TOROROEN とろろ園(友沢ミミヨ+こたお)「まめ親子作品集」「キーホルダー」

TOROROEN とろろ園(友沢ミミヨ+こたお)「まめ親子作品集」¥1181+tax

友沢ミミヨ・こたお母子によるユニット、とろろ園。
母ミミヨのむっちり原案を、娘こたおが圧倒的画力でねっちりと描き、最近では、しまおまほさんの小説「スーベニア」のカバー画を担当するなど躍進中!

2020年春、京都トランスポップギャラリーにおける、とろろ園個展の際に、同ギャラリーで制作されたポストカードサイズの作品集です。

表紙は自家製活版で、母が以前から好んで描くモチーフから最新作まで10点を厳選しています。
カバーが厚紙で自立するので、そのまま飾ることもできます。

10.5×15cm コイル綴


TOROROEN とろろ園(友沢ミミヨ+こたお)キーホルダー¥1000+tax

2020年春、京都トランスポップギャラリーにおける、とろろ園個展の際に同ギャラリーが制作したアクリルキーホルダーです。アクリル部分の大きさは10.5×5cm

Fuyuko MATSUI 松井冬子自選画集「A lock of hair 髪の房」

Fuyuko MATSUI 松井冬子自選画集「A lock of hair 髪の房」¥3600+tax

松井冬子自身が編集・制作した自選画集。過去作から最新作29点を収録。

現在、新宿瑠璃光院に依頼されて、同院白蓮華堂におさめられる襖絵48領(枚)<生々流転>シリーズに没頭する松井冬子。
2021年完成を目指して、万物が生まれ変わる様を雄大にして静謐な日本の四季の風景に仮託したアーティストの新境地となる大作群です。九相図シリーズも、完結をめざし制作中ですが、本画集にも収録されています。

生きながら、あるいは亡くなってなお、体に傷をかかえた女性と、彼女の体をとりまき共生する自然ーー彼女をついばむ鳥、死肉に宿る菌類や虫、髑髏の眼窩を蛇が通るーーを描き、苦悩や肉体が大きな自然の中で変化し生まれ変わる壮大な物語は、ときに見る人の痛みを受け止め共感を呼び、癒しや力を与えます。

【テキスト】
松井冬子
八柳サエ(横浜美術館学芸員)、
メラニー・イーストバーン(ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館学芸員)

【収録作品】
浄相の持続/終極にある異体の散在/成灰の裂目/應声は体を去らない/転換を繋ぎ合わせる/喪の寄り道/四肢の統一/髪の房/夜盲症/引き起こされた不足あるいは過剰/桜下狂女図/切断された長期の実験/優しくされているという証拠をなるべく長時間にわたって要求する/なめらかな感情を日常的に投与する/無傷の肖像/完全な幸福をもたらす普遍的万能薬/腑分図:桃/適応の稽古/自然は子の形を保つ/盲犬図/静脈のための器/無傷の標本/この疾患を治癒させるために破壊する/ただちに穏やかになって眠りにおち/陰刻された四肢の祭壇/世界中の子と友達になれる/富士/生々流転/侵入された思考の再生
〈九相図も収録されています〉

232 x 303 mm 上製 56pages

初心者のためのガイドブック「ねんきんのほん」

初心者のためのガイドブック「ねんきんのほん」(リクロ社)¥2000+tax

南方熊楠が愛した森の宝石、死なない生物、謎多きアメーバ、粘菌入門の決定版!!

キノコのようになったりアメーバのように動いて姿を変えながら生きる、ふしぎ生物・粘菌。
国際的な粘菌会議にも出席する小学生粘菌博士の片岡連くんは、お父さんのバックアップで、粘菌を採取したり、家で飼いながら観察をし、成果を発表、ときには海外にも足をのばし愛好者や研究家たちと交流し、知識を身につけています。

ここに粘菌初心者の二階堂和美や編集人・田口史人(円盤・黒猫)も加わり、片岡親子を軸に専門家の川上新一先生をはじめ粘菌を観察・研究する人々と交流する中で、粘菌とともに暮らせる!究極の入門書が完成しました。

透明のキャリーケースに3冊の本と粘菌ポスターがセットになっています。

●「ねんきんのほん 粘菌」
片岡祥三、連、習、川上新一、二階堂和美、田口史人、新井文彦、山崎勇人、高野丈、唐澤太輔、早川昌志

粘菌の基本的な説明から、二階堂和美と研究者・川上新一先生の対談、観察会、連くんによる採取から飼育、観察をまとめたノート、愛好家・研究者たちの寄稿を収録しています。
A5判116pages

●「粘菌観察ノート」
片岡連くんが粘菌採取、飼育、観察などを記録し、写真を添付した手描き初期ノートの再現。
B5判48pages

●漫画「粘菌ロンと楠公少年」
連くんの父、片岡祥三さん原作、粘菌ロンを自身の体で飼う少年のSF物語。観察から飛躍して、熊楠伝説と謎の病原体と少年とロンが活躍する大スペクタクルになっています。。
画:つるんづマリー
A5判140pages

粘菌ポスターつき。

フィールドを歩き、採取・観察し、研究成果を発表し、同好の士と交流しながら、観察会のメンバーとして初心者や