ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

ニート専門誌 Neets「特集CDR」

Neets

ニート専門誌Neets 「特集CDR」¥1050

カッティングシートと卓上プロッターで、グラフィカルなウンコや、見慣れたロゴやマークに一手間加えて意味を全く変えたデザインのステッカーを製作するねこまんまさんが創刊したジン。タイトルNeetsはもちろん…。

特集は、先頃結成したユニット”便器グルーヴ”の相方でもある、ミュージシャンのCDR。—“小平いちブレイクコアがSICKりクる無礼講ボーイ”ことCDRくんの特集だぜよ—ということで、日常のスナップショットを彼の言葉とともにオールカラーで紹介。たとえばヨネスケをまねて大きなおしゃもじを持って郊外の住宅街を歩くCDRなど、毎日が夏休み?みたいなニートなライフスタイルを切り取り、その発想に触れる。

ねこまんま作品でもある、ステッカー2種(便器グルーヴ/Neets)つき。すてきなパッケージで。
105×130 10P


自身の作品集『芸術新潮吹-GEIJUTSU SHIN SHIOFUKI-』も再入荷しました。

俵谷哲典「七つ目の神の漂流記/ドーム」

七つ目の神の漂流記/ドーム  表紙

俵谷哲典「七つ目の神の漂流記/ドーム」¥1260

イラストレーター、ミュージシャンとして活動する俵谷哲典のお手製ジン。

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この世界で終身刑を下された囚人たち
そしてこの近所で肉野菜を栽培するかたわら「生まれ変わりの実」を育てる「島流し執行人」
嵐が丘刑務所で最も有名な刑「島流し」、別名「生まれ変わりの刑」は、この実を囚人の頭にかぶせて海に流す
流れ着いた島で実は頭脳を吸いとり、新しい生命となって生まれるという恐ろしい刑である。
物語はカタツムリ研究所が追う「7つ目の神」をめぐって繰り広げられる」
「7つ目の神」とは島流しをくらいながらも生き延びた囚人で、嵐が丘刑務所では神のような存在としてあがめられている人物だーーーーー
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といった書き出しではじまるコミック「七つ目の神の漂流記」。奇想天外なストーリーと点描や細かい線で描かれた異形の登場人物たち。

サンディエゴ出身のノイズバンクバンドThe Plot to Blow Up the Eiffel TowerのベーシストだったWilly Graves(1980-2008)に捧げる短編コミック2本を収録。

15.5cm×21.5cm
段ボールの表紙にペインティング+ステンシル 限定7部

七つ目の神の漂流記/ドーム  ドーム

七つ目の神の漂流記/ドーム  七つ目の神の漂流記

映画時代 04「特集・DEEP…DARK…東映。」

映画時代04 表紙

映画時代 04「特集・DEEP…DARK…東映。」(活檄プロデクション)¥550

前号特別編から約1年ぶりに、映画時代が出ました!

”あらゆるエモーションを封じ込む空気が蔓延る2011年。そこに一矢報いるべく、活檄プロダクションは、闘う映画ZINE=映画時代は、本特集を試みる” ということで、創刊以来、熱い血をたぎらせる?映画時代が東映を特集。巻頭言も熱いです!
「時代劇、任侠、実録、ピンキー・バイオレンス…

通史的な叙述の中で、既に評価が固まったかに見える
東映娯楽映画の一群。
だが、そこからもはみ出すような熱い昂ぶりを
俺は忘れない。
未だ語られざるままの、その昂ぶり。
鬱屈、焦燥、過剰――そして、暴走。
そんな野良犬のような、
群れからはぐれた獣のような映画が
オレは愛おしい
2011の澱んだ空気を吸わざるを得ない者たちの
「明日のために・その一」である」

【特集:DEEP…DARK…東映。】

■野獣の美学
——渡瀬恒彦と中島貞夫のためのノート(文=モルモット吉田)

※ 先ごろDVD化が実現した暴走バスパニック『狂った野獣』はじめ、70年代の東映のスクリーンを跳梁した狂犬俳優=渡瀬恒彦。その野獣ぶりを執拗にフィルムに焼き付けた中島貞夫。二人のコンビ作を現在プログラム・ピクチャーを論考すれば比翼する者のないライター・モルモット吉田が愛をこめて考察。

【ピラニア軍団×三上寛】
■このレコードを噛め!
——ピラニア軍団×三上寛(文=小林ヤスタカ)

■わたしたちの寛ちゃん
——三上寛の役者稼業(文=真魚八重子)

※東映に舞い降りた渡り鳥=不世出のシンガー・三上寛の、ミュージシャンならではの役者稼業の魅力に迫る。そして、そんな三上と伝説の東映はぐれ役者集団=ピラニア軍団が奇跡の邂逅を果たした名盤を検証。

【活劇の鬼才:野田幸男監督】

■時にはモンスターのように ——野田幸男論
(文=北里宇一郎)
■A級大作を笑い飛ばせ!! ——野田幸男監督インタビュー
(構成・文=北里宇一郎)

