偏頭痛「経動線ラウンド」¥500+税
ひとりサークル「偏頭痛」の初長編漫画。
「終わりの駅」は名前の通り、大事な何かが終わる場所。そして何かが終わっても、別の何かがはじまるわけでない、ただ終わる場所。何もはじまらなくても生き続けないといけない、虚無の中で傷つけたり傷つけられるだけの男女4人の不思議なお話です。
スクラッチボードに描いたような白黒が反転したような荒削りなタッチも面白い作品。(鉛筆で手描きした漫画を取り込み、ネガポジ反転させたものと元の画像との合成、加工だそうです)
偏頭痛「経動線ラウンド」¥500+税
ひとりサークル「偏頭痛」の初長編漫画。
「終わりの駅」は名前の通り、大事な何かが終わる場所。そして何かが終わっても、別の何かがはじまるわけでない、ただ終わる場所。何もはじまらなくても生き続けないといけない、虚無の中で傷つけたり傷つけられるだけの男女4人の不思議なお話です。
スクラッチボードに描いたような白黒が反転したような荒削りなタッチも面白い作品。(鉛筆で手描きした漫画を取り込み、ネガポジ反転させたものと元の画像との合成、加工だそうです)
LOCKET vol.1 ¥900+税
旅好きの23歳の若者・内田洋介が創刊した、写真とテクストとイラストのバランスが絶妙な旅雑誌。景色や物や店の紹介ではなく、世界各地の価値観に触れる旅を紹介しています。
創刊号の特集は「しあわせのありか」。
幸福のヒントを探すべく、ブータン、デンマーク、小値賀島へと旅立ち、山伏の坂本大三郎、写真家の角田明子、「せとうり暮らし」編集長の小西智都子、写真家の関健作ら人生の先輩の話に耳を傾けます。
巻末には、『空白の五マイル』『アグルーカの行方』などで知られる作家で探検家の角幡唯介のロングインタビューを掲載。
ネットなどの主語のない景色やインフォメーションから離れて、目に見えない物語へと想いをはせる一冊。
コンテンツ===
04:MANIFESTO
06:SPECIAL:特集:しあわせのありか
08:EPISODE ONE:ブータン
20:FOOD:ある山奥のいただきます
24:ARCHITECTURE:そして最後に心が残った
26:PORTRAIT:関健作:体育教師の1000日間
31:LOOKING:ひとさしに祈りを
34:PORTRAIT:坂本大三郎:うけたもう!
38:EPISODE TWO:デンマーク
46:COLUMN:ある男、コペンハーゲンにて
48:KNOWING:幸福大国を知る
51:PORTRAIT:角田明子:サンタの胸に飛び込んで
56:EPISODE THREE:小値賀島
68:ACTIVATION:離島の未来を照らすもの
70:LOOKING:逆さ地図
72:PORTRAIT:小西智都子:根っこは海とつながっている
77:NATURAL BORN STRANGER:角幡唯介
86:AFTERWARD:編集後記
■INTERVIEW
小西智都子 (ROOTS BOOKS代表、『せとうち暮らし』編集長)
坂本大三郎 (山伏・イラストレーター、『山伏と僕』)
関健作 (写真家、『ブータンの笑顔』)
角田明子 (写真家、『REGENBOGEN』)
■LONG INTERVIEW
角幡唯介 (作家・探検家、『空白の五マイル』『雪男はむこうからやって来た』『アグルーカの行方』)
Lo+ vol.0 ¥1950+税
1969年にUCLAがインターネット史上初のデータ通信を行う際に“LOGIN”と送ろうとして、「LO」まで送信したところでシステムクラッシュ。これが人類史上初のネットの初メッセージとなった。LOに続く(はずの)可能性を託した誌名Lo+は、ネットをバックグラウンドにした日本人クリエーターとそのものづくりにフォーカス。
インタビューを通して、クリエーターの背後にあるものをひもとき、ネット世界に息づく無形の思想を、書籍の形に翻訳して広めようという試みで、4人の編集者兼デザイナーがそれぞれに、クリエーターに取材して一冊の本を制作。作家ごとの世界を尊重し、ネットの構造を紙メディアに反映した、こだわりの造本の詰め合わせとなった手にとって楽しみたい贅沢なジンです。
創刊号ではucnv(ユーシーエヌブイ)、§+§(サス)、梅木和木、うえむら、インターネットおじさんの5名の
クリエーター/アーティストにインタビュー。人物ごとに異なる形の紙メディアに落とし込み、透明ケースに封入しています。
ほか、クラウドファンディング、twiter botの特集、またLO+ロゴデータやgif動画を収録したフロッピー・ディスクもついいます。
100部の小出版なのでぜひ、お早めに!!
