ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

MAINSTREAM 創刊号

MAINSTREAM創刊号

MAINSTREAM 創刊号(メインストリーム編集部)¥420

戦後民主主義教育の自由の薫陶を受け、個性や表現の自由を疑わない思想の空虚を批判しつつ、
「我々は個性の尊重の大義に甘やかされたお前らの芸術を嫌悪する。
我々は表現の自由の正義に担保されたお前らの内面を憎悪する。
我々はおまえらの芸術に放水車を差し向け、ブルドーザーで踏みにじる者たちの一味である。
我々は未だに見ぬ同志に向って呼びかける。
叫べ、破壊に次ぐ破壊の大きな仕事があるのだと。
万国のブルドーザーよ、団結せよ!」
と創刊の辞を放つ芸術誌系弾圧機構MAINSTREAM。

コンテンツは—
「『メインストリーム』の芸術イデオロギー」東野大地
「ニゥルンベルクの側に立つ者」トモサカアキノリ
「kidnap AKB48 and RAPE them」@No_001_Bitch
「反原発デモと日の丸ー素人の乱VSはてなサヨク」松平耕一
「偏在する現実感を弾圧することは可能か」田島逸郎
「複製技術時代の首都掌握計画」山本桜子
「エルンスト・ユンガーと文学の誕生」千坂恭二
「それでも何処までも正しい悪意のある世界」朧塚
「風化 WANDER」未素生児
「原発爆砕考」松山孝法
「芝居で何が出来るのか、何をするのか」眞壁良輔
「真の幸せ」古澤圭介
「双六」山本桜子

A5判24P

戎能充「中森明菜 歌姫の軌跡」

中森明菜 歌姫に軌跡1

戎能充「中森明菜 歌姫の軌跡 I 歌謡曲 最後の時代」(歌謡砦書店)¥1470

松田聖子、小泉今日子らと並ぶ、80年代を代表するアイドルとしてデビュー、その後、レコード大賞を受賞するなど歌謡界の若き女王にのぼりつめた中森明菜の80年代全作品レビュー集。
デビュー曲「スローモーション」から、レコ大受賞を経て、平成になり自殺未遂直後のアルバム「CRUISE」まで。
A5判120P

中森明菜 歌姫の軌跡2

戎能充「中森明菜 歌姫の軌跡 II 彷徨の20年」(歌謡砦書店)¥1470

松田聖子、小泉今日子らと並んで、80年代を代表するアイドルであった中森明菜は、レコード大賞を受賞し若くして歌謡界の女王に君臨するも、時代が昭和から平成に変わった89年、恋愛に行き詰まり自殺をはかるなど、突然、失墜する。その頃から2009年までの約20年の歴史を、迷走・変節期と安定・復調期と大きくふたつに分けて、全作品をレビュー。A5判152P

溺死ジャーナル503

溺死ジャーナル503 ¥1000

80年代後半、数十部の発行部数でありながら、センセーションを巻き起こしたライター松本亀吉氏による『溺死ジャーナル』。以来、不定期にライフワーク的に刊行されてきたジンの最新号が入荷しました。

表紙&グラビア 撮影:磯部成正 モデル:楫野由季
鼎談 大森靖子×岩淵弘樹×松本亀吉
対談 ミック博士×雨宮まみ「プロレスは死にそうだがAVはどうだい」
裏表紙 カンパニー松尾 (撮影:金子山)

雨宮まみ「『相棒』シリーズ全話レビュー」(対談 ミック博士×雨宮まみ)
北村早樹子「泥をはらいながら」
キングジョー「キングジョーのスペシャルDJショー『亀吉のバラード』」
粗悪ビーツ「タコイトカレーアワー」
小林賢輔「育児日記」
ヨハン・ユーベル「Children From the Universe」
松本亀吉「OZC48」「追悼 田中浩一」など

ほか、田中浩一、飯島靖之、米倉りえ、薬子、小井出麻依、雷でんでん太、ルーザー

B5判 128P(本文のみ)

奇刊クリルタイ6.0「Sex and the KHURILTAI」

奇刊クリルタイ6.0

奇刊クリルタイ6.0 「Sex and the KHURILTAI」(クリルタイ制作委員会)¥1050

これまで、非モテを核にした内容に取り組んできたクリルタイ。この前のdorjiではスポーツをテーマに、自ら伝家の宝刀?非モテを封印してみたものの、周囲では結婚や恋愛が増え、「自意識をこじらせている」を理由に、sex問題から目を逸らす年でない事を自覚し、改めて今回のテーマに取り組むことに。特集「Sex and the KHURILTAI」
【内容】
■巻頭対談
republic1963×シロクマ「非モテという生き方 結婚、子育て、ライフプラン」
■インタビュー
・能町みね子
・雨宮まみ
・手塚真輝■座談会
覆面SEX座談会!■個人原稿・企画ページ
・黒河大河の童貞の地平線
・非モテのコスト お金から見る非モテのライフプラン
・冷静に官能小説を読んでみる
・目撃!DQN
・知られざる床オナニーの危険性を世に訴える!
・据え膳喰わぬ男の言い分

