書籍」カテゴリーアーカイブ

まるまる一冊”苔”です! 田中美穂「苔とあるく」

田中美穂「苔とあるく」(wave出版) ¥1680

 本と猫と苔をこよなく愛し、倉敷で古本屋蟲文庫を営む田中美穂さん。タコシェにも、苔の標本と苔マップ、苔写真やルーペを詰め合わせた苔袋というユニークな商品を納品してくれるほど、苔好きな彼女が、ついに苔の本を出しました。
 専門家とは違った、あくまでも在野の愛好家の視点で、苔にどう近づいておつきあいしてゆくか、彼女が撮った写真や標本、道具などなどとともに、やさしい口調で語っています。ともすれば見落としがちな、足下や小さな隙間にひっそり存在する小さな存在を見守る優しい視点がそのまま伝わるような、読んでいるだけでココロ暖まる本です。
 またお仕事がら、折に触れて苔に言及した文学作品なども登場し、その寄り道もまた楽しいのです。かわいいピンクのあたたかなカバー、それをめくると、モスグリーンの本体、そしてカバーの裏はなんと一面の苔の写真&苔みたいにフカフカビロード状の猫手! そんな心憎い工夫もまた楽しく、苔っていいじゃん、本ってすてきじゃない、てな気分にさせてくれます。
 挿絵は浅生ハルミンさん。また苔つながりでミュージシャンの工藤冬里・工藤礼子両氏が登場するなど、苔を通して広がる田中美穂ワールドがまた愉快です。どうぞ現物を手にとってそのステキさを御覧ください。
A5判変型 136P

フランス版ミュータント花子、スロコンブさんの赤軍もの再入荷しました

Romain Slocombe『PRISONNIERE DE L’ARMEE ROUGE』¥2625

 包帯やギブスを巻いた女性に萌えるスロコンブさんが、赤軍に誘拐された日本人令嬢フジ子の受難を描いたエロティックな絵物語です。
 緊縛&拷問シーンの連続ですが、微妙に間違った日本語などが使われていてユーモラスな味わいがあります。1000部限定
150×210 64P
会田誠『ミュータント花子』Makoto AIDA 『MUTANT HANAKO』¥3360

日本版の「ミュータント花子」はモノクロでしたが、こちらはオールカラー・バージョン。巻末では会田誠の主要な作品をカラーで紹介しています。
A5判 88P

お得な特価本が入荷

特価本がいろいろ入荷しました。
写真や図版が豊富な本をお手頃価格でお楽しみいただけます—-。

●大高宏雄「仁義なき映画列伝」¥1680のところ¥798
60年代から70年代にかけての東映任侠映画・ヤクザ映画の総括。深作欣二監督インタビューも 掲載。
●ダイディ・フォン・シェーヴェン、アンゲリカ・タッシェン「エキセントリック・スタイル」¥1313のところ¥525
ガウディやエッシャーのようなんだけども、よくわからない情熱に突き動かされて俺流テーマパークを創ってしまった世界各地の無名アーティストたちの作品集。(一般にはアウトサーダーアートと呼ばれる…)。シュヴァルさんの石や貝の家はもちろん、身近な安ピカ品、廃物をも使った環境芸術や、デコトラもびっくりタイヤにまでペインティングしてある車などなど、濃厚な作品揃い。
●「死体のある光景」¥2100のところ¥1260
殺人捜査刑事が個人鑑賞用に収集した膨大な「死体のある光景」のスクラップを残して死んだ–その衝撃の殺人死体写真集。
●「デスアクシデント」¥2100のところ¥1260
タイトル通り、交通事故など死亡事故現場写真です。
●佐藤明「バロックアナトミア」¥2940のところ¥1050
17〜18世紀に制作された解剖学蝋人形の博物館として知られる「ラ・スペコラ」を故・佐藤明が独自の美学で撮り下ろした異色の写真集。その幻想性と審美性に裏打ちされた死とエロティシズムの図鑑は今も眩い虹彩を放っている。トレヴィル出版当時たちまちベストセラーを記録した佐藤明写真集『バロック・アナトミア』をジャケット装にあらためた完全復刻版。
●伴田良輔「妄想秘宝館」¥1680のところを¥525
温泉、奇岩といった環境モノから、体のパーツや、ストッキング,コルセットといったフェティもの、さらには小便小僧からはり型といったオブジェまで、様々なテーマで世界各地の図版を紹介、テーマ別の小部屋を巡るような伴田流脳内秘宝館!

根本敬が熱い視線を注ぐ先にいる男たち–GUFTシリーズ

KEI 『KEI チカーノになった日本人』(三一書房)¥1575

 ステーキを食べていた女性が拉致られたりして、すっかり無法地帯化する日本。しかし時代を先取りして70年代においてすでに教師をナイフで刺し、暴走族、やくざへと道を突き進んだ男KEIさんがいた!!
 中野に生まれ阿佐ヶ谷と八王子で少年時代を過ごした中央線系のKEIさんは、族からヤクザへとお決まりの転落コースを辿りつつも、ツキに恵まれ富を築きサイパンにコンドミニアムを所有するまでに。しかしそんな有頂天の中、弟分の裏切りで、FBIのおとり捜査に捕まり、ロスなどのアメリカ刑務所で十年以上をすごすことに。しかし、ムショの中でチカーノ(メキシカンギャング)のボスとの出会ったことで、大切なことを学び人生も急旋回。
 帰国後は自らの経験を生かして、カウンセリングやイベントを行ないつつ、チカーノ系ブランドを経営し、チカーノ文化と精神を広めています。
 そんな濃ゆく濃ゆく生きる男の自伝を根本敬プロデュースで世に送り出してゆこう、というのがこのGUFTシリーズ(とりあえずこのロゴをウツボと読んでもらえれば有りがたいとのこと)。
 修羅場をくぐり抜けて来た男ならではの人生に触れてみよ!
巻末にはチカーノな名盤、ファッションスタイル、タトゥやヘアスタイルなどの紹介も。
なお、第二弾は単身でコロンビアに渡りエメラルド王となった早田英志さんが『死なない限り問題はない』で登場の予定。
四六判 240P

ついに出た決定版!「妖怪人間ベム大全」

不知火プロ編 「妖怪人間ベム大全」(双葉社) ¥1785

 39年前に放送されながら、今なお根強い人気を誇る「妖怪人間ベム」。
当時の関係者の証言、初めて公開される資料などから明らかにされた新事実が満載の決定版です!
シナリオも収録、新作の内容も網羅しています。
表紙は当時、キャラクターデザインを担当した若林忠生氏による完全書き下ろし。
A5判 190P