ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

虹釜太郎 「DUB郎」

「食」に“おいしさ”も“栄養”も要らないと豪語し、実験と辺境を追究する虹釜太郎。とはいえ、その精神がもっとも発揮されるのは予算や素材や身体的な制約のある実際の食卓よりも、彼の脳内世界、すなわちテクストの中! というわけで食の辺境と音楽の辺境のフォンダンショコラな状態!の虹釜ワールド「回転寿司」編?ダブ郎の登場です!

ダブ郎1

「DUB郎」¥1300 MIX CD-Rつき

知られざる世界の回転寿司、アンダーグラウンド回転寿司、未来の回転寿司と世界の屋台音楽についてお届けする「DUB郎」。

シリーズ第1弾は、奇妙なダブ専門レコ屋のお話&ストレンジダブCDR付録の「Zebra Dub Vol.1」全面改稿バージョン。めったに行けないダブ専門店の実態が明らかに。パラグアイダブを取り揃えるお店をはじめ、DUB郎、カシャーン、蛇ン馬裸屋、少年D、23号、アンチオカン…などのダブレコ屋が登場。A4判8P

ダブ郎2

「DUB郎2」¥1300 MIX CD-Rつき

シリーズ第2弾はタイのダブとマサラダブのお話!ワニとゴジラを勘違いしたダブ、『大阪城物語DUB』!!フローズンジャンクストリートダブ他をご報告。世界の奇妙な?ダブCDR付録。回転寿司、インド料理がお好きな方におすすめの号。A4判6P

ダブ郎3

「DUB郎3」¥1300 MIX CD-Rつき

シリーズ第3弾はDUBの刷新者にして、ひつまぶしと散らし寿司とメヒコ料理の邂逅を実現させたサン・キンチン・ドク・メカテックにはじまるルチャ寿司の戦士たちのお話! A4判6P

アーキテクチャの性体験/CONFIG Vol.1

アーキテクチャの性体験

ソシオグラフィ研究会・編「アーキテクチャの性体験」¥315

「エロ年代の想像力」だけでなく、まだまだありました。濱野智史「アーキテクチャの生態系」をもじり、表紙も完全にパクりながら、濱野智史を囲んでの座談会をメインに、ネット社会におけるエロコンテンツについて分析した、コンフィグ別冊「アーキテクチャの性体験」。
「生態系マップ」をパクった「性態系マップ」なども付し、いまやメディアとして括りきれないくらいに自動生成するエロネットワークの大海原の航海図を提示しています。

コンテンツ
『アーキテクチャの性体験』によせて
座談会:ある島国の可能〈性〉
ネットの初体験、そしてリテラシーの向上
性欲はドル箱だ!
エロタグの豊かさと貧しさ
サンプル動画の時代
身体にインストールされたMAD力
何が生態系に多様性をもたらすおんか
解離する性的欲望、幻想としての主体
ゲームとしての性とコミュニケーション
「探せ! この世のすべてのをこに置いてきた!」
性体験コラム
ガラケー/ブックガイド/妄想/TENGA
A5判32P

CONFIGvol1

CONFIG.Vol.01 INTEGRAL 「特集 メタルギアソリッド」¥630

小島秀夫によるアクションゲーム(コナミ)を特集。
このゲームのファンでなくとも理解できるよう、ゲームの概要やストーリー説明にはじまり、批評家の荻上チキとの対談や全作レビューなどを通し、熱く熱くシリーズへの思いを語る。

■目次
【特集】メタルギアソリッド
・《論考》特集「メタルギアソリッド」のためのイントロダクション 入江哲朗
・「潜友」対談 _ 荻上チキ × 入江哲朗
・メタルギアソリッドシリーズ 全作レビュー/銃器解説 /用語解説
・《論考》SNAKE, INVISIBLE 宮沢克典
・《論考》ステルスゲームの可聴域 岡村康太郎
・《論考》コントローラーデザインのゆくえ、2.0を迎えるとき 鈴野雫
・《論考》ロゴタイプから読み解くメタルギアシリーズ 廣瀬暁春
・《論考》ゲームプレイのロールプレイ 柴田洋
【特別掲載】
・ 批評の技術・技術の文学 東浩紀 × 福嶋亮大
2009年4月25日に東京大学駒場キャンパスにて開催された対談を収録した30000字越えの内容。
【INTEGRAL 特別コンテンツ】
☆巻末反省会

A5判88P

思想恥部開発委員会「エロ年代の想像力 相姦号」

思想恥部開発委員会「エロ年代の想像力 相姦号」¥1050

批評誌『アニメルカ』のアナザー・ワールドとして、18禁アニメを中心に作家・作品を論じたもの。タイトルと表紙を、〈PLANETS〉編集長で批評家の宇野常寛の著書「ゼロ年代の想像力」からパクった上で、宇野氏の推薦文を帯に掲げています。

