

 また、このふたつの展示にあわせて、次郎傑作選ともいえる漫画作品集『GIRO』をタコシェより発行します。コンピュータを使わずに緻密な線で描かれたサイケデリックな絵柄、次郎の分身とおぼしき主人公の男について姿を見せない傍観者であるもうひとりの次郎が語り、あらゆる空間に次郎が宿る、無限の次郎宇宙! 作品集とあわせて、様々な次郎作品をお楽しみください。