ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

ロヤジンマリキ 短編集「くもりのうちに」

ロヤジンマリキ短編集「くもりのうちに」 ¥3000+tax

ロヤジンマリキによる、初の漫画作品集。
リソグラフ印刷で、漫画の効果や話法として多色刷りを使った部分もあります。

ゴミ箱、扇風機、鏡…など生活空間にあるモノの視点でみた6つの日常を描いた短篇集「今日も」。

柵がないため出入り禁止の屋上で、こっそり休憩しているうちに出会った高校生二人のつかのまの交流と別れの物語「屋上に作がなかったから」

流れや空気を壊さぬよう、いつも笑顔でいる「ぽんちゃん」

オンラインでのコミュニケーションがテーマの「KSS online2020」

対話を描く「相づち」

コロナで学生たちが姿を消した美術大学の作業スペースとベテラン警備員さんを描いた「金森さんはつくらない」。

A5判136pages カバー、帯つき

趣味の製麺 09 2021 May

趣味の製麺 09 2021 May ¥1500+tax

コロナ禍もあって、なんと2年半ぶりの発行となったアマチュア向け製麺と製麺機の総合情報誌。

今回の目玉?は、表紙と巻頭グラビアをかざる小野式製麺機3型(特大型)と、小野機械製造所の三代目インタビュー。
さらに、佐渡に伝わる製麺機を使った蕎麦を取材に出向いて、出会った”押出式”製麺機。(伸ばした麺を切るのではなく、じょうろのようにあいた穴から麺を押し出す方式)
同じ材料でも作り方で食感が全く異なる体験を通して、押し出し製麺機と、これと相性のよいレシピについて紹介します。

ほか粉と卵だけで打つモチモチしない生パスタ、究極の手作り豚骨の白濁スープと低加水極細自家製麺のベストマッチを目指す豚骨ラーメンの研究レポートを掲載。
ほか編集人・玉置標本の著書「捕まえて食べたい」とのドッキング企画で、タニシを捕まえてラーメンの出汁をとったり雑草のカラスムギを製粉して麺を作るなど実験的なレポートも収録。

イラストや漫画で、スケラッコ、まかろに、オカヤイヅミ、寺島令子、てふや食堂、川崎タカオ、かわいしのぶ、辻村哲也が寄稿。

A4判70pages

trailer zine vol.1 /vol.2

trailer zine vol.1 (loneliness books)¥1818+tax

日本で働いている韓国人作家キム・サンウと写真家ジョ・ビョンウクが、新型コロナウィルスのために母国を含む海外との行き来ができなくなった20年夏、東京でクィア・カルチャーに関わる国籍もさまざまな人々をインタビュー・撮影したものを、予告編的にコンパクトでカードにもなるzineに仕立てたもの。

クラブのステージに立つドラァグアーティスト、ゴーゴーボーイ、DJをはじめ、数年前から東京で行われたさまざまなデモに参加してきたクィアの友人23人にインタビュー。
話題は、ルッキズム、フェミニズム、コロナ禍のセックスと、さまざま。

蛇腹式になっていて、街の中や彼らの部屋で撮ったポートレートとインタビューが
裏表になっており、一枚一枚切り離すとカードになります。

登場人物は====

Kosmic Sans/コスミック・サンズ
[ドラァグパフォーマー、背景美術、グラフィックデザイナー]

Vera Strondh/ヴェラ・ストロング
[ドラァグパフォーマー、ダンサー、ゲイバー『Eagle Tokyo』スタッフ]

Michael/マイケル
[モデル]

Sugimoto Yuhei/杉本雄平 Yuhei
[ゴーゴーボーイ、テキスタイルデザイナー]

Yamaji Kazuma, DJ Crazist/山地司真 DJ Crazist
[DJ、IT企業社員]

Gabriel Soares, Labianna Joroe /ガブリエル・ソアレス、ラビアナ・ジョロー
[ドラァグパフォーマー、会社員]

Daniel /ダニエル
[K-Popダンスグループ「ホモランド」のダンサー、大学の事務職員]

Jo Ye-ji, DJ Hibi Bliss/ジョ・イェジ DJ Hibi Bliss
[DJ、歌手、IT企業会社員 ]

Shinohara Yasuyuki, DJ POIPOI/篠原泰之 DJ POIPOI
[DJ、『GQ JAPAN』ライフスタイル エディター]

PiñaNiña/ピーニャニーニャ
[ドラァグパフォーマー、ウィッグアーティスト]

Maxim/マキシム
[ドラァグパフォーマー、DJ、会社員]

