早乙女宏美的悲壮美読本「切腹之書」

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 早乙女宏美「切腹之書 第一号」¥2100

 前書きによると、マイナリティの性癖の中でも、さらにマイナーな切腹愛好者は、20年前に全国に300人存在すると言われていましたが、他の性癖と違い、次世代が育たず愛好者の高齢化が進み、存続があやういそう。切腹は刑罰でなく、様式や精神性を備えた日本文化の一つであるという観点から、埋もれつつある切腹文化を次代に伝えるべく、切腹プレイの第一人者・早乙女宏美さんが専門誌を創刊しました。

 代表的な切腹事例、白虎隊などが登場する切腹読み物、単なる自殺の方法でなく死の美学を体現する切腹プレイの演出方法、切腹研究者で専門誌「さくら」を発行した中康弘道氏について、など切腹に関する情報が盛り込まれています。

ほかにも、
–切腹プレイに臨むにあたって、最期の食事、最期の香、望ましい季節などを想定した「最期のときに」
–早乙女宏美写真帳「影を、したいて。」
–切腹プレイ次世代を担う「颯輝インタビュー」
–江浪滋「異装願望」
A5判50P 全編書きおろし 100部限定

 

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早乙女宏美「切腹之書 第二号」¥2100

●切腹愛好之書:切腹の実例や小悦、映像作りを通して、愛好者たちが求める切腹の美学やその背景を紹介。また切腹に書かせない刀の蘊蓄、腹の切り方や介錯など作法や手順の解説などなど。
●早乙女宏美写真帳「海行かば…。」
●「女ハラキリショー史 一」かつては日劇ミュージックホールでも観ることができたという切腹ショー。ストリップ劇場の演目にこれを取り入れた早乙女宏美が、「綺譚クラブ」の観劇レポートをもとに、ハラキリショーの内容を年表形式で紹介。
●「憂国ラプソディー」三島由紀夫「憂国」を通して、男女の切腹に対する思いの違いを考え、そこから構想したショー「憂国ラプソディー」を誌上公開。
●江浪滋「異装願望」
●読者からの投稿:切腹への思い入れと真摯な気持ちが伝わってきます…。
●巻末には室井亜砂二氏による女学生の切腹を描いたイラストとテキスト
A5判58P 増ページしました