「汚乳化、陥没乳首、ボルノ規制、ますたーべーションーー
私たちのイきる社会と、
そこから生まれるエロの想像力は何を描き、語ってきたのか。
そして、この乾いた性器で私たちはどう生きてイクべきかーー。
停滞する批評を更新する、決定的な一筆。」

内容は—-
1.【レヴュー】エロアニメの性成力
エロ年代18禁アニメレヴュー30本
(杉田u、かいん、あずまみこ、反=アニメ批評)
2.【小特集】高橋丈夫をめぐって
概論+レヴュー7本
(杉田u、かいん、死ね愛、反=アニメ批評)
3.【論考】四肢切断論——ダルマ少女その可能性の中心
(かいん)
4.【座談会】乳として考える
(杉田u×サカモト×かいん×反=アニメ批評)

B6判78P

HEDORAH/公害怪獣の映像世界・最終版

hedorah

HEDORAH/公害怪獣の映像世界・最終版 ¥2625

『ゴジラ対ヘドラ』公開より40年目になる節目の年2011年に、ヘドラをはじめとした公害怪獣に関する資料や評論、コラム、イラストなどを集大成した一冊が完成しました。公害が原因で生まれたヘドラをはじめとした怪獣たちは、その出自ゆえにメディアにとりあげられる機会も少なく、これを残念に思った映画ライターの鷲巣義明氏が公害怪獣をテーマに同人誌を企画、編集。

『ゴジラ対ヘドラ』をメインに、ヘドラ誕生の背景や経緯、そのデザインの変遷、新聞スクラップで見るメディアでのとりあげられ方、ポスター・広告・雑誌・書籍の中のヘドラ、ヘドラに関するアニメやソフビ、関連用語辞典、同時代の公害ものなどに言及。さらには国内外の公害怪獣や公害生物、『宇宙猿人ゴリ』『ノストラダムスの大予言』から『モンスター・パニック』『プロフェシー/恐怖の予言』なども紹介しています。

本書は2008年に発行したものの増補改訂版(約2倍にボリュームアップ)で、国内外の公害怪獣&公害怪人もさらに追加され、ヘドラに影響を受けた怪獣系&特撮系のデザイナーとして活躍する酉澤安施、ヘドラ・フィギュアのコレクターでロック・グループ「怒髪天」の増子直純へのインタビューも掲載。また、ピープロ作品にディープな愛情を注ぐ大月俊倫、中国の公害と特撮ヒーロー番組を絡めて深い見識を持つ中根研一、イラストライター三留まゆみ、未公開映画命の殿井君人、各氏の原稿を掲載。

執筆者・イラストレーター・取材者:印度洋一郎、大月俊倫(キングレコード)、岡武志、開田裕治、獅子ノ瞳、神武団四郎、高橋ヨシキ(「映画秘宝」誌デザイナー)、殿井君人、酉澤安施(怪獣&特撮系デザイナー)、中島あらた、中根研一、姫川敦司、マサオ、増子直純(怒髪天ボーカル)、三留まゆみ(イラストライター)、矢口誠(翻訳家)、鷲巣義明(映画文筆家)
表紙イラストは怪獣イラストの第一人者、開田裕治

B5判 328P (表紙 口絵4ページ分がカラー)

girls’ zine 「yakk 002」

yakk 002 ¥700

20代女子、Yumi、Anri、Kumi、Kisaの頭文字をとったグループyakk。ジッパーつきの透明袋に入ったzineは、4人がそれぞれメンバーにお題を出して—それに応えた素材をめいめいが作り—出題者が素材を回収し一冊のzineを編集—-できあがった4種類のzineをワンパッケージにまとめる、という流れで作成されています。

その模様を、yakkのメンバーのひとりyumiさんがアニメにしてyakkのPVを作っていました。

今回のお題は、それぞれ——

Yumi 「知らない言葉を知ったかぶり」B6判20P

ネット検索でなんでもすぐにわかる現在、でも実は知らない事だらけ…というわけで聞き慣れない言葉を選んで、メンバーにその意味や使用例、状況図などを考えてもらった。知ったかぶりはクリエイティヴ!。

Anri「プリクラ」12.5cm×12.5cm 24P

目を大きくしたり修正加筆可能なプリクラをみんなで撮って、それを素材に感想やプリクラについて語ってみる。

Kumi「冬の過ごしかた」A6判 12P

おうち編、おでかけ編、お仕事編、旅行編とそれぞれが分担して冬のすごし方のありがちな景色をイラストをまじえて綴りました。

KIsa「yakk Sings ABC」A6判24P

アルファベット順に、その文字がタイトルの頭にくる思い入れある曲を選び心象スケッチや思い出、レビューを集めました。

yakk 02

yakk02