ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

酒とつまみ 第11号「つまみ大研究」

酒とつまみ 第11号「つまみ大研究」 ¥400

 特集の「つまみ大研究」では、酩酊しながらのつまみに関する実験と研究が展開されています。「マドラーとストローに向いてるつまみはナンだ!?」では、ポッキーからじゃがりこ、アスパラガスと様々な細長い食品をマドラーがわりに使用して相性をみます。そしてストロー編ではうまい棒まで出てきて、はたして吸えるのでしょうか??
 また「つまみのショットグラスで白州を飲んでみた!」は、魚肉ソーセージやチーズをくりぬいたお手製グラスなどが登場。
「つまみを戻して食べてみた!」では、昆布やビーフジャーキー、バナナチップのような乾燥食品を敢えて水で戻して試食しています。
 人気連載「酔客万来」のゲストは安部譲二。
「おつまみ横町」の著者・瀬尾幸子のつまみ塾では、「塩が主役の簡単・極旨つまみ」と題して、肉でも魚でも野菜でも塩加減でおつまみに変身させてしまうお手軽レシピが。
「山手線一周ガード下酩酊マラソン」も走り続けて、今回は西日暮里から池袋のガード下で飲んでいます。
A5判80P

エクス・ポ 05

エクス・ポ 05  ¥1000

 サイズやページ数は変わらず、これまでにも増して文字数を増量! 何だかわからない臨界点に向かってますます熱くなっています!(本棚やお部屋の場所をとらないコンパクトなジンです)
—コンテンツは
【スペシャルフィーチャー】
大友良英×宇川直宏対談4万字!
黒沢清(『トウキョウソナタ』)インタビューBY佐々木敦
向井秀徳(ZAZEN BOYS)インタビューBY佐々木敦
【3コママンガ】
朝倉世界一
大塚英昭(壁耳)
小田島等(「岬にて」第2回)
田中六大
中山昌亮
本秀康
横山裕一
【連載】
古川日出男「異種格闘技連続対談フルカワヒデオプラス」第5回和合亮一(詩人)
豊崎由美×仲俣暁生×佐々木敦「プロフェッショナル読者論:舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』スペシャル!」
岡田利規「チェルフィッチュ岡田利規の超口語批評」
吉田アミ&雨宮まみ「アミ&まみのお悩み相談室」
松江哲明「あんにょん由美香」
栗原裕一郎「天然無添加論壇時評ロハス」
鈴木謙介「うろ覚えの”J”ポップ時評」
福永信「福永信の、この常設がすごい!」+「福永信の、この饒舌が すごい!」
冨田明宏「アニソン〈裏〉入門」
大谷能生「さよならの言い忘れ」
青山真治「3弦と4弦の間にバスタムを」
生西康典「中心の行方」
藤井仁子「また歌うために」
円城塔「後藤さんのこと」
萩田洋文「¥OUR VOICE」
冨永昌敬「シャーリー・テンプル・ジャポン・パート7」
西島大介「西島大介の裏マンガっち」
スズキロク「アンドハニー」
宇波拓&泉智也「サナギーマン」
A4判16P

けものみち文庫1 南陀楼綾繁「積んでは崩し」

けものみち文庫1 南陀楼綾繁「積んでは崩し」  ¥1050

 新刊・古書、一般書から雑誌やミニコミ類までを探し歩き、書評を書いたり編集を手がける南陀楼綾繁さんの99年から2004年までのブックレビューやコラムをまとめたもの。
 以前にも、ミニコミ出版やフリペを発行なし、ミニコミばかりを紹介した著作も持つ経験から、若人に自費出版を奨励しながら気がつけば、自身がずいぶんと現場から遠ざかったいたことに気づき、書籍化されない原稿をまとめて10年ぶりのミニコミ発刊に至ったそう。
 けものみちとは、本棚に収容しきない本を床に積み上げているうちに、いつしか床も本で占拠され、けものみち状態になった著者の住+仕事空間(表紙の写真参照)で、このけものみちから発掘された掲載誌やパソコンに残っていた原稿により本書は構成されています。雑誌や「書評のメルマガ」に書いたものが中心ですが、掲載にあたっての訂正・加筆はほとんどなく、初稿のままのざく盛り状態とはいえ、取りあげる本のヴァリエーションには自信あり! とのこと。
(それでも、地味な名著やいぶし銀仕事に積極的に目を向けたセレクションは一癖も二癖もあり、見落としていた本に気づかされます)
A5判88P 
 

陽気幽平「首帰える/おぶさりダルマ」

陽気幽平「首帰える/おぶさりダルマ」  ¥1365

「とり小僧」に続く、貸本時代の謎の漫画家・陽気幽平の作品集第二弾です。
 墓場鬼太郎14巻に収録された「おぶさりダルマ」、河童の三平2に収録の「消えた森」、ギャグものの「首かえる」の3作品。
 森の中を彷徨ううちにフリーキーな世界に入りこんでいたり、だるまに取り憑かれたり、ばんばん首がとんだり…という派手な仕掛けも堂々巡りの方向音痴感覚のうちに、呆気なく終わる、おいてけぼり感てんこもりの、脱力系怪奇漫画です。
A5判192P

映画時代 創刊号

映画時代 創刊号 ¥500

 神代辰巳×萩原健一を特集した創刊準備号が好評だった「映画時代」の創刊号が出ました。
表紙の印象は変わりましたが、映画に対する硬派なスタンスはそのまま。
 今回は「死ぬな、殺すな! ―テロルの季節―」がテーマ。世界を変えるには暴力<テロ>しかないのか? ということで映画が描くテロルをとりあげる。
【インタビュー】
井土紀州(『ラザロ』監督)
「あらゆる場所で局地戦を展開せよ!」〜現代テロ映画『ラザロ』の監督による”希望”のアジテーション。(取材・港岳彦、佐藤洋笑)
永野絵理世(『三菱重工爆破事件〜あれから(仮)』制作中)
東アジア反日武装戦線”狼”が74年に起こした三菱重工爆破事件。その被害者を父に持つ永野監督が見つめるテロの加害者/被害者の埋めきれない溝。(取材・港岳彦)
【論考】
映画×テロ(港岳彦)
若松孝二×足立正生 映画とテロルの時代(モルモット吉田)
破壊! 破壊! 破壊! 反体制娯楽映画列伝(佐藤洋笑)
「日常の破壊」という名の幻想〜押井守とテロリズム(西村大樹)
==作品レビュー「90年代以降のテロ映画」==
『過激本番ショー 異常者たちの夜』(オギミユキ)
『マークスの山』(港岳彦)
『痴漢電車 感じるイボイボ』(鈴木由理子)
『腹腹時計』(モルモット吉田)
『凶気の桜』(仙道勇人)
『紀子の食卓』(安倍まりあ)
『相棒 劇場版』(安倍まりあ)
『ナショナル・アンセム』(わたなべりんたろう)
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【連載】
柏原寛司の日本のハードボイルドを訪ねて――検証・日本テレビ火曜9時――
映画が茶の間に殴りこみ、そして占拠した、あの時代。『大都会』、『探偵物語』など、今も語り継がれる名作アクション・ドラマが放たれた”日本テレビ火曜9時枠”を、ホスト:柏原寛司(脚本家/映画監督)と、番組ゆかりのゲストが述懐する豪華対談。
★第一回ゲスト:山口剛(『大都会』シリーズ、『大追跡』、『探偵物語』、『大激闘』などのプロデューサー)。
A5判52P
 なお創刊準備号は在庫僅少で今後の入荷予定はありません