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SPOTTED 701 VOL.13「川本真琴」

SPOTTED70113

(画像は表紙と裏表紙を並べています)

SPOTTED 701 VOL.13「川本真琴」¥780

 映画の公開などにあわせて不定期に発行されるジン SPOTTED701が12Pの増量&表紙にPP加工(ポリプロピレンフィルムを接着して強度を増し、汚れや水気からも紙を守るツルツルなめらか加工のことです)を施し、リニューアル!

内容は—-

■MUSIC

◎INTERVIEW
川本真琴「アイラブユーって聞こえる」
聞き手:松江哲明/スチール:近藤龍人

特別対談:DAVID BOWIEたち(吉田悠樹×大久保日向×POP鈴木)
聞き手:九龍ジョー/スチール:渡辺ひろえ

◎COLUMN,REVIEW
川本真琴「音楽の世界へようこそ」(七尾旅人)
神聖かまってちゃん「友達を殺してまで」(劔樹人)
相対性理論「シンクロニシティーン」(那須千里)
豊田道倫「バイブル」(Mark)
おとぎ話「FAIRLYTALE」(Kaori)/住所不定無職「ベイビー!キミのビートルズはボク!」(伊藤真)

■MOVIES

◎特集1:R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.7
対談:ピンク映画の現在 (1)上野オークラスタッフインタビュー/(2)しじみ(女優)×切通理作(文化批評)×井佐みずほ(編集部)対談
対談:鎮西尚一の世界(宇波拓×モルモット吉田×那須千里)
インタビュー:女優・かすみ果穂(聞き手:サーモン鮭山)

◎特集2
NOT QUITE JAPANESE MOVIE 日本エクストリーム路線はこのまま消費されてしまうのか?…..text by 田野辺尚人
COLUMN:古代少女ドグちゃん/戦闘少女 血の鉄仮面伝説 etc.

◎特集3:『川の底からこんにちは』
*緊急対談「中の下」からこんにちは。 森直人(中の下映画評論家)×直井卓俊(中の下配給宣伝プロデューサー)
*インタビュー:満島ひかり (聞き手:岩田和明)

◎INTERVIEW,REVIEW,COLUMN,NEWS
『あんにょん由美香』毎日映画コンクールドキュメンタリー賞受賞/『SR サイタマノラッパー』の勢いが止まらない!/『デコトラ★ギャル奈美2』『懺悔』〜城定秀夫最新作レビューetc.

◎連載
シャーリー・テンプル・ジャポン part701(冨永昌敬×りそな)
漫画:大橋裕之『アイラブユー』

A5判44P

Witchenkare ウィッチンケア vol.01

wtk01

Witchenkare ウィッチンケア vol.01  ¥840

 タイトルのWitchenkareはKitchewareの簡単なアナグラム。身の丈に合った生活まわりの雑事に関する文章を集めるのだから…ということで思いついた誌名とのこと。

神田ぱん「ネットワークの思い出」
我妻俊樹「雨傘は雨の生徒」
藤森陽子「茶道楽の日々」
浅生ハルミン「文化祭」
友田聡「暮らしのリズム」
多田洋一「チャイムは誰が」
 写真 徳吉久
 デザイン 有北眞也

 多田洋一氏が、出版関係の仲間に声をかけて、アート、お茶、音楽etc.と、それぞれが得意分野でエッセイやフィクションを執筆しているので、身の丈といいつつ、文章量も十分あって、通りいっぺんでは終らない満腹感あり。
A5判128P

訓育研究 1号

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『訓育研究 1号』飛島武生:編集/アーケイン・パブリケーションズ:発行 ¥3500

読むスパンキング!小説中心の読み応えある活字系スパンキング専門誌が登場しました!

