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大竹伸朗展『憶速』スペシャル・エディション

憶速 スペシャル・エディション

大竹伸朗「憶速」スペシャル・エディション(エディション・ノルト)¥5600+税

2013年7月から9月にかけて、高松市美術館で行なわれた“「記憶」の「速度」”と創作の関係性を軸にした大竹伸朗の展示のカタログ。

7セクションからなる展示構成をそのままに、7冊のサイズと造本が異なるカタログと、DVD、ポスター、資料集、インスタレーションカタログ、11アイテムが分厚いニードル・フェルトの特製ケースに入っています。
コンテンツ
A
新作映像作品『宇和島』DVD 21min
1 遠景の記憶 22p 平綴じ
2 残像ー内的露光 28p 中綴じ
3 アフリカー反響する記憶 46p 中綴じ
4 日本景ー内と外に見る景 38p 中綴じ
5 貼ー既にそこにあるものと記憶の層 38p 中綴じ
6 手製本ー身体と本 30p 平綴じ
7 スケッチブックー日常の風景 46p 平綴じ
B
インスタレーション・ビュー冊子 B5正寸 18P 中綴じ
C
テクスト・資料冊子 B5正寸 16P あじろ綴じ
D
ポスター 大竹伸朗 Shinro Ohtake: Works in Setouchi 1994-2013
E
タグ付き特別版用ケース A4変形 ニードルフェルト

デザイン:秋山伸

憶速

憶速

憶速

北村小松「火 -少年科学防諜作戦-」前編/後編

戦前は『マダムと女房』をはじめとした映画シナリオ、戦時中は戦争(協力)ものやスパイもの、戦後はユーモア小説に転じ、大衆小説家として活躍した・北村小松のSF系作品の発掘・紹介をしてきた日本初期SF映像顕彰会が今度は北村の軍事科学冒険小説を復刻。

北村小松「火 -少年科学防諜作戦- 前篇」

北村小松「火ー少年科学防諜作戦ー前編」(日本初期SF映像顕彰会)¥1429+税

北村小松が昭和16年に「少国民新聞(現在の毎日小学生新聞)」紙上で1年間連載した少年向け軍事科学冒険小説の復刻。
海野十三のような、派手なメカや超科学描写はないが、「子供の科学」レベルの科学トリックを追ううちにだんだんとスパイ追撃の冒険物になっていく手堅い愉しみがあります。
戦前の小説なので、敵の英米組織のアジトが今でいう南沙諸島(当時、新南群島=日本領)内にあったり、英米に騙されている東南アジア住民を日本側エージェントが説得する長口上が延々十数回にわたって続いたり、この時代ならではの描写が多々見受けられますが、それも含めて興味深い冒険小説。連載全323回のうち前半の山場になる181回までの内容を採録。挿絵・海洋画家、飯塚羚児の挿絵も再録、当時の少年小説世界が味わえます。

新書判216pages

北村小松「火 -少年科学防諜作戦- 後篇」

北村小松「火ー少年科学防諜作戦ー後編」(日本初期SF映像顕彰会)¥1429+税

北村小松が昭和16年に「少国民新聞(現在の毎日小学生新聞)」紙上で1年間連載した少年向け軍事科学冒険小説を飯塚羚児による連載当時の挿絵および単行本版カラーイラストとともに、物語後半である第182回から第323回の最終回までを復刻。

少年向けの科学防諜作戦作品でありながら、日中戦争4年目・英米との開戦前夜の時代の空気が伝わる作品。
この連載の終了直後に北村は二度目の海軍報道班員として南方諸島へ半年間従軍。帰国したばかりの昭和17年7月に大政翼賛会の依頼を受け“日常生活におけるスパイ防止”に関する講話「戦争と世相」を行なっている。 「火」連載当時の世相を知りうる重要な資料として、この講演内容も収録。

新書判210pages

北村小松 火 後編

ひよどり祥子「死人の声をきくがよい3 ここが地獄だ!!」

死人の声をきくがよい3

ひよどり祥子「死人の声をきくがよい3 ここが地獄だ!!」(秋田書店)¥552+税

チャンピオンRED(秋田書店)連載中のひよどり祥子先生の「死人の声をきくがよい」第3弾、ここが地獄だ!!。

いつも眠そうで存在感がない主人公の高校生・岸田純は、霊が見える特殊能力の持ち主で、怪現象ややっかい事を呼び込む霊感体質。彼が危機に巻き込まれると、幼なじみだった美人幽霊の早川さんが無言のうちに何らかのサインを出して純を助けようとする…。

3巻でも、純と彼が属するオカルト研究会の面々は、これでもかというくらいに厄難に巻きこまれます!
合宿に行けば「夜、惨殺者の夜」ばりの残虐殺人を体験、部員小泉の妹があわや幼女殺人鬼の霊の毒牙の犠牲になりかけ、純と早川さんの幼少時代に遡る都市伝説のキャラクターに追い詰められるは、純母子が地方の祭りに参加すれば血祭りにあげらるか?という絶体絶命に見舞われ…、さらにはトンネル事故、伝染病と、毎度、身体の一部が飛び散ったり、爆発が起こるハードな恐怖体験の連続。
無気力な純、無言の早川さん、美人で巨乳だけど身勝手すぎるオカルト研究会の式野会長、部員で太ったメガネの古泉という定番の三枚目キャラの連帯感のない絡みも見事です。

18.2cm×12.8cm 186pages(秋田書店)※サイン本

2013年の人気コミック

あちこちで、今年の話題作や人気作が発表される時期ですが、タコシェでは、今年どんな漫画が人気だったかを調べてみました。呪みちる「ライオンの首」、ひよどり祥子「死人に声をきくがよい2」三条友美「寄生少女」、panpanya「足摺り水族館」…と、ホラー系が多いような…? 発売月や店内イベント、入荷部数も累計に影響しているし、最近発売の注目株や密かに売れ続けている本はほかにもまだまだありますが、今年を振り返ったり、冬休みの読書の参考になれば…と。来年はどんな漫画に出会えるのかなー。

2013年の人気コミック

近藤聡乃「近藤聡乃作品集」

近藤聡乃作品集 表紙

近藤聡乃「近藤聡乃作品集」(ナナロク社)¥3600+税 サイン、イラスト入り(サイン入りは在庫なくなり次第終了となります)

1998年から2013年開催の個展出品作まで10年以上に渡る 、アニメーション、ドローイング、油彩、マンガ等、 約160点を年代順、カテゴリー別にまとめた作品集。

解説:朝吹真理子(作家)、
荒木夏実(森美術館・キュレーター)

A4判上製224pages オールカラー
装丁:寄藤文平、鈴木千佳子

近藤聡乃作品集

近藤聡乃作品集

近藤聡乃作品集

近藤聡乃作品集