【著者紹介】
雨宮まみ:おもにエロ・AVのフィールドで活躍する「今もっとも“イタ刺さる”」女子ライター。永遠の32歳。共著書に『エロの敵』(翔泳社 2006年)、『リビドー・ガールズ』(パルコ出版 2007年)他。ポット出版のサイトにて「セックスをこじらせて」を連載中。ブログ「雨宮まみの「弟よ!」」

シロクマ:オタク精神科医。「はてなダイアリー」にて人気ブログ「シロクマの屑籠」を更新しながら、livedoor「blogos」、「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)」などのネットメディア上にて情報発信を行っている。ブログ「シロクマの屑籠」

手塚真輝:ホストクラブ「Smappa!GROUP」代表。歌舞伎町でホストクラブを経営する傍ら、ホストのボランティア団体「夜鳥の界」の中心メンバーとしてホスト独自の社会貢献活動を行う。著作に『自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009年)等。ブログ「自分をあきらめるにはまだ早い」

能町みね子:エッセイスト、ライター、イラストレーター。1979年生まれ。『くすぶれ!モテない系』(ブックマン社 2007年)、『お家賃ですけど』(東京書籍 2010年)など著書多数。2011年に最新作『モテない系とドリカム層』(ブックマン社)を出版。ブログ「能町みね子のふつうにっき」

B5判100P

未来回路4.0 / 未来回路spinoff_01

未来回路4.0

未来回路4.0 拡張するソーシャル以後の世界(未来回路製作所)¥800

【巻頭エッセイ】
●「生きたい場所を見つける〜世界一周旅行からその先へ〜」長塚香織

【鼎談】
●「拡張するパーティカルチャー〜ソーシャルメディア時代の新たなシーンの作り方〜」 藤原ちから(編集者、BricolaQ主宰)×遠藤一郎(未来美術家)×齋藤桂太(渋家) 演劇、住居、アートとそれぞれの専門分野から”パーティ”をキィワードに人の集まりがパーティとなり、さらにソーシャルメディアへと広がる可能性について考える。

【対談】
●「『住む』ことを編集する〜『住み開き』と『シェア』、そのポテンシャルと未来について〜」久保田裕之(社会学者)×アサダワタル(日常編集家) 暮らしながら住まいを解放する”住み開き”なる概念を提唱したサワダワタルと社会学者の久保田裕之が、様々なアートのシェアの方法を考える。

●「ノマド化するニートとシェアハウス〜創職時代の新たなライフスタイルへ〜」 玉置沙由里(ブログ芸人、アクティヴィスト)×pha(ニート)

【インタビュー】
●「アクチュアリティの場所〜建築・演劇・書店の未来〜」 阪根正行(設計事務所→書店→工場の経歴の持ち主)
●「揺らぎに留まる〜言葉を演出する身体へ〜」 神里雄大(演出家、『作家 岡崎藝術座主宰)

【寄稿】
●「ソーシャルと呼ばない時代に向けて」 江口晋太朗(ディレクター、編集者、カメラマンetc Media Think 主宰)
●「流れるパンと流れないパン」 妖怪きのこ(きのこマイスター)
●「有線式存在束縛」 雑賀壱(小説家、批評家、哲学者)
●「京都35年」 松尾惠(ヴォイスギャラリーpfs/w)
●「未来の食卓 〜異文化としての虫食〜」 三島凜子(料理ブログ『鰊パイ互助会』会長)
●「生の語りと日本のプレカリアート運動」 カール・カッセゴール(社会学、日本学)
●「ถูกใจ!」 白石昇(言語芸人)
A5判96P

寄稿の最後に出てくる白石昇さんは在バンコク。以前にタコシェにもタイの芸人さんウドム・テーパーニットさんの本などを納品してくれていましたが、現在はお住まいの玄関先まで洪水が押し寄せている模様。そんな自身の周りも含め、バンコク都内の様子をブログ「白石昇日刊藝道馬鹿一代」で映像もまじえて日々レポート中。バンコクの実際が伝わってきます。

未来回路spinoff_01
文章系同人誌最大の展示即売会「文学フリマ」。そこに参加している編集者やライター、同人誌取り扱い書店員に取材。
いろいろな情報がネット上にあっても、例えば、それを俯瞰できるマップをA2サイズの紙媒体に整理したものを展示販売するなど、ネットや通常書店におさまらない、自分のメディアを発表する上で、大きな機能を果たしている文学フリマ。自分メディアと文学フリマの活用術や役割についてをそれぞれが語ります。

【目次】
1、「持続する同人カルチャーの水脈」 梅田径(左隣のラスプーチン)
2、「文学フリマのポテンシャルを生かすこと」 parsley(奇刊クリルタイ)
3、「棲み分ける場所としての文学フリマ」 松永英明
4、「ミニコミの過去、現在、そして模索舎の未来について」 ひ。(模索舎)
5、「紙媒体の未来を変える〜27世紀からのゲリラ部隊〜」 別冊少女パルチザン編集部
6、「文学作品を作るということ〜創作の懐胎と活字メディアについて〜」 芝浦慶一(ノンポリ天皇)
7、「ミニコミから未来を考える〜同人から会社、そしてコミューン形成へ〜(short version)」高橋文樹(破滅派)
表紙 藤代嘘
A5判48P