ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

認知新聞 第三号

認知新聞 第3号

「認知新聞 第三号」¥95+税

工藤冬里のレア音源をリリースするdependentdirectsales主宰の牧野佳世が編集する『認知新聞』。
前号から約1年ぶりの発行ですが、内容は2012年1月から2月にかけて書かれたり取材したものが殆どだそうですが、ライブの一回性や緊張感を大切に、敢えて時間を経ての修正をしなかったそうなので、一年前のライブの追体験として、ご覧ください。

ギリシア哲学といえばとっつきにくいが、要は思いがけないラストを迎える酔っぱらいたちの酒場談義にも読めるプラトンの『供宴』を舞台化した千木良悠子と柳下毅一郎の響宴トークや、その音や在り方が捉えどころのない空間現代のちゃんと質問に答えるほどに捉えどころのなインタビューなど、ライブ感あふれる内容になっています。
お財布にやさしいワンコン価格です。

内容—–
ニイマリコ(OMMヨ)「ニイノマリコの一緒に腐らす」
堀田美子「生命維持装置」
住野秋貴
下司愛(コトリパン)「キャプテンビーフ嘔吐、湿疹ロール、イーヴィルドール」
インタビュー●空間現代
対談●千木良悠子(劇団SWANNY)×柳下毅一郎(特殊翻訳家)

A3判両面印刷2ツ折り4枚

ムライ「ムチーシャアダン」

ムチーシャアダン

ムライ「ムチーシャアダン」¥315

IKKI新人賞を受賞し、単行本『路地裏第一区』も好評のムライの短編集。
香港みたいな台湾みたいな?アジアを舞台にした「たまご」をめぐる短編3本を収録。

主人公たちにとっては何でもない日常。でも、それは彼らが知らないうちにすごい奇跡がおこっていたから…。
そんな地上からちょっと離れた視点でムライが描いた物語。

「そらたま」「ムチープーシャアダン」「お礼に卵をあげよう」を収録。

A5判24pages 2013.2

そらたま

そらたま

カレー総合誌 「ガラム政宗 新春特別号2013」

ガラム政宗 新春特別号2013

「ガラム政宗 新春特別号2013」¥952+税

カレーに関する事なら、小説、レシピ、レビュー、批評、エッセイ等、
何でも掲載するカレー総合誌、ガラム政宗。
文学フリマで好評だったvol.1とvol.2を再構成し、
加筆修正した新春特別号。
遠藤賢司のカレーライスをはじめカレーを歌った楽曲について、
カレー好きウォッチング、自炊カレーと外食カレーの違いなどなど、
思いつくままにカレーを語ります。

◆1章 カレー=ガタリremix
カレーにまつわるエッセイ・小説・論考など
Gim 6「深淵に君は何を授くか」
手条萌「終わりなき日常を終らせるための、唯一幸福な方法」
小池けいこ「カレーについて私が思っている二、三の出来事」
三里豆腐屋「スパイスパンク」
(本名)(exトランシーバーおじさん)「とっても美味いなカレーライス」
GIM「愛は語り得るか」
小池けいこ「カレーについて私が思っている二、三の出来事 2」
間宮百里「暗闇から匙を伸ばせ」
手条萌「追悼と解放のためのエクスターミネーション」
たかはし☆「クロビカリ」
西出季生「スパイス・ウォー」
灰色のジアン「夏への葬送」

◆2章 カレー=レビューremix
首都圏おすすめカレー屋レビュー
カレーレビュー100
カレー店レビュー集

◆3章 カレー=マニアremix
手条萌「カレーにおいてもコピペは有効か?」
小池けいこ「インドの食感 〜インド旅行 10の覚書」
手条萌「愛はいらない 〜ゾンビの殺し方」
手条萌「海の上で夢を見ること〜都市と消費とディズニーとカレーの夢」

にわかカレーヲタ座談会
巻末 幸せを呼ぶカレー占い

A5判116pages

てくり 16「パンとごはん。」

盛岡発、盛岡やその周辺の岩手の暮らしをテーマにしたミニコミ「てくり」。盛岡で暮らし、働く編集者たちだから出会えたおもしろい人やうれしい事を紹介しています。「てくり」に限らず、震災以降、東北から発信される出版物は、日本の暮らしや在り方を考えるうえでの忘れてはならない大事な視点を気づかせてくれます。

