ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

スケラッコ「にぬき・ビール・デマエ またきたよ!」

スケラッコ「にぬき・ビール・デマエ またきたよ!」 ¥650+tax

「にぬき・ビール・デマエ おまちどう!」に続く、新作。

紫色で体も態度も大きい猫のにぬき、名前の通りのビールくん、会社員で本名は岡持の、デマエちゃん。

京都の町を舞台に、人と動物と飲み物がなんの違和感もなくまったりと暮らしていましたが、予想だにしなかったパンデミックがやってきました。

狭いマンションではじまる3人暮らしのリモートワーク。
なじみのお店も休業して、あんなにいた海外からの観光客たちの姿も消えてー。
いつもと違う京都で3人は、不安になったり前向きになったり、協力したりしなかったり、工夫したりで、新しい暮らしに踏み出してゆきます。

A5判48pages

宮崎発、ローカルコミュニティが放つzine サルママ vol.7

サルママ vol.7 ¥909+tax

宮崎発の伝説のzineサルママ復刊第3弾!!

宮崎のローカルコミュニティが半端ない熱量で作った内容も体裁もぶっ飛んだのジン!!!
今回はオフセットの写真ページとリソ印刷を組み合わせて製本されており、手書きやキリバリをちりばめた記事が半端ない密度で詰め込まれています。
雑誌の面白さ、ワクワクが伝わる一冊です!!

手術前の女性にヌード撮影を依頼されるなど、単なる裸体でなく、身体が持つ物語を記録して欲しいという女性たちの希望に応えるうちにヌード撮影を手掛けるようになったMADIRAさんのお話。(巻頭写真の出産のシーンもその関連)
コロナ禍でも九州で革命戦線に立ち続ける外山恒一の主張、世界を旅して宮崎にたどり着き、おたすけマンとして草払いや清掃活動から神楽までサポートするエコ系新住民森岡トキインタビューなどなど。

6.70年のヒッピー文化から現在までの昭和〜令和のカルチャー地層断面を見るような内容になっています。

B6版164pages

切通理作責任編集 別冊シネ★マみれ「第1回ピンク映画ベストテン特集号」

切通理作責任編集 別冊シネ★マみれ「第1回ピンク映画ベストテン特集号」 ¥1000+tax

全国から100通以上の投票を集計した「第1回ピンク映画ベストテン」と、
選考委員形式を採り入れた同「桃熊賞」の模様を採録。

「キネマ旬報」にて四半世紀『ピンク映画時評』連載継続中の責任編集・切通理作による
2019年に公開された全36本の紹介レビューに加え、2020年全25本のリストで、
「現代ピンク映画」の全貌が把握できます。
また惜しくも逝去した映画人・関根和美監督と俳優・櫻井拓也さんを悼む
女優酒井あずさ、川上奈々美両氏、脚本家の小松公典氏の寄稿、
そしてピンク映画の現在・過去・未来を城定秀夫、古澤健両監督にロングインタビュー。
前ページフルカラーで写真満載。

※桃熊賞審査員
阿部嘉昭 映画評論家、詩人
金子恭未子 「映画ナタリー」編集部
切通理作 批評家、本賞主宰
滝川杏奴 官能小説作家、元にっかつ宣伝部
寺岡裕治 「キネマ旬報」編集部、映画批評
柳下毅一郎 映画評論家、翻訳家

【contents】

・「2019年度ピンク映画ベストテン&個人賞」結果発表
・「2019年度 桃熊賞」選考委員座談会 (阿部嘉昭、金子恭未子、切通理作、滝川杏奴、寺岡裕治、柳下毅一郎)
・2019年度ピンク映画 全38タイトル作品解説&データ
・追悼:関根和美 櫻井拓也 (寄稿:川上奈々美、小松公典、酒井あずさ)
・特別ロングインタビュー「ピンク映画の昨日・今日・明日」
城定秀夫監督『キモハラ課長 ムラムラおっぴろげ』
古澤健監督『たわわなときめき あなたの人生変わるかも』
・2020年度ピンク映画 封切作品リスト

