HB vol.01 2007 summer ¥500

雑誌を作ってみたら—-の言葉をきっかけに編集人たちがコンセプトを作り、興味を持つ人物にあたり取材し、作りあげたカルチャー系zine。
同人誌…カルチャーマガジン、タウン誌…などなどの要素を持ち合わせ、雑誌作りを模索する編集人たちの様子が伝わるような。
コンテンツは—–
特集「高田馬場から考える」 駅前のビルBIG BOXの改装と、ここで30年続いてきた「古書感謝市」を軸に学生と古本の町についてを考える。「古書現世」店主・向井透史氏(再掲)らが寄稿。
ほかに、向井秀徳(ZAZENBOYS )「DRUNKEN HEARTED」、前『QJ』編集長・森山裕之インタビューなど。
A5判68P
「ミニコミ」カテゴリーアーカイブ
山口マオさんイラストの豆本
山口マオ「ビーとしい」 ¥2040
雑誌クロワッサンに2003年7月25日号から2006年2月10日号までに連載された群ようこさんの「しいちゃん日記」の挿画として描かれた山口マオさんのイラストを使った豆本。
群さんの愛猫「しい」とお隣に住む友人で女優のもたいまさこの飼い猫「ビー」をめぐるユーモアと愛情あふれる人気エッセイにあわせて、愛くるしい猫ちゃんが毎回登場します。
女王様体質の「しい」ちゃんと、ももひき猫と呼ばれる老猫「ビー」ちゃんを巡る猫と人の友情エッセイ。表紙の折り返しをめくると、それぞれの猫ちゃんの写真が出てきます。群ようこさんともたいまさこさんによる発行で、一般流通していません。
70×70 128P
パンズラビリンスのフリペvol.1でました
10月に恵比寿ガーデンシネマなどで公開予定のギレルモ・デル・トロ監督『パンズ ラビリンス』のフリペは少女ファンタジーものにもかかわらず、(艶笑マンガ「やる気まんまん」を監督した)杉作J太郎×大根仁×川勝正幸による中年ダークファンタジー鼎談や中条省平のよるエッセイなど、異色執筆陣を擁して、公開まで出続けます。川勝編集長によるステキなシリーズ全部を揃えてみるのもよいかも。
タコシェのフリペコーナーにも置いてあります!
映画についてはこちら「パンズ ラビリンス」を
STORY
1944年のスペイン内戦で父を亡くしたオフェリア。母は敵方の冷酷な独裁主義の大尉と再婚する。恐ろしい義父から逃れたいと願う彼女は、屋敷の近くで 謎めいた迷宮を見つけ出し、足を踏み入れると、迷宮の守護神“パン”が現われる。パンは「あなたは、捜し続けていた魔法の王国のプリンセスに違いない」と明かし、その真偽を確かめるため、オフェリアに3つの試練を与えるのだった。オフェリアは全く心の準備もないままに、その試練に立ち向かうことに…。
現実と空想迷宮の狭間で 3つの試練を乗り越える少女オフェリアの成長をとおして、現実と妄想、人間の強さと醜さを描いた、感涙のダークファンタジー。
てくり5「盛岡ノートをポケットに。」
盛岡発、盛岡の「ふだん」を綴る”てくり”の最新号が出ました。
てくり5「盛岡ノートをポケットに。」¥500

今回は、24歳で夭逝した立原道造が、病気療養のために1ヶ月滞在した盛岡で書いた「盛岡ノート」。永らく絶版になっていたこの本が再刊されたことをきっかけに、『京都カフェ案内」などの著者で毎月盛岡を訪れているという木村衣有子さんが、この本を読みながら69年前の道造の足跡を辿り盛岡への想いを重ねる。佐藤実による「盛岡ノート」の解説つき。
ほかには、戦後の闇市が開かれ昭和が色濃く残る”桜山”の人や暮らし、さらには盛岡のソールフード「じゃじゃ麺」にも言及。連載企画「テーブルの上の職人たち」では、手打ち蕎麦職人・さくら庵の菅原さんに50歳をすぎてからスタートした蕎麦人生を取材。
情報誌や旅行ガイドでは得られない視点と腰を据えてのインタビューで味わい深い作りになっています。
B5判36P
コミックFantasy入荷しました
コミックFantasy 10 2007夏 ¥840

ますむらひろし氏の「アタゴオル玉手箱」などの名作を生み出し、98年に休刊した季刊コミック誌「コミックFantasy」の流れをくむ私家版コミック誌(年2回創刊)。
10号目の執筆陣は
イタガキノブオ、森 雅之、田中六大、秋元なおと秋元なおと、奇観鳥、羽ワッカ、サノマサコ、小松里佳、内海敏彦、甲野 酉、三日月電波、佐藤弓生。『ファンタジー・コミック大賞』受賞の山本麻希子とりんこの作品も収録。
A5判170P
バックナンバーもあわせて入荷しました