■ 訓育研究1号 目次
「琥珀の記憶」窓端
「私の秘密の、机お仕置き」八雲 美雪
「三人娘が駆け抜けた時代」平 牙人
「お受験騒動記」とびしま たけを
「赤尻学園 第2回」越乃 真砂・編
「お母さんの厳しいおしおき」喜多田 里史+飛島 武生
「ママはお尻を叩く(翻訳)」作者不詳
「アリソンのおしおき(翻訳)」作者不詳
「紅薔薇の逆襲 第2回」飛島 武生
「私の好きな画像 第2回」平 牙人
「海外書籍補完計画(対談)」中原 るつ+飛島 武生
「幼稚園な日々」とびしま たけを

 小説の舞台は日本であったり西洋であったり、古典的な小説から、翻訳もの、体験談的なものまで幅広い構成になっています。活字中心ですが、それぞれの内容にあわせて趣きある挿絵や写真が盛り込まれているほか、海外の専門誌を紹介するコーナーでは書影も紹介されており資料として活用できます。日本初のスパンキング専門誌「スパンキングエクスプレス」を発行した飛島武生氏による編集です。

A5判198P (零号より判型がひとまわりコンパクトになり、ページ数が約3倍に増量されました)

 風俗資料館とタコシェでのみの販売となっています。

早乙女宏美的悲壮美読本「切腹之書」

SEPPUKU1

 早乙女宏美「切腹之書 第一号」¥2100

 前書きによると、マイナリティの性癖の中でも、さらにマイナーな切腹愛好者は、20年前に全国に300人存在すると言われていましたが、他の性癖と違い、次世代が育たず愛好者の高齢化が進み、存続があやういそう。切腹は刑罰でなく、様式や精神性を備えた日本文化の一つであるという観点から、埋もれつつある切腹文化を次代に伝えるべく、切腹プレイの第一人者・早乙女宏美さんが専門誌を創刊しました。

 代表的な切腹事例、白虎隊などが登場する切腹読み物、単なる自殺の方法でなく死の美学を体現する切腹プレイの演出方法、切腹研究者で専門誌「さくら」を発行した中康弘道氏について、など切腹に関する情報が盛り込まれています。

ほかにも、
–切腹プレイに臨むにあたって、最期の食事、最期の香、望ましい季節などを想定した「最期のときに」
–早乙女宏美写真帳「影を、したいて。」
–切腹プレイ次世代を担う「颯輝インタビュー」
–江浪滋「異装願望」
A5判50P 全編書きおろし 100部限定

 

SEPPUKU2

早乙女宏美「切腹之書 第二号」¥2100

●切腹愛好之書:切腹の実例や小悦、映像作りを通して、愛好者たちが求める切腹の美学やその背景を紹介。また切腹に書かせない刀の蘊蓄、腹の切り方や介錯など作法や手順の解説などなど。
●早乙女宏美写真帳「海行かば…。」
●「女ハラキリショー史 一」かつては日劇ミュージックホールでも観ることができたという切腹ショー。ストリップ劇場の演目にこれを取り入れた早乙女宏美が、「綺譚クラブ」の観劇レポートをもとに、ハラキリショーの内容を年表形式で紹介。
●「憂国ラプソディー」三島由紀夫「憂国」を通して、男女の切腹に対する思いの違いを考え、そこから構想したショー「憂国ラプソディー」を誌上公開。
●江浪滋「異装願望」
●読者からの投稿:切腹への思い入れと真摯な気持ちが伝わってきます…。
●巻末には室井亜砂二氏による女学生の切腹を描いたイラストとテキスト
A5判58P 増ページしました

虹釜太郎 世界のスパイス部

90年代初頭に2年ほど、渋谷のマンションの一室でレコード店パリペキンレコーズを運営し、従来のカテゴリーにとらわれない音源を紹介し、その後も360°recordsを主宰し音源のプロデュースを手がける虹釜太郎。しかし、その一方で、高円寺の音楽スペース円盤の名物イベントにもなった俺流カレーの味をトーナメント制で競い合うカレー道場の立会人になるなど、自らのカレー幻想&カレー妄想を、一歩、現実に近づけた味の求道者・実践者の一面も持つ。料理に求めるのは、おいしさや栄養より、発見や刺激だと言いきる、虹釜さん。そんな超辛口、スパイシーな虹釜さんから、かねてより模索してきたワールドスパイシーフードライティング【世界のスパイス部】をついに開講するとの知らせが届きました!

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ずっと開催を模索していましたこの企画ですが、

実験的な第1期をついにスタートさせようと思います

当初はほんとに少人数のスタートからになると思いますが、その方がより充実したものになるのではと考えています、どうぞご参加ください

主催:世界のスパイス部

世界のスパイシーフードについて書く/読むことで考えていきます。「書くこと」で考えることを目的としている企画です。今後は、実際に書かずに「読む」だけでの参加もできるようにしようと考えていますが、実験的な第1期は、毎回「書くこと」でご参加ください(字数は少なくてもいいので)。第1期は既に6回のテーマを用意しています。

各回決められたテーマの世界料理・辺境料理について、またあるスパイスについて、ある”丼”について、ある調理法について、食をめぐるあるメディアについて、実際に課題文字数のテキストを書いていきながら(読むだけの人はそれでも構いません)進めていき、それについて意見を交換しながら、改めて世界食について、ワールドスパイシーフード全般について、[食映画・食文学・地域論]など関連領域について考え直す機会とします。食ライターや批評家を養成するための講座ではないので、ふだん食べているエスニックフードについてもう少し考えてみたい方や、食とスパイスに少し興味がある、知らない食の世界をもっと拡げてみたいという方も、気軽にご参加ください。

第1期申し込み締め切り:3/11

今回募集:3名     先着順

定員:6名  [既に3名申込]

参加資格:第1期6回参加できる方

会期や申し込み方法など、詳しくはブログ 虹釜太郎 パリペキンレコーズをご参照ください。

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さて、この機会にそんな虹釜さんの、作品群を紹介したいと思います!

CURRY1

虹釜太郎「カレー野獣館」 ¥350

カレーによる幻覚か、幻覚が作り出したカレーか? 虹釜太郎による12のカレーのお話を収録。

お話の中に登場するカレーは—–
第1館  冷戦の消滅
第2館  甲殻カレーの方程式
第3館  赤カレー
第4館  フローラルマグネチックカレー
第5館  飛貝カレー
第6館  カレー殻
第7館  動物臓器列車の風ビリヤニ
第8館  緑カレー
第9館  カレー琥珀
第10館 竹陀羅檻グリーンスネークカレー
第11館 焼き唐辛子カレー
第12館 盗賊御用達カレービュッフェ
—-

カレーの食べすぎで入院したときに
もうこれからはカレー食べちゃだめYO
と約束した女医さん
約束破ってごめんなさい

そして
大沢食堂のおやじさん
ありがとうございます

タイで
壮絶なる腸感を味わわせてくれた
煮込みカレーのシェフさんたち
ありがとうございます

そしてカレー野獣館で知り合った・・

おいしいと思い、不安になりもした

しかしすべては手遅れだった

いよいよこれで一巻の終わりなのだろうか (text by 虹釜太郎)
A4判14P

CURRY2

虹釜太郎「カレー野獣館 弐」 ¥350

円盤の名物イベントとなった、俺流カレーのトーナメント戦カレー道場の立会人になるなど、カレー幻想やカレー妄想を、ついに現実に近づけた虹釜太郎。
彼が日々、頭の中で調合しては煮込み熟成させるカレーたちを披露する『カレー野獣館』の第二巻が出ました。

今回のメニューは—–
第13館 デビルレッド・マンモンチキンカレー
第14話 カレー・フェロカクタス
第15館 虹彩恐膜ゴーグルカレー
第16館 マンダレータートルカレー塔
第17館 眠り摺り硝子の蜜カレー
第18館 蜂伽哩撫養
第19館 ワーカプウェーマドッグの四川カレー
第20館 ハーブ鎧
第21館 四季のワナワナライスサラダ
第22館 白黒カレーのラメラフラン
第23館 刺青アロゼカレー
第24館 眠らない漂砂サモサ
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A4判12P

PPR

PARIS-PEKING RECORDSカタログ 脱力音楽号 ¥1470

1993-1995の2年間だけ存在した Paris Peking Records【パリペキンレコーズ】の、伝説のパリペキンカタログより「脱力音楽特集」号を一部復刻。
内容は 「脱力音楽のめくるめく世界」「脱力音楽ディスクガイド」「失速する脱力音楽」。
CD-Rの付録は1993年にパリペキンレコーズで録音された、完全にアウトサイダー系の録音 ー マウシリオ・カーゲルの録音かアウトサイダーハウスでの録音かと聴き違うおそるべき当時の出口のない音響クーデター計画な音源。

PPRbooks

「パリペキンで売っている音楽本」 ¥1260

お取り扱い書籍の書肆データをタイトル以外一切省いて、虹釜太郎がレビューしまくったコピー本とおまけMIX CD-Rのセット。 —-  以下はぼく(虹釜太郎)がマンションの一室で再開した音楽本専門ショップ【パリペキンレコーズ・ブックス】に置いている音楽本である。本の紹介も店頭の手書きポップをそのまま採録しただけのものであり、ここに音楽の未来も過去も記されてあるわけでなく、ただ売っているだけである。  出版社名・著者名もないものも多数あるが、出版目録でもなんでもないただの店頭ポップの採録なので詳細は実際にお店に来て手にとって確認してほしい。古本も扱っているため、一部の書籍はネットの古本検索システム各種を通して入手できるものもある。国会図書館に所蔵していない本も多い。なお、レコードや本をまったく買わない人たち、ただ人生相談に来たり、マイクもないのにカラオケをやりにきたり、プロポーズしにきたり、突撃レポートしにきたり、轟音を響かせにきたり、微音を発生しにきたり、演奏しに来たりする非お客さんが大量にいるため、移転後はお店の場所を公開していない。関係者の紹介によっていらっしゃっていただければ歓迎いたします。しかしもうすこしでつぶれるだろう。早く来てくださいね!  ということで以下の音楽本たちを紹介 『ロコモティヴ・トイトロニカ』 『Light Cafe Terra Peta Diaries』 『テッセラクト・ミュージック』 『Battles Thuragggggers vol.1』 『アイランドワークソングのポンチャック化について』 『コンバイン・ミュージック』 『Derek Bailey Disease 』 『Swapping Breww』 『White Vampire Music』 『Black Vampire Music』 『Green Alien Music』 『アイラーと中二病』 『アンビエントリサーチ緊急レポート』 『Sculpture Piano Diving』 『スピナーブック』 『Mycenae Alpha Reprogrammation!』 『妻たちのスクラッチ』 『Cobra Variations』 (text by 虹釜太郎)  おまけMIX CD-Rつき。

ambient

「アンビエント渦」 ¥1260

STUDIO VOICEのアンビエント特集で鼎談に参加したり、HEADZのCULTURE COMPLEX SCHOOLブレインズでも『アンビエント渦』の講座を担当した虹釜太郎によるアンビエント・リサーチ叢書に関する冊子。

アンビエントを巡る問題点を緊急レポート!
アンビエント地図の亀裂
スモールミュージック
アンビエントファシズム
即興の南極
ドローンミュージック
紛争地域別アンビエントディスクカタログ
アンビエントアプリ
ポータブル エンヴァイロメンタル コンスラクション
疑似自然化と疑似環境音
デザインド・トランキリティと建築
ランダマイズ×アンビエント・・・・数々の問題。
突如廃刊した『STUDIO VOICE アンビエント特集号』で削除されたこと、触れられなかったこと、追及されなかったこと、封印されたこと、消えたキーワードを掲載。

おまけMIX CD-Rつき。

REZ

「Rezzine/WipEouT Diary」 ¥1470

『Rezzine』『ワイプアウト日記』の小冊子2種とMIX CD-Rのセット。

●『Rezzine』は、ばるぼら&虹釜太郎による2001年セガから発売されたプレイステーション2、ドリームキャスト用シューティングゲームソフト『Rez』をめぐる考察。
「このファンジンは、『Rez』が切り開いた可能性を発展的に受け止めると同時に、『Rez』の背後にある文化の血脈を解析することを目的とするが、最終的に読者を納得ではなく混乱させるつもりで作っている。とりあえずやってから読むように」(本文より)

Rezの歴史
Oval マーカス・ポップとRez
水口哲也クロニクル
Rez解禁史
音とシンクロナイゼ—ションを巡るいくつかの断層
Rezマイクロサテライト
Rez亜種『パンツァー・ランフォリンコイダエ』スカフォグナトゥス第三形態
編集後記

●『ワイプアウト日記』
コンピュータゲーム『ワイプアウト』の反重力レースゲーム日記。ゲームにあわせての音楽レビューとしても楽しめます。