A5判90pages

京都町中華倶楽部 創刊号

京都町中華倶楽部 創刊号(しろうべえ書房) ¥650+tax

京都の町中華をアーカイブする目的で作られた京都町中倶楽部。

当初は、取材しながら数軒単位でお店を紹介する冊子を出してゆく予定が、いざ活動を開始すると、店主さんの高齢化などで昭和からの味のあるお店が減ってゆく現実に気づき、取材先行で、2年ほどでかけて京都中の町中華を食べ歩いた編集人たち。

店の消滅とともに、その佇まいや町の姿が記憶の彼方に埋もれてしまうわないよう、 本誌の中で、記録し語り継いでゆくそうです。

創刊号では、2020年に閉店した西陣亭にスポットをあてています。
大将の鍋さばきや客たちの様子を65ページのサイレント漫画で記録しながらお店のある西陣の歴史についても掘り下げています。

京都の町中華を網羅したうえでの、お店や料理に関する論評やマップも収録。

A5判124pages

インディーズ雑誌「つくづく」vol.8 セルフ・カヴァー

インディーズ雑誌「つくづく」vol.8 セルフ・カヴァー ¥1800+tax

タオルにテクストを印刷したり、PR号を発行するなど、これまで様々な実験を重ねてきた「つくづく」8号のテーマはセルフ・カヴァー。

要は新装版で、既刊のvol.1に新たにカヴァーをつけて、同じく既刊の増刊号「自家中毒」をおまけにつけたものになります。
従って、本誌の新しい部分は、カバーのみで、中身は既刊ですので、ご注意ください。
編集人が中古で買い求めたリソグラフで印刷したB4サイズのカバー裏面にはTVODの1人で早春書店店主のコメカのエッセイが収録されています。

また、同じくリソグラフで印刷した別冊付録:漫画版「カラーボックスをつくった男の話」(原作・金井悟 漫画・コルシカ)もついています。

↓以下、vol.1の内容を再掲します。

公共交通機関限定ハイカーのためのサウナ入門(35ページ分も!)をはじめとした
各自の自由研究を中心に、インタビュー、エッセイ(荻原魚雷、僕のマリ、高石智一)、
グラビア(kubo、岩井ジョニ男)などを盛り込んだ、zineとは違う
“雑誌”の形で、趣味の世界を追究しています。
印刷はグラビアを除いてリソ印刷、雑誌が新しい文化や情報を発信していた
90年代以前の熱気と雰囲気を醸し出されています。
かつて図面をひいてオリジナルの棚を作ってみたら、まんまカラーボックスだったという
編集人の体験に基づく「カラーボックス」論もこの雑誌の重要な概念!
前例や結果にこだわらずに、初心者としてまずチャレンジ!!!!

内容ーーー

●自由研究
#1 ハイカーズサウナ 公共交通機関限定ハイカーのためのテントサウナ入門
#2 サウナ サウナについて(小学生のサウナボーイ)
#3 マッチングアプリ 突撃! ペアーズ 業者を駆逐。疑惑垢に凸ってBAN
#4 刺繍劇場 (刺繍イラスト)
#5 コント採集 座談会形式の取材はそのままコントになり得るのか (実験参加者=テニスコート)

●グラビア
・kuboさんとシモキタ 写真・少女写真家 飯田エリカ
・オール自前! イワイガワ 岩井ジョニ男のスーツ七変化

●エッセイ
・街道を歩いて|荻原魚雷
・Lサイズの恋人|僕のマリ
・わがままな城|高石智一

●書き下ろし創作
・高輪ゲートウェイ|宮崎智之

●研究ノート
『高速フリップ芸』 (粗品、2019)|宇田敦子

●インタビュー
・サウナの人*〈テントサウナパーティ〉ってバンドみたい|藤山誠
・SNSの人*何でも、やって確かめればいいって精神です|kubo
・マスクの人*プロレスのファジーさが好きなんですよね|石平裕一

ほかコラム、対談、取材記事などを収録。

B6判186pages

カバーをはずすと、見たことのある表紙。本体は創刊号そのものです。