てくり16

てくり16「パンとごはん。」(まちの編集室)¥476+税

暑い夏を終え、収穫の季節に「パンとごはん。」をテーマにすることを思い立ち、盛岡周辺のアイガモ農法の稲作農家や、2012年11月末に盛岡にオープンした地元の山里で自然に近い形で栽培されたやさい料理を提供するお店「小森komori」、玄米菜食と土地の産物にこだわった「盛岡正食普及会」のフランスパン、一見おしゃれな店構えでいながら岩手の素材を活かしたパン屋さんporte deなどを訪ねます。

健康や食の安全に関心の高い人たちに、おいしさを提供してきた岩手の生産者やお店は、震災後、顧客の放射能に対する不安が大きく、自らの意識も高い分、厳しい葛藤を抱える事に。岩手の豊かな農業や食を紹介しつつ、生産者や売り手が、無農薬や有機だけでは安全といえない今、どのように新たな課題と消費者に向き合い、安全を守ろうとしているかまで取材しています。

放射能の問題に結果や答えはまだみえませんが盛岡や岩手に根ざした雑誌が、地元に根ざした農家や売り手のそれぞれの声を伝えてくれます。
B5判38P

季刊サルビア27「クロスステッチでつくるブローチ」/26「まいにち使いたくなるふろしき」/25「サルビアの下町」

グラフィックデザイナーのセキユリヲさんが、手仕事やファブリックを調べてオリジナルグッズを作る中で発見したことを読者にお裾分けしてくれる季刊のジン「サルビア」。

サルビア27 クルスステッチ

季刊サルビア27「クロスステッチでつくるブローチ」¥476+税

スウェーデンの手仕事好きな人たちは、針と糸を使って、絵を描くように刺繍をします。いつもは絵の具や色鉛筆でつくるパターングラフィックをクロスステッチで描いてみたら…。
手刺繍でつくるブローチの作り方や糸えらびのコツ、刺繍の雑貨コレクションをはじめ、新潟の塚野刺繍さんとつくる刺繍ブローチができるまでも紹介します。
四季にあわせた刺繍パターンの実例、刺繍糸の配色パターン、小物の作りかたetc。

連載 つながりコラム 第22回 ananas press(アナナスプレス)の自由な本のかたり 守屋史世
沖縄すたこら日記 文・白井明大
A5判変型 28P

サルビア26 まいにち使いたくなるふろしき

季刊サルビア26「まいにち使いたくなるふろしき」¥476+税

ふろしきってちょっと古くさい? 自分の生活にはなじまない? 使ってみたら、荷物にあわせて、大きさを変えられるから、本当はかばんの中に、一枚いれておくとなにかと役立つすぐれもの。
京都のふろしき専門店「むす美」さんと一緒につくった、両面染めのふろしきを使って、結び方から使い方まで、ふろしきのイメージを一新する一枚の布の使い方を提案します。
まんまる結び、四角結び、ショルダーバッグ風、水筒結び、あるいは風呂敷のデザインにあわせた結び方、リメイクスカートなどのアイデアがいっぱい。

連載 つながりコラム 第21回 your wear(ユアウエア)のニットづくり 佐藤孔代
沖縄すたこら日記 文・白井明大
A5判変型 28P

サルビア25 サルビアの下町

季刊サルビア25「サルビアの下町」¥476+税

サルビアのアトリエは、東京の新しいシンボル、スカイツリーのそばにあり、浅草や隅田川の周辺は日ごとににぎわいを増しています。引っ越して2年、日々、ここで仕事をするうちに、みつけた「面白いところ」や下町ならではの「作り手の面白さやつながり」を集めました。市販のガイドブックとは少し違った切り口で下町をお楽しみください。

馬喰町マップ–老舗雑貨店「松野屋」、5年前にできた「馬喰町ART+EAT」
蔵前マップ–革小物「m+」、下町職人の手仕事グッズをプルデュースする「SyuRo」
浅草マップ–パン屋さん「粉花」、住人・木村衣有子さん

連載 つながりコラム 第20回 北川ベーカリーさんをたずねて 辻祥江
沖縄すたこら日記 文・白井明大
A5判変型 28P