月別アーカイブ: 2006年12月

木村べんさんの個人出版画集

木村べん「TAN-PAN body」¥5000  A4判90Pカラー

 1978年に「薔薇族」のカバーイラストを手がけたのをきっかけに、「さぶ」「G-men」などの表紙や挿絵で活躍した木村べんさん(2003年2月没)が、生前、個人出版で作られた画集が、木村作品も収録している「日本のゲイ・エロティック・アートvol.2」の原画展にあわせて入荷しました。
 84年から97年にかけて、「さぶ」に掲載された作品の中から、作家自身のお気に入りと、読者の間で評判だった作品80作をフルカラーで収録したいます。
 TAN-PANとは短パンであると同時に、TAN(黄褐色の日焼け)+PAN(ギリシャ神話の牧羊神)つまり小麦色の牧神とイメージした造語。タイトル通りヨットやラガーシャツの似合う爽やかで精悍な男たちがいっぱい登場します。
 木村べんさんの個人事務所だったフランカーで編集発行したもので一般流通していません。
 5500円のものですが、ゲイアート展にあわせての納品で、ポストカード20枚セットとあわせての特別価格です。(カードセットは3種類の中から1種類をおつけします)
 

ゾンビTシャツ入荷!

ゾンビ映画ファンの女性、Z子さんが製作したゾンビシャツが入荷しました。
ゾンビへの愛をストレートに宣言した「アイラブゾンビ」、『バタリアン』をイメージしたという「墓場ゾンビ」、『ゾンビ』のゾンビ虐殺シーンをモチーフにした「首つりゾンビ」の3種類があります。



●ゾンビTシャツ/3000円/サイズ:youth M、S、M

玉袋筋太郎「男子のための人生のルール』

 ヤングアダルト新書“よりみちパン!セ”シリーズから、浅草キッドの玉袋筋太郎さんの単著で『男子のための人生のルール』¥1260(新書判256P)が出ました!

 
「オレは浅草キッドという漫才コンビの玉袋筋太郎って名前の男。変な名前だろ? 玉袋ってキンタマのことだよ。こんな変な芸名を師匠のビートたけしにつけてもらって喜んで生きている男だ」なんていう自己紹介にはじまり、仕事に家庭と、いろいろ背負いこんだ中学27年生という先輩の立場から男子に向けて熱いメッセージを送る。
 大都会JUKUで育ち、芸人としてストリップ劇場から芸能界に漕ぎ出した玉袋さんが、体で覚えた生きる知恵(銭湯は誰もがムキ身でいる教習所)(たとえ、実物は包茎であったとしても、ココロの包茎こそ、根元までむけ!)が語られ、たとえこそ下に下にと向かいがちだが、誇り高く笑って生きる力がわいてきます。
 中学生はもちろん、中学20年生も30年生40年生にも、女子にもおすすめです。

早見純さんの描きおろしイラスト週末に出ます

「血まみれ天使』「変態少年 純の幸福な日々』など、醜く卑屈な男(ご本人がモデル)の鬱憤とエロスが爆発・暴走するスプラッタ・エロ劇画の最高峰!早見純先生が描きおろすイラストが今週末から店頭で御覧になれます。(ちょうどゲイアートの展示と一緒になりますが…)
 鉛筆と絵の具で描かれたB4サイズの女性画です。鉛筆によって細密に描かれた陰影の一筆一筆に純先生の怨念が刻まれているよう…。


掲載イラストは部分になります。各¥15750