※東映バイオレンスの一つの極北として名高い傑作『0課の女 赤い手錠』を放った天才監督・野田幸男の生前唯一のロング・インタヴューを発掘! そのインタヴューの聞き手でもあった映像作家・北里宇一郎の本格論考と併せ、語られざる天才監督の偉業に迫る。

【伝説のバイオレンス・ドラマを巡る大鼎談】

■『大激闘 マッドポリス’80』放送30周年記念
——スーパー・トークセッション マッドポリス2010
片桐竜次×山口剛×瀬戸恒雄×杉作J太郎
(司会・構成=佐藤洋笑〔編集部〕)

※「10秒に一発撃ち、1分に一人死ぬ」をキャッチコピーにテレビの限界を超えた大戦争ドラマを見せ付けた伝説の東映テレビ映画『大激闘 マッドポリス’80』。 その放送30周年を記念し、レギュラーであった俳優・片桐竜次、プロデューサー山口剛(日本テレビ)、瀬戸恒雄(東映)、そして東映魂の伝道者・男の墓場プロダクション局長=杉作J太郎が、『大激闘』のシナリオを手がけた柏原寛司氏経営の「人形町三日月座」に集結。娯楽魂あふれる大鼎談を完全収録!

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【読みきり・短編小説】
『野獣よ、眠れ』(作=山本俊輔)

映画時代初の試み。小説デビュー作『デス・ゲーム・パーク』が、携帯配信サイトBeeTVにてドラマ化され、自身で脚本を担当するなど、注目を集める本邦アクション映画作家の新鋭=山本俊輔による書き下ろし「社会性を帯びた娯楽アクション小説」!

A5判64P

真城七子「媚薬のレシピ」

媚薬のレシピ 表紙

真城七子「媚薬のレシピ」¥1260

ヨーロッパの宮廷文化を伝える文献から、不思議な美意識を拾い出して紹介した「宮廷マダムの作法」「紳士のかつら」の真城七子さんが、古今東西の惚れ薬34品をコレクションしました。魔術、宗教、民間信仰、妄想の産物etc.を集めた小事典になっています。

かわいらしいカバーも真城さん自身のイラストをデザインしたもの。タコシェ特典で、かつて媚薬としても使われることが多かった香辛料のトランプをランダムに封入してあります。一枚一枚違った香辛料のイラストと説明(英文)がついています。トランプの枚数だけの特典で、一人一人違いますので、どのスパイスにあたるかもお楽しみに!

媚薬のレシピ おまけ

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愛はすべての人間の関心事。誘惑の技術は己の運命をも変える。かつて愛に生きた人々が自らの生と死を賭けて手にした魅惑のレシピについて…

【Menu】
リンゴ イチジク ザクロ バラ 蜂蜜 大地の血 サテュリオン ハクサンチドリ アクアエ・アマトリケス クマツヅラ イラクサ シェイクスピアの惚れ薬 マンドラゴラ 魔女の膏薬 禁断の血 ベラドンナ 聖体パン 一角獣の角 ハンガリー女王の水 カカオ ヴァニラ ハシッシュ 後宮のドロップ ヘンナ 麝香 龍涎香 カンタリデス サド侯爵のカンタリデス モンテスパン夫人の媚薬 トリュフ ポンパドゥール夫人の霊薬 トリスタンとイゾルデの惚れ薬 解毒剤 媚薬 〜Aphrodisiacs

10×18 52P

YOUNG VIETNAM「緑爆竹宮殿男/Green Firecracker Man」

緑爆竹宮殿男  パッケージ

YOUNG VIETNAM 「緑爆竹宮殿男/Green Firecracker Man」¥800

KABURITSUKIDOCRによるコラージュユニットYOUNG VIETNAMによるサイケデリックコラージュZINE+CDRの第4弾。

ポルノ雑誌や様々な印刷物の“彩度高めネタ”をハサミ、のりでサンプリング、コラージュしまくり一冊のZINEを作ってきたYOUNG VIETNAM。これまで、そのベコベコ感やトラッシュ感が印刷によってきれいな平面に落とし込まれすっきりまとまっていたが、今回は新境地に到達!?
イラスト、コラージュが変則的に様々な紙にプリントされ綴じられたZINEに、CDRとともに、紙だけでなく布切れフライヤー、シルクプリントの紙片、ステッカーなどを盛り込み、ドローングやペイントをつけ加えてシュリンク。zineとCDRは共通ですが、挟み込み素材は微妙に違ったりするので、それぞれが一点もの。ひとつひとつの素材や質感、手法まで楽しめるZINEとなっています。また、この中に入っている紙片をノートの表紙に貼ってみたりして、自分で何か作ってみても楽しそう。

A5判62P+CDR

緑爆竹宮殿男

挟みこまれたものはこんな感じ。ZINE の中もまた様々な質の紙にいくつもの手法が組み合わされています。