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「ミニコミ」カテゴリーアーカイブ
堀道広「ぺっとり君」
堀道広「ぺっとり君」 ¥1050

「青春うるはし!うるし部」で知られる、うるし職人歴ありの異色の漫画家・堀道広さんが、自身のホームページ「歳時記」で発表してきた「ぺっとり君」などの作品をまとめたもの。
サザエさんなどの時代を感じさせるタッチの作品中に、携帯やメールなどを小道具にオツな味わいを出しています。かつて、タイムマシンや携帯電話を未来の夢の道具として描いていたのとは逆に、携帯が当たり前になった現代から過去を描いた逆行ファンタジー??
ご本人いわく、本棚に置いておくうちに古びてよい味わいが出てくる一冊とのことです。
B6判74P
デウスエクスマキな食堂08冬
デウスエクスマキな食堂08冬 「世田谷近代文化遺産」 ¥1000

街あるきとB級グルメをかねたロケ飯(ロケハン)ミニコミ。東京やその周辺の路地裏までを歩き、毎夏、冬にテーマごと、エリアごとの一冊にまとめあげるシリーズ「デウスエクスマキな食堂」最新号です。
今回は、駒場・池尻に残る戦争遺跡と荒玉水道道路や駒沢給水塔などの水道近代化遺産をメインに砧線廃線跡などを巡りながら、ラーメン・定食・スイーツ・惣菜パン・ピーホツ等々、世田谷B食を食べまり+浜崎橋C1〜一ノ橋・谷町JCT〜3号渋谷〜大橋ルートの首都高B食バトルもあり!
港区の芝や世田谷の三宿など、おしゃれげなエリアの意外な古建築を写真で紹介したり、世田谷の練兵場などの戦争の遺跡も多数訪れています。
B6判104P
デウスエクスマキな食堂08冬号別冊「麻布坂十三番勝負」¥500

デウスエクスマキな食堂シリーズの取材中の一地点のはずだった港区芝界隈、一ノ橋から六本木の坂巡りなどがあまりに充実していたため、本誌から離れて別冊という形でまとめた一冊。プリンタ出力を手製本したため、発行部数は少なめ、いずれオフセットで出したいとのことですが、待ちきれない人はお早めに!
閻魔坂、狸坂、狐坂、暗闇坂、潮見坂、鼬坂、狸穴坂、落合坂、稲荷坂、御組坂、道源寺坂、なだれ坂、丹波谷坂など、坂ごとに区切って古建築を紹介しつつ蕎麦などを味わう。
坂の趣きを伝えるために、1ページ全部を使って写真を掲載するなど本のレイアウトがゴージャスになっています。
それにしても、この坂の多さと、狸や狐がいっぱい出てくる地名、昔の麻布あたりはずいぶん自然があったのでしょうね。
B6判48P
SPOTTED 701 VOL.08「新春特大号」
SPOTTED 701 VOL.08「新春特大号」 ¥700

映画にまつわる不定期ゲリラzine”spotted701″が、 2009年1月31日から渋谷ユーロスペースなどで公開予定の園子温監督「愛のむきだし』にあわせて、できあがりました。今回は2009年の最初の号ということで、増ページにCD−Rもついた新春特大号です。
◎MOVIE
『片腕マシンガール』DVD発売記念グラビア:木嶋のりこ
『愛のむきだし』公開記念 園子温監督インタビュー
『ホームレスが中学生』シナリオ再録 (作:城定秀夫/挿絵:渡辺ペコ)
◎MUSIC
セカンドアルバム『さみしいだけ』発売記念 前野健太インタビュー/聞き手:深井朝子(映画『梅田優子の告白』監督)
◎PICK UP
どれい/テレクラキャノンボール2009/YOGA/PASSION/へばの/シャーリーの好色人生と転落人生/
ドキュメント・メタル・シティ/SR サイタマノラッパー/デメキング/PINK FILM FES. in KOREA 2008/
ブリュレ/ススめる!ぴあ/埋火/相対性理論/イサク/WE ARE THE PINK SCHOOL!
◎EXTRA CD-R
*前野健太『SPOTTED701のテーマ』『豆腐(Live)』『18の夏(Live)』収録
★CONTRIBUTORS
森直人/KaoRi/見汐麻衣/吉行由実/吉岡睦雄/冨永昌敬/梅澤嘉朗/田野辺尚人/森下くるみ/三坂知絵子/松江哲明/古澤健/モルモット吉田/創木希美/港岳彦/いまおかしんじ
A5判32P CD−Rつき
田房永子(若松あやの)「むだにびっくり」
田房永子(若松あやの)「むだにびっくり」 ¥525

潜入漫画レポに憧れていた筆者・田房永子さんこと若松あやのさんは、あるとき男性向けエロ本雑誌から、毎月、風俗や変態パーティに取材する仕事を受け、チャンス到来とばかりに、都内の盛り場に勇んででかけたのだが、それまで風俗とは全く縁のなかった彼女が目にしたものは、男性の性への欲望が作り出したやたら多すぎるサービスの数々であった…。
取材先に気遣い「すごいですね。素晴らしいアイデアですね」と感服してみせながら、内心(なんて無駄なものがあるんだ!)と別の意味で関心する日々。
スニーカーを履き潰し眼鏡をかけた、およそ風俗にほど遠いいでたちで、地味に店長や風俗嬢に取材をして、セクシーでかわいい女の子のキャラで潜入体験ルポを書きながら、書けない事実や内なる声が心の底にたまって空しさだけが膨らむ…。
本書は、そんなこれまで書けなかった(書く必要もなかった)「むだにびっくり」を集めた、男性誌に書けなかった風俗潜入異色ルポ。
Tシャツにジーパンという格好のまま、女王様に縛ってもらっても、Mっ気もないせいか「こんなものか…」と冷めている筆者。しかし同行の編集者や店の人への気遣いもあって、縛り吊るされた状態で「いや、すごいですね!まいったなぁ、こんな世界があるんだなぁ、いや、すごい」と稲川淳二のように振る舞う、ちょっと間抜けで異様なパフォーマンスが展開される取材現場。
そんな取材の様子を含めて、風俗の現場を描いた「むだにびっくり」は男性はもちろん、女性の方も安心して楽しくお読みいただける本です。田房さんのイラストもふんだんに盛り込まれています。
A5判96P
帯をとると、楽しいイラストが出てくるしかけになっています。
