ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

ルーチカ図鑑 鉱物I、II

ルーチカ図鑑 鉱物

ルーチカ図鑑 鉱物I  ¥300+税  ルーチカ図鑑鉱物II  ¥300+税

文具やグッズをプロデュースするルーチカの二人TOKOとSAYAに共通する興味対象をテーマに豆百科的に編集した小冊子シリーズ。まずは鉱物を特集。
古い博物学図鑑をイメージして博物画とその解説を掲載し、後半はルーチカワールドなコラムや創作を掲載。

第一集では、炭酸塩鉱物とハロゲン化鉱物を細密なイラストで紹介。
読み物では螢石を燃やす実験の方法、鉱物の分類の仕方について、創作などのテクストをおさめています。A6判横綴じ16pgaes

第二集では、水晶や雲母などを含む珪酸塩鉱物を細密なイラストで紹介。後半の読み物部分では水晶の成長の後を観察する方法や、振動音の聴き方、クランツ木製鉱物結晶形態模型について、創作などのテクストをおさめています。A6判横綴じ24pgaes

説明は、成分的なことだけでなく、名前の謂われや主な産地や人との関わりなど多岐に渡っているので、学術的なコトが苦手な人にもお楽しみいただけます。

ルーチカ図鑑 鉱物

地域系コミック雑誌 おかもちろう 創刊号

おかもちろう

地域系コミック雑誌「おかもちろう」(しろうべえ書房)¥500+税

地域(京都)の居酒屋に発行人しろうべえ自らがおかもちで出前する形で直販されている漫画誌「おかもちろう」。中古輪転機を安く手に入れて自家印刷で制作しているそう。

息子の雑誌創刊に会わせて、40年ぶりに絵筆ととった「しろうべえの父」による壮大な神話的漫画「ワンスワード」が巻頭を飾り、ほかには中西カツミ、Akari and Miki 、sige.、鮒池涼香、MODA YASUO、フジモトナナ子、善正大平、井口真理子、イトウハルカ、しまだなな、椿マスカット、川勝のぞみ、西武アキラ、古郡加奈子、相澤亮、須多康太、垂水秀行、ミヤケユウジ、アストロ温泉、ポン真鍋、Y、はるさん、しろうべえが執筆。

漫画が中心ですが、詩、イラスト、絵本、書、アート関連のインフォなどもあり、執筆陣のキャリアや年代もまちまち。納品もおかもちでだったので少数、追加は今度、上京するときに、ということなので、店頭販売でなくなり次第終了。自然偶発的にできたトキワ荘と呼ぶインディペンデンドな制作体制と自ら売り歩くスタイルもユニークなら、内容も寄せ集めとは一線を画したゴッタ煮的な面白さがあります。もし表紙にある木製のおかもちを持って歩いている男がいたら、しろうべえかも!

A5判230pages

昭和プロレスマガジン31「特集:怪奇レスラー総進撃」

昭和プロレス31 怪奇レスラー

昭和プロレスマガジン31「怪奇レスラー総進撃」¥952+税

■特集■ 怪奇レスイラー総進撃

昭和プロレスにこだわりながらも、インターネットを使って開催した「怪奇レスラー」人気投票に基づく特集!! 投票結果の発表と、ベスト11入りした人気レスラーたちのレビューを掲載!

Part1
決定! 怪奇レスラー ベスト11!!

Part2
怪奇レスラー大図鑑

Part3
まだいる怪奇野郎たち!

Part4
まだいる怪奇野郎たち! PART2
世界三代怪奇ギミックのフォロワーたち

Part5
怪奇物語ファンタジーを楽しむために

■特別企画■
東京12チャンネル「プロレス・アワー」放送記録
昭和45年7月~昭和46年6月 (カラー第1期)

■連載■
存とミックの人間発言所 拡大版!
ゲスト:流智美氏、コブラ氏

ねひつじのビデオ観戦記
「アントニオ猪木 VS ブルート・バーナード」

コブラのスーパー・テーマ曲列伝「TVプロレス25年史編」

B5判108pages

昭和プロレス31 裏表紙

文芸誌 APIED vol.22 ジュネ&コクトー『花のノートルダム』『恐るべき子供たち』他

apied 22 ジュネ&コクトー

APIED vol.22 ジュネ&コクトー『花のノートルダム』『恐るべき子供たち』ほか(アピエ)¥600+税

文芸作品から毎号1つのテーマを特集し、文学研究家から愛好家まで多彩な執筆者たちが”誌上読書会”のように、評論、エッセイ、創作を展開するAPIED。
今回は、ジュネとコクトーという、ある意味、贅沢な組み合わせ。
ジュネの才能をいち早く見いだし、獄中から何度も救い出したコクトー。日本でも雑誌で何度も特集が組まれているうえ、同性愛、犯罪、阿片中毒…と、スキャンダラスな実人生がしばしば取り上げられたことで、全てを読まないうちにわかった気になってしまう?二人の作家とその関係を、改めて読み返してみる試み。

【内容】
鵜飼哲「名を駆け抜けたもの」
千野帽子「コクトーとジュネの「愛の歌」、そして日本の読書。」
三浦基「寂しいパリ」
寺田操「翼をもつものたち」
金澤一志「爵位論」
砂岸あろ「ジャン・ジュネの花束」
三神恵爾「コクトーとリルケ」
一之田吉「恐るべき大人たち」
佐久間慶子「ひかがみ天使」
金城京香「Beaty←→Beast」
三浦和広「コクトーの剣」
和田ヒロミ「レンブラントの絵の具と小さな水たまり」
ドンタク J・C「「マルセーユの幻影」とJ・G「黒んぼたちー道化芝居ー」」
諸常無行「恋人の葬儀」
菅野水紀「忘却の陽」
十座海蝶子「白人が恋する黒い皮膚」
金城静穂「錯綜のリアリズム」
松本完治「『愛の歌』随想ー二人のジャンの光と闇」
山本善行「善行堂通信 人との出会い、本との出会い(5)古本屋の独り言」

表紙装画 山下陽子

22cm×13cm 80pages

堀内マーコ「嗚呼!哀愁の閉鎖病棟」(上)(下)

哀愁の閉鎖病棟

堀内マーコ「嗚呼!哀愁の閉鎖病棟」(上)(下)各¥300+税

いわゆる躁鬱の筆者が、精神科の閉鎖病棟に入院した16日間の記録を上下巻のお手製本として自ら発行。

病院から配布される、入院にあたっての注意書きや説明なども、“つっこみ”コメントを書き加えつつ掲載。入院中のメモやスケッチなどを含め、すべて筆者の手書き原稿をそのまま印刷しています。

上巻は、入院にあたっての持ち物や規則の確認、そして16日間をともにする仲間=登場人物たちの説明やフロアや部屋の見取り図、タイムテーブルなどを中心とした入門的なもの。
A5判34pages

下巻は、治療が進んできての自身の心模様と、次第に見えてきた、患者同士の関係やらドラマなどディープな観察が展開します!! そして退院後も続く?歪んだ関係の後日談も。
A5判30pages