Gordon Higgins/ゴードン・ヒギンス
[建築家]

175mm×130mm 30pages Jepanese / English
loneliness books



trailer zine vol.2 (loneliness books)¥1818+tax

登場人物は====

Axel Abyss/アクセル・アビス
[ポルノ俳優、監督]

Kawasaki Yoshi/カワサキ・ヨシ
[ポルノ俳優]

Ishiguro Keita, DJ 1-DRINK/石黒景太 DJ 1-DRINK
[DJ、アートディレクター、グラフィックデザイナー]

Akira the Hustler/アキラ・ザ・ハスラー
[アーティスト、ドラァグパフォーマー、元セックスワーカー]

Tasaka Daisuke, DJ TASAKA/田坂大輔 DJ TASAKA
[DJ、会社員]

Araki Jun, Madame Bonjour JohnJ /荒木順 マダム ボンジュール・ジャンジ
[ドラァグパフォーマー、HIV/エイズのコミュニティセンターakta 元センター長]

Hirano Taichi/平野太一
[ミュージシャン、ヘルパー、ドキュメンタリー映画監督、元セックスワーカー ]

Yagisawa Yusuke/八木澤祐介
[ハードコアパンクベーシスト、障がい者介助者]

Madoka/まどか
[DJ、アパレル]

Eri /エリ
[DJ、画家]

NAWOTO/NAWOTO
[ゴーゴーボーイ、二丁目海さくら(掃除隊)代表]

175mm×130mm 30pages Jepanese / English

vol.1とvol.2の2冊が制作されています。
*vol.1とvol.2を合わせて同時購入していただいた方には、zineの中に出てくる、DJ Hibi Bliss、DJ POIPOI、DJ Crazist、DJ TASAKA、DJ 1-DRINK、それぞれのミックスが聴けるQRコードがついた特典ポストカードをさしあげます。

少女廣告 第八號 特集「ビューティフル・オア・ダムド? “呪われた”CMを探して」

少女廣告 第八號 特集「ビューティフル・オア・ダムド? “呪われた”CMを探して」¥454+tax

商品とともに消費され、時代とともに変化する広告を掘りおこし、レビューする「少女廣告」。

第八号の特集は、事故物件的なワケありCMや都市伝説的いわくつき広告を集めた「ビューティフル・オア・ダムド? “呪われた”CMを探して」。

本来の広告の方向とは逆に受け取られてしまった広告たちの、そのワケ〜映像的に怖い、情報量の少なさや真意不明が不気味、メッセージが重すぎなど〜について掘り下げ、ちょっとまじめに死について考える広告にも触れます。

○わたしと商品 宍戸ビシャ子(吟遊詩人/野菜ソムリエ)「幻のような店で物を買うということ」
○CMコーディネート 女の子、あれもしたいこれもしたいの 東京テレメッセージに見る都会派ガールのワードローブ
○音楽とモノ:ISETAN songs collection, ジニアス/KOMEDA
○本とモノ:池谷信三郎「橋」,石川宏千花/拝啓パンクスノットデッド様
○映画とモノ:ハイメ・デ・アルミニャン「エル・ニド」

袋とじ製本になっていて、内側にも図版やテクストがあります。

A5判30pages
オーガンジーの袋に入ったものもあります

豊田道倫「キッチンにて 2」

豊田道倫「キッチンにて 2」 ¥1200+tax

大阪在住のシンガーソングライター豊田道倫がコロナ禍の間に綴った雑文10編、3ヶ月分の日記と、未発表歌詞10編を収録したzine。

「街歩きも夜遊びも出来ない世界で、歌が出来るのだろうか。
夜。
レコード、本、コーヒー、煙草、ノンアルコールビールと共に家にいる。
なんとなくパソコンのキーを叩いてた。
そんな雑文、日記、未発表歌詞を集めたZINEを作ってみた。
好きなところも、嫌いなところも、あると思う。
読んでもらうひととの間に何かが起こるはず、と思う。
久しぶりに存分にライブをやった気持ちでいる」
豊田道倫

【雑文】
西成
うどん屋
喫茶店
おもち
映画
50歳
友達
喘息
ボブ・ディラン架空インタビュー
ロック

【日記(2020年10月1日~12月31日)】

【未発表歌詞】
AV女優になれなかった
あの人が描いた絵(キム・ギドクに捧げる)
バレリーナ、バレリーナ
ある秋の一日
激しい夢
東海道線
帰ろう
アメリカで死ねたら
歌ったふり
スーパーマーケットハニー2

著者 豊田道倫
装丁 山田拓矢
編集 佐々木康陽

B6判108pages