A5変型(冊子×4, ポスター、フロッピー・ディスク)
※ucnv (ユーシーエヌブイ)
プログラマー / アーティスト。自身で開発したプログラムにより、画像や映像を破壊することで生まれる、エラーを生成するグリッチを使用した作品を発表。また、グリッチを使ったVJや映像作家として幅広く活動している。
http://www.ucnv.org/
※§✝§(サス)
§✝§(SAS=S$S=サス)とは、4人組の(あと一人いる!)、日本、東京の各地に存在し得る、そうでなければ無比のWeb1.0賞賛に関しての表現、神秘学、魔女家、宇宙真理、ニューエイジ、生物学的スピリチュアルなどの超自然現象音楽革命家などを目指すこと、宗教視界ものSFおよびサイバーパンクさえ含んでいる音楽ユニットになります。[サイバー、そしてそれ]サイバー宗教です。まだ持っておらず、遅くない速度を維持する脳の売上高が上げられます。
http://sas.yakiuchi.com/
※梅沢和木
1985年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。インターネット上にあるキャラクターの画像をコピー&ペーストし、プリントアウトしたものにまた絵具を重ねるという独特の作風で活動。pixivなどで活動しているイラストレーターや作家たちが活動する団体「カオスラウンジ」コアメンバー。
http://umelabo.info/
※うえむら
1989年生まれ。茨城大学人文学部卒。東京在住のイラストレーター。人がいままで押されたことのないツボを押すことを生きがいに、主にWebサイトやTumblr上でイラストなどを公開。現在、ボロアパート暮らし。ポケットwi-fiの微弱な電波でかろうじてインターネットと繋がっている状態。
http://uemulagirls.tumblr.com/
畸人研究30「宮間英次郎さん傘寿記念」¥1000+税
1934年三重県生まれの宮間さんは、80才を迎えてなお、横浜を拠点に、自作の帽子をかぶり繁華街を練り歩くパフォーマンスで「帽子おじさん」として親しまれ、いまやアウトサイダーアーティストとして国内外で注目されています。
オブジェが盛られた帽子、耳から下げられた金魚が泳ぐ金魚鉢、古着を利用したコスチューム。
宮間さんの活動に注目し、早くから紹介してきた畸人研究が、宮間さんの傘寿を記念して5年ぶりに本誌を発行。
宮間さんの波乱万丈のヒストリー(60才で活動をはじめる以前の謎の経歴とその後が詳しくまとめられます。驚きと希望に満ちた内容)と帽子作りの秘密、宮間さんと浅からぬ関係の都築響一、NO-MAのはたよしこ両氏や地元で活動を支える人たちからの寄稿、根本敬、タカノ綾さんの描きおこしイラストの折り込み付録、特製ポスターなど、宮間さんの最新、最深情報を盛り込んでいます。
A5判72pages
付録 根本敬 タカノ綾イラスト A4判
付録 サイトウプリント制作 宮間英次郎さん特製ポスター A3判
Witchenkare 6号 言葉いりますね¥1000+税
インディーズ文芸創作誌ウィッチンケア(キッチンウェアのアナグラム)第6号。
商業誌とは一線を画す、書き手のチャレンジや試作の場にしたいという編集方針により気鋭の学者、芸能界の若手など、編集者…と多ジャンルの才能が集まるインディーズ雑誌なのになんとも贅沢なことになってきたwitchenkare。
『はじめての福島学』などでイメージやメディアに流されずにデータや科学的な方法による民主主義と知識を提唱する開沼博、ライターとして活動する地下アイドル姫乃たま
執筆陣の顔ぶれがユニークです。
コンテンツは—
CONTENTS
仲俣暁生/1985年のセンチメンタル・ジャーニー
西森路代/壁ドンの形骸と本質
開沼 博/ゼロ年代に見てきた風景 パート2
姫乃たま/21才
武田砂鉄/キレなかったけど、キレたかもしれなかった
宇田智子/富士山
吉田亮人/写真で食っていくということ
野村佑香/今日もどこかの空の下
大澤 聡/流れさる批評たち──リサイクル編
若杉 実/マイ・ブラザー・アンド・シンガー
中野 純/つぶやかなかったこと
谷亜ヒロコ/よくテレビに出ていた私がAV女優になった理由
東間 嶺/ウィー・アー・ピーピング
小川たまか/南の島のカップル
西牟田 靖/「報い」
久保憲司/スキゾマニア
藤森陽子/バクが夢みた。
井上健一郎/路地という都市の余白
我妻俊樹/イルミネ
木村重樹/40年後の〝家出娘たち〟
諸星久美/アンバランス
大西寿男/before ──冷麺屋の夜
辻本 力/雑聴生活
友田 聡/中国「端午節」の思い出
出門みずよ/苦界前
荒木優太/人間の屑、テクストの屑
山田 慎/パンと音楽と京都はかく語りき
三浦恵美子/子供部屋の異生物たち
柳瀬博一/ぼくの「がっこう」小網代の谷
長谷川町蔵/サードウェイブ
円堂都司昭/『漂流教室』の未来と過去
かとうちあき/のようなものの実践所「お店のようなもの」
須川善行/死者と語らう悪徳について 間章『時代の未明から来たるべきものへ』「編集ノート」へのあとがき
後藤ひかり/南極の石を買った日
武田 徹/『末期の眼』から生まれる言葉
美馬亜貴子/二十一世紀鋼鉄の女
多田洋一/幻アルバム
【参加者のプロフィール】
A5判240pages