ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

新しい度のzine、その名も「旅と冒険」

旅と冒険 4号 04「アマゾン源流で出会った暖かい暮し」 ?350

少し前にご紹介したHBのドメスティックな世代?ではないけど、海外旅行がお手軽になっても、部屋にいながらいろいろな情報が効率的に集められれば旅に出るには及ばない…という昨今、旅へのロマンや期待感も同時に薄れているのかもしれません。
 そこで、旅と(さらに踏み込んで)冒険! ありきたりな観光旅行ではなしに、俺流のテーマを持ち”追い求める何かに向かって試行錯誤することを旅と捉え、その「人」に注目した雑誌を作りたい”ということで、記録といよりは旅の記憶にポイントをおいた体験者の手記集です。ロッククライミング、自転車旅行、ヨガ、民族舞踊、オートバイツーリング、アートなど、投稿者の得意ジャンルを通して味わった旅の経験が綴られています。ちょっと”うるるん滞在記”な感じもあり。
 この号では「アマゾン源流で出会った暖かい暮らし」というビタースゥイートな?サブタイトルでアマゾンの自然と文化を観察するためにペルーの小さな村に滞在した記録や(珍しい動物たちもいっぱい。アルマジロは食材…)、サラリーマンの世界一周ツーリング、バリ島のサバ漁、手漕ぎボートでのカスピ海横断などなど。連載も60歳すぎからの自転車旅行でアメリカ横断など、強者揃いです。
B5判58P

カルチャー系ミニコミ HB vol.2 入荷

HB vol.02 特集:ドメスティックな世代? ¥500

“雑誌を作ってみたら”の言葉をきっかけに、ジャーナリスティック×カルチャー系テイストに身近なテーマや気になる人物に取材・編集したミニコミの第二弾。
 編集人や書き手が80年代生まれの20代ということで、今回のテーマは”ドメスティックな世代?”。海外旅行が国内旅行よりも安い昨今、学生や若者の渡航は90年代後半をピークに現象傾向。海外に行けば自分が探せるってもんじゃないだろ、という達観、もしくはわざわざ行かなくてもネットから入ってくるでしょ、という現実のせい? ドメスティックと表裏の関係にある海外観を坪内祐三氏へのインタビューや、外国村考、洋楽観、メディアの中の海外、同世代の海外旅行紀や留学体験記の中から探り出し、ドメスティックな理由を考える。
 もう一つの特集は、第一の特集とも関係ある”異邦人が記した〈日本〉”。幕末から明治にかけての異邦人の紀行文や日記から失われた日本を旅する試み。
 また11月17日をもって閉店する書肆アクセスの畠中理恵子店長の生い立ちから、職歴、今にいたるまでを訊き出すインタビュー「団地妻になりたかった」を収録。本屋の店長さんの誕生から今日までというインタビューも珍しいですが、直接存じ上げている人の半生を活字で読んで知らなかった様々な過去を知るという感じが不思議です…。お話したことがなくても書肆アクセス店頭で彼女をご覧になっている方にも「え、あの人にこんな過去が…」と面白いのではないでしょうか??
 ほか各種連載記事。
B5判74P

ふきながし 3号 特集:手紙な理由

ふきながし 03 特集:手紙な理由  ¥500


 仙台の七夕飾り”ふきながし”な名前を冠したミニコミ。仙台に暮らす人たちが、地元の上等な仕事や品物をじっくり取材して紹介しています。出力したものをホチキス留めにして…という手作業製本ですが、中身は号を追うごとに充実して、かわいい手芸感覚の外見をいい意味せ裏切ってくれています!
 また、レイアウトも記事ごとに工夫されていて、ちぎり和紙をそのまま取り込んで地に敷いたり、楽しいヴィジュアル。
 今回は手紙特集ということで、手紙まわりの紙やペン、手紙の文面までいろいろと見ています。女学生版「暮らしの手帖」とでもいうfair ladyをひもといたり、古本屋さんと作家たちの間の手紙を拝見したり…、単にモノを紹介するのでなく、モノを介しての人と人の交流が垣間見れるところが愉しいのです。
<特集 手紙な理由>
仙台で唯一の紙すき家:柳生和紙工房/佐藤平治さん・すみゑさん
柳生和紙の里づくり:柳生和紙プロジェクト
(小学生に紙漉体験ワークショップを行う父母のグループ)
障害者施設での紙漉体験:探訪 まどか荒浜
活版印刷ワークションを行なう活版印刷研究会 菊池 淳さん
仙台の古書店『火星の庭」前野久美子さんが貰った手紙:岡崎武志さん/中林ういさん
手作り万年筆の大橋堂:植原榮一さん
一期一会の万年筆:万年筆コレクター:勸の季 玉川勝義さん
海を渡ってきた手紙
古道具の中の文房具
*連載 
セラピーな暮らし「ハーブリンス」
本日も私の台所から「アッシ・パルマンティエ」
おやつの時間「サバラン」
季節の布あわせ「ニット地のバッグ」
movie:森合 広
book:前野久美子
music:前沢健二
B5判28P 初回限定の柳生和紙のミニカード入り

リピーター多し。WOMEN'S DIARY「WOMAN 2008」

WOMEN’S DIARY「WOMAN 2008」¥1575


 毎年、好評でリピーターも多い、京都発のWOMEN’S DIARY2008年度版です。
 きっかけ、暮らす、つくる、はたらく、からだ、伝、遊ぶ、つきあう、 欲、破、つづくなどの月別テーマに沿ったエッセイ&イラスト、フォトが、見開き(3日〜4日分)に数本づつ掲載されていて、読み物としても楽しめるスケジュール手帳です。身近な友達との会話のような文体で思ったことを綴ったエッセイに共感やヒントがたくさん。
 特集は、月経のしくみ、妊娠と避妊、実録!敷金返還への道
 付録として月経周期表、公立女性センターリスト、DV相談支援センターリストなどが収録されています。
文庫サイズ 320P

オールスター誕生日カレンダー!!!

「オールスター誕生日カレンダー2008」¥315

 年に一度のお楽しみ! 毎年、更新されるオールスターカレンダーだけを納品してくださる方がいらっしゃるのです…。故人からアイドルまで、政治家、芸能人、スポーツ選手、文化人…様々なジャンルを網羅した絶妙な人選は、若者にも熟年にも満足いただけるはず。
 ハガキ大の月ごとのカレンダーの各日に有名人のお誕生日がひとりずつ書き込まれていて、林家ペーがいつもそばいるような感じ…。
  故・田中角栄と白木みのるさんに中川翔子さんがはさまれていたりと、誕生日カレンダーならではの顔合わせといおうかオールスター感がなんともいえません!
 ビニールケース入り。
だいたいハガキ大 13P