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TOmagazine 世田谷感100(上編)

TOmagazine

TOmagazine 「世田谷感100」(TOpress)¥1800+税

ハイパーローカルな東京23区ガイド“TOmagazine”が、自主レーベルからの発行に切り替わり、満を持しての世田谷特集! 駅が地下に入り駅前の景色が変った下北沢…ちょっとずつ変る世田谷散策のお供に。夏休み東京に来る前に要チェック。

【目次】
世田谷感100(上編)

● 世田谷とローカルトーク
世田谷感・概論「世田谷っぽさ」の正体をめぐって。
坪内祐三(評論家/エッセイスト)×吉田篤弘(作家/デザイナー)
構成_阿久根佐和子 写真_後藤啓太

● 世田谷とスケート
世田谷スケートパーク物語
文_竹村卓 写真_平野太呂、下屋敷和文

● 世田谷とコラージュ
東海林巨樹/大野彩芽/たかくらかずき/西舘朋央

● 世田谷とライブハウス
シモキタとライブハウスの幸福な関係
二位徳裕/カジヒデキ/角張渉/角舘健悟
文_松永良平

● 世田谷とCDショップ
「どこにも属さない」という続け方
下高井戸トラスムンド店主 浜崎伸二インタヴュー
文_竹中コウタ 写真_名越啓介

● 世田谷と駒沢公園
スチャダラパー・ANIの「今日の駒沢公園」には、何が写っているのか
文_椹木野衣 写真_ANI

● 世田谷と大宅壮一文庫
大検索時代をゆく。
文_大澤聡

● 世田谷と植草甚一
植草甚一がぼくたちに教えてくれた「たたかわない」生き方のこと
文_川上洋平

● 世田谷とお笑い
「下北沢大興行」の成功が示したものとは何か
文_九龍ジョー

● 世田谷と抜け道
難攻不落の迷宮 世田谷道路の傾向と対策

● 世田谷と松陰神社前
古びた商店ばかりだった松陰神社通り商店街に
なぜ多くの若者たちが足を運ぶようになったのか?

● 世田谷とファッション
成城
出演_加瀬亮 写真_佐内正史

● 世田谷とニコタマダム
憂鬱なるニコタマ
文_湯山玲子 写真_塩田正幸

● 世田谷と治安
世田谷の光と影 犯罪件数No.1、その実態
石井光太

● 世田谷と教育
世田谷スクール・メモリーズ
オカモトレイジ/エリイ/小宮山雄飛/☆TAKU Takahashi
イラスト_谷口菜津子

● 世田谷と坂道
岡本三丁目の坂
写真_神藤剛

● 世田谷と次世代
平成生まれ・世田谷育ち名鑑

● 世田谷とペット
ロスト・イン・ニコタマ
写真_酒航太

● 世田谷と納豆
「せんだい屋」で納豆食べくらべ

● 世田谷とパン
パンの未来は世田谷にある パンラボ池田浩明による世田谷パン論

● 世田谷とカフ
山本宇一が駒沢にバワリーキッチンを作った理由
聞き手_渋谷直角

● 世田谷と朝
世田谷観音の朝市をたずねて。

● 世田谷と定食
世田谷定食図鑑

● 世田谷とラーメン
環七ラーメン戦争となんでんかんでん亡き後の世田谷ラーメン事情
石神秀幸

● 世田谷と弁当
切り身史上、最も高貴な死のひとつ
文_平野紗季子

[世田谷感トピック]
●世田谷とキューバ●世田谷と女神像●世田谷と酵素●世田谷とギター●世田谷とガンダム●世田谷とラジオ●世田谷と北海道●世田谷とケヤキ●世田谷と名物店主●世田谷とスパイス●世田谷とLGBT●世田谷と待機児童●世田谷と三茶●世田谷としまおまほ●世田谷と倉庫●世田谷とエーダンモール●世田谷とクリエイティブ●世田谷と新店●世田谷と徳富蘆花●世田谷と招き猫●世田谷とナンバープレート●世田谷とカレー●世田谷とスイーツ●世田谷と北沢●世田谷と梅丘

[連載]
東京の群衆 写真_名越啓介/about her 稲村亜美 文_竹下ジャパン 写真_松本直也/irohaの東京探訪記 写真_森栄喜

[特別付録]
佐内正史撮り下ろし「三茶ポスター」
全14色展開

AB判 中綴じ 176pages+貼り込みポスター
7月25日発売予定:他の商品と一緒にご注文の場合、TOmagazineの発売後にあわせてのお送りとなります。

宮崎希沙「CURRY NOTE 2015」

curry note 2015

宮崎希沙「curry note 2015」¥194+税

カレー好き、zine好きで、毎年、手帳サイズのカレージンを作っているうちに、プロのデザイナーになり、昨年は5年分のcurry noteをまとめた新書判まで作ってしまった宮崎さん。そのDXも好評のうちに売り切れ、いつものフォーマットにもどったcurry noteを発行。

この1年で足を運んだカレー店の中からおすすめを紹介して、見開きの反対側のページは読んだ人がメモれるようなノートになっています。

このジンの目的は、カレーのランクづけでなく、自らのカレー体験を通し、皆さんと情報を共有し、カレーを愛すること。
所在地ほか、欧風、印度風、和風などの分類と「辛さのの唐辛子マークといった基本データ以外は、お店全体の雰囲気やメニュー構成も含めてのカレー体験や感想が中心。

カレー好きとして知られ、情報提供も増えてか、まだこんな穴場があったのか?!的なお店もあれば、ブッフェスタイル、カフェカレーといろいろの20軒。
一人でもサクッと入れるカウンター式のお店から、ディナー向きのお店など、カレーの味だけでなく、カレーを食べにゆくシチュエーションや同伴者、カレー店やお店の人にまで、カレーをとりまくすべてに暖かい目を向けて、それぞれの良さを紹介してくれているので、読むだけでハッピーになれるし、実際に足を運んで食べてみれば美味しいという具合。

巻末にはtopicと題して、イベントのカレーや、デザインしたウミネコカレーの看板やショップカードなど、イレギュラーなネタもあり。2010年、2011年,2012年、2014年、2015年版で紹介したお店リストも出ています。

表紙は蛍光イエローでタイトルとカレーイラストのスタンプがおされています。

A6判52P

curry note 2015 中身

西條冴子 人形作品集「Philtrum Philomelae」

Philtrum Philomelae

西條冴子 人形作品集「Philtrum Philomelae」¥2963+税

西條冴子による球体関節人形を、自らの演出で撮影、コラージュした作品集。
野外の木立の中、ツル植物を背景に、あるいは廃屋の中で、とロケしたり、アンティークの調度の囲まれて、アクセサリーやレース、額縁に花や蝶をあしらわれたりと、人形にあわせたひとつひとつの演出の細部まで楽しめる作品集。個人制作とは思えないような贅沢な造りで、存分に人形と人形のいる世界を表現しています。

A5判132pages オールカラー

Philtrum Philomelae

Philtrum Philomelae

Philtrum Philomelae

本と文芸のzine ぽかん 05

ぽかん 05

ぽかん 05  ¥900+税

真治彩さん(exちょうちょぼっこ)が編集・発行する小冊子+ペーパーの詰め合わせセット。本を通して出会った人たちが本や文芸をめぐるエッセイを紡いでいます。

ミニコミやZINEであれ、電子書籍であれ、提供される便利な方法や型に落とし込まれる表現が多いなか、ささやかな形でいながら、文字と余白のデザイン、大きな紙を地図のように折り畳んでの付録など紙ならではの愉しみが伝わる嬉しいシリーズです。
本文もすてきですが、編集だよりや編集後記の、本のある日常の様子も、心に沁みてきます。

【本誌】もくじ
黄のはなのさきていたるを 服部滋
とけていく記憶 佐久間文子
テレビ出演転末記 山田稔
友だちと文庫本にまつわる話 保田大介
父のチェーホフ(二)1928年、湯浅芳子 扉野良人
鳥の糞 岩阪恵子
多喜さん漫筆(五)― 学校での談義から 外村彰
めぐりあいと再会 秋葉直哉
千代田区猿楽町1-2-4(其の三) 内堀弘

15cm×15cm 68pages
コラージュ 林哲夫

【付録】
ぼくの百(一人百冊書評) 中野もえぎ

A4サイズ16pages(A1サイズ8ツ折)
コラージュ 林哲夫

【おまけ】
のんしゃらん通信 vol.3
フリーダの根、ベロニカの花 佐藤和美
お月様はいなかった 福田和美
磯野波平さんと同い年になりました… 森元暢之
ぐらぐらと椅子がゆれるので直してと花がポストに
100 万円文学館  帆布次七
旅ぎらいの旅 佐藤靖
あんしんしてくらすこと 郷田貴子

A5サイズ8pages
イラスト 西松実千代

ことばの映画館 vol.02

ことばの映画館 vol.2

ことばの映画館 vol.02 ¥370+税

職業や年齢、趣味嗜好がばらばらの映画好きたちが、映画へのあふれる想い?をそれぞれに綴った冊子。

vol.2のお題は、「映画に関わる人物を一人取りあげて書く」。

ジョニィ・ディップ、山田孝之、ファン・ジョンミン、藤純子、前田敦子、キム・ギドク、杉野希妃、イザベル・ユペール、水久保澄子、飯田蝶子、スティーブ・マーティン、ロビン・ウィリアムズ、岩井俊二、山戸結希…。
別々に書かれたテクストなのに、編集者の遊び心か? ひとつのテクストの中に出てきたワードが次のテクストを呼び寄せるような関連性がなくもなく…映画への想いとテクストの連鎖が、幸福な空間を作っています。

タトゥーが語るジョニー・デップの世界/軸のない俳優、山田孝之/ファン・ジョンミンを追いかけて/~特別寄稿~藤純子 緋牡丹お竜 賛/前田敦子の顔/魅惑の不快感-キム・ギドク/縁の人、杉野希妃/イザベル・ユペール/~特別寄稿~チョコレートガールの余白に/~特別寄稿~No choko,No life!/大器晩成型コメディアン~スティーブ・マーティン/その笑顔、永遠に。/時時刻刻の岩井俊二模様/山戸結希監督作品について思う~一瞬の花/~特別寄稿~すでに死んだひとりの女/You Are The World-リサ・ヤンと『牯嶺街少年殺人事件』/刃物を持って、皆殺せ!/アッバス・キアロスタミ/

A5判84pages