デウスエクスマキな食堂08冬

デウスエクスマキな食堂08冬 「世田谷近代文化遺産」 ¥1000

 街あるきとB級グルメをかねたロケ飯(ロケハン)ミニコミ。東京やその周辺の路地裏までを歩き、毎夏、冬にテーマごと、エリアごとの一冊にまとめあげるシリーズ「デウスエクスマキな食堂」最新号です。
 今回は、駒場・池尻に残る戦争遺跡と荒玉水道道路や駒沢給水塔などの水道近代化遺産をメインに砧線廃線跡などを巡りながら、ラーメン・定食・スイーツ・惣菜パン・ピーホツ等々、世田谷B食を食べまり+浜崎橋C1〜一ノ橋・谷町JCT〜3号渋谷〜大橋ルートの首都高B食バトルもあり!
 港区の芝や世田谷の三宿など、おしゃれげなエリアの意外な古建築を写真で紹介したり、世田谷の練兵場などの戦争の遺跡も多数訪れています。
B6判104P
デウスエクスマキな食堂08冬号別冊「麻布坂十三番勝負」¥500

 デウスエクスマキな食堂シリーズの取材中の一地点のはずだった港区芝界隈、一ノ橋から六本木の坂巡りなどがあまりに充実していたため、本誌から離れて別冊という形でまとめた一冊。プリンタ出力を手製本したため、発行部数は少なめ、いずれオフセットで出したいとのことですが、待ちきれない人はお早めに!
 閻魔坂、狸坂、狐坂、暗闇坂、潮見坂、鼬坂、狸穴坂、落合坂、稲荷坂、御組坂、道源寺坂、なだれ坂、丹波谷坂など、坂ごとに区切って古建築を紹介しつつ蕎麦などを味わう。
 坂の趣きを伝えるために、1ページ全部を使って写真を掲載するなど本のレイアウトがゴージャスになっています。
 それにしても、この坂の多さと、狸や狐がいっぱい出てくる地名、昔の麻布あたりはずいぶん自然があったのでしょうね。
B6判48P