藤村阿智「文房具」NO.1〜NO.4 各¥525


老若男女を問わず、文房具好きは多いと思いますが、そんな方たちにおすすめが、このミニコミ「文房具」。文房具屋さんはもちろん、ダイソーに行っても、無印良品を見ても、雑貨屋さんに行ってもとにかく文具、漫画を読んでも音楽を聴いても文房具が記憶にのこってしまうという文房具好きの編集人が、縦横無尽に文房具を紹介しています。
100均でネームペンをみつけたり、無印で四コマ漫画専門ノートを買い、輸入ものの曲がったものでもはかれる軟体定規やら、こち亀にまつわる文房具を集めてみたり…。特集あり、カタログ的なページがあったり、コラムがあったりと楽しい構成です。
ちょっと表紙は地味なのですが、とりあげらえれているものはユニークなので、中をぜひご覧ください。様々な角度からお手頃な文房具が次々と紹介されている、文房具愛あふれるシリーズです。
ちなみに、写真は変わり計算機のページ。筆箱になっていたり、クリップボードのクリップ部分が計算機だったり、板チョコの形をしていたり、透明なので下鴨神社を透かしてみたり…と、いろいろあるんですね!
「ミニコミ」カテゴリーアーカイブ
きのこをめぐるカルチャーマガジン きのこ 第5号 入荷
きのこ 第5号 ¥735
秋も深まり、きのこが充実するとき。
隔月刊で発行される、きのこ総合誌「きのこ」は、豊富な写真や図版できのこを紹介するほか、
きのこ好きのチチ松村さんを取材する連載があったり、和洋のきのこレシピやきのこのお菓子を紹介するほか、きのこに関する書籍やきのこがポイントになる映画紹介、きのこにまつわるクラフトやアート、学会や探索会情報、中毒レポートなども掲載されており、老若男女に楽しんでいただける内容です。
きのこに関する正しい知識がないと、楽しい野外でのバーベキュー大会も一瞬にして集団中毒の惨劇になりかねません。どうぞ、この本を手に、きのこを見て読んで食べて味わってください。
5号の内容は—-
巻頭グラビアはベニタケの仲間たち。きのこ目線で撮影されたユニークな写真がいっぱいです。
連載「チチ松村の桃源郷」では、キノコを入り口に音楽論へシフトし内容もいよいよ佳境に、「山岡シェフのきのこレッスン」ではシメジのピザやマリネ、マヨネーズ焼きを紹介、「パッパクッキング」のコーナーではちらし寿司やおひたしなど和風メニューが豊富です。
きのこの肖像ではソライロタケをとりあげていますが「イッポンシメジ・グループの中でも、とりわけはかない美しさを湛えた可憐きわまりないキノコである。(中略)小型菌ながら独自で、ファンも多い」という、マニアならではのきのこに対する愛情あふれる表現が…。
「お菓子なきのこ」では松茸をかたどった京都の名菓を探索。
ほかにも、ケルト紀行やロシアのキノコの紹介、毒キノコ事件簿など盛りだくさんです。
B5判72P
バックナンバーもそろっています
「石井輝男闘病日誌」
岩井澤健治「石井輝男闘病日誌」 A5判56P ¥600

2005年8月12日に他界した、石井輝男監督の最期の日々を、学生時代に『地獄』にスタッフとして参加したことを切っ掛けに監督のもとに出入りするようになった若者が記録したもの。
監督が肺癌で緊急入院してから、亡くなるまでの一ヶ月ほど、ほぼ毎日、見舞いや看病に通い、やりとりした会話や監督の様子を綴ったもの。
石井監督のなにげない言葉、病気が重くなり意識が遠くなりながらも現場にいるような発言をする様子などが淡々と描かれています。
筆者はいつも日記をつけていたのだが、偶然にも監督から“死を間近にした映画監督の様子を記録して本にしてみてはどうか”と言われ、没後一年の上映会やメモリアルイベントが終わった後、闘病に関する部分を冊子にした。
A5判 56P
名古屋発のくらし系冊子最新号「なごやに暮らす13」
なごやに暮らす13 ¥893 185×185 48P

イラストレーターの松尾由美さんと雑貨や古着のお店le petit marcheの店長・湯村美保子さんによる旅と物作りのユニットles deux。旅から受けたインスピレーションを元に作品を作ったり、この「なごやに暮らす」を編集・発行しています。なごやローカルのミニコミというより、身近な人・モノに注目して、暮らしを愉しくする提案やヒントを集めた冊子です。
今回の特集は洋菓子屋さんです!
有名パティシエのケーキやタルトではなく、小さい頃、お母さんに買ってもらった、卵やお粉の味がする素朴なお菓子が買える身近な洋菓子屋さんと、そのお店のかわいいリボンや包装紙を探しに街に出てみたら—-
ボンボン/モンテローサ/オランダ/トリアノン/みすず洋菓子店/ルシャポンファンといった、昭和なつくりを残すお店の外観&内観と厨房とあわせて、長いことお客様に愛されてきた名菓や包装紙やラッピングを紹介します。
お菓子の思い出コラムや洋菓子屋さんからヒントを得た手作りのレースペーパーや包装紙、洋菓子屋さん風テーブルコーディネイトもあわせて提案します。
文字をテーマにしたミニコミ「モジ便り」が登場です
モジ便り vol.1 「特集 モジと仕事」 500円(税込)A5判30Pオールカラー

「言葉になって思いをつたえたり、アートや記号になったり、モジってとってもおもしろい!」というわかけで、日本語、英語、パソコン、手書きにかかわらずモジについてのあれこれを取材して紹介する小冊子が作られました。
特集の「モジと仕事」では、ラベルやパッケージからお店のロゴまで筆文字で書き、東急ハンズでも“書ギフト”として書き文字を販売している国分佳代さんや、インテリアになる書をそれぞれにあった額装して販売しているギャラリー「carre MOJI」、広告関係のデザイナー、カリグラフィの講師に取材して、文字が書かれたりデザインされる背景を探っています。
連載ページでは、気になる人の日常の中から文字を含めてその人の趣味やセンスに触れています。活版印刷やその人がとらえらお菓子のパッケージの文字をみたり、パッケージロゴなど紹介します。

