書籍」カテゴリーアーカイブ

山本タカト「幻色のぞき窓」

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山本タカト「幻色のぞき窓」(芸術新聞社)¥3465

故・草森紳一らの企画で芸術新聞社のwebに連載した随筆をまとめた一冊。絵を描く合間に、鎌倉あたりを気紛れに散歩をしながら見た事や思いついたことを写真と文章で綴る。作品の中に出てきそうな樹木の根本の木肌、死肉をついばむカラスなどの写真から作家の興味や嗜好が伝わってきます。また(主に)2000年以降の作品の図版が内容にあわせて多数構成されており、鉛筆の下書きや創作中の手元の写真なども多数加わり、ファンにとっては創作の裏側を覗く楽しみがあると同時に、入門書やガイドブックとしてもいけます! ハードカバーの表紙にはタイトル通りのぞき窓がついて美しい造本になっています。

212×156 160P

Jupitter Larsen (Haters)のCDブック「Saccages」など

スイスのローザンヌでLuusanne underground film & music festival(略してLUFF)を運営しているメンバーがライブ上映会のために来日中ですが、毎年、彼らが秋のフェスティヴァルにあわせて年一のペースで編集している少部数(500くらい)のCDブックが入りました。

saccages

GX Jupitter Larsen textes 1970-2009  Saccages  ¥3500

79年から、カリフォルニアで活動するHatersの創設者GX Jupitter Larsen。そのフィクション、ノンフィクションの中から選んだテキスト集。付属のCDもこの本のために特別に作られたもの。147×212 192P

2009年のローザンヌのフェスティバルでのHatersパフォーマンスはこちら。

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Zbigniew Karkowski 「Physiques sonores」¥3000

ポーランド出身で、スウェーデン、オランダなどで音楽を学び、フランスではヤニス・クセナキスの下で学んだカルコフスキーは、94年から東京に拠点を移し、ノイズシーンでパフォーマンスを展開。その音やパフォーマンスに関するインタビューやテキストをまとめたもの。カルコフスキー自身とパーカッショニストのDaniel BuessによるCDつき。147×212 112P

Stéphane Blanquet「La vénéneuse aux deux éperons」

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Stéphane Blanquet「La vénéneuse aux deux éperons」(Editions Cornélius) ¥3150

「幸福の花束」「La Nouvelle aux Pis」に続く影絵物語で、テキストのない無言劇場。主人公の娘が、森に行くたびに、幻想の扉が開かれ、グロテスクな現実や性の目覚めと交錯し、白と黒の世界が虚実表裏一体をそのまま表現した不可思議な世界につれてゆかれます…。19センチ×26センチ 216P

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トレヴァー・ブラウンも自らのブログで影絵劇場ともいえる、この本とLa nouvelle aux pisを紹介。these two books were the most longed for and snapped up today – graphic novels told entirely without words and in silhouette – the books are also tactile delights with thick pages and recycled paper feelと言っています。

なお、今週末4月10日(土)午後3時より、タコシェにて、ステファン・ブランケのサイン会を行ないます。ブランケの出版ユニットUnited Dead Artistsから本を出している市場大介さんもゲストで参加の予定です。

天久聖一「味写入門」、味わい深く売れています

誰にでもある失敗写真を単なる失敗で終らせずに、そこから何かを読み取る—そんな発想をする人は決して少なくないのかもしれません。

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たとえば、Thomas Leluは「Le manuel de la photo ratée」(2007年 )で、実例をあげながら失敗の種類を、トリミングの間違い、無意味なテーマ、物悲しい表情…etc. というように分析、分類してゆきます。楽しかったパーティの1シーンも、後で写真を見たら、照明の関係もあってか、どこかうら悲しさ漂う、はめを外した姿だったりして…。タイトル通り、失敗の方法のマニュアルとなっています。

ajisya

そして天久聖一は、2004年から2008年にわたり「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載した「天久聖一の味写入門」で、「知らないあいだにへんなものが写ってた!」「なぜ撮ったのかまったく意図がわからない……」といった神様のイタズラとしか思えない写真を、視点を変えて鑑賞しています。宴会場で踊る人物の手前、無表情でカラオケマイクを握る人物を宴会レポーターに見立てたり、被写体の向こうにたまたま写り込んだ人の人生に思いを馳せたり。デジカメ以前、フィルムの時代だからありえた、現像されるなり、お蔵入りしていた写真から、意図せぬドラマや人生を読みとり新たな命を与えいます。こちらは、どちらかというと味わい方にポイントを置いた、鑑賞ガイド。巻末にはかせきさいだぁ三との対談も収録しています。

178×130 128P

根本敬「豚小屋発犬小屋行き」発売!

根本敬「新装復刻版 豚小屋発犬小屋行き」(青林工藝舎)¥1785 発売!

発売は記念して、サイン本が入荷しました! 数に限りがありますので、お早めに。

これにあわせて、お手製グッズが入荷しました。お早めに。

色紙 しゃもじの亀 ¥3675 Sold out

kameshikishi

布バッグ 豚小屋しおサイケデリック ¥3360 Sold out

ハンディな保冷式のミニトートです。これからの季節、ビールなどを入れておでかけにピッタリ。底面にまでイラストが描きこまれ、サービス満点!

totea

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totebottomtoteinside

●ビニールバッグ 豚小屋しおサイケデリック ¥2940

大容量で、軽量のたのもしいバッグです。赤青白のおしゃれなトリコロールなチェエク模様の上に根本ワールドのキャラが直に描かれています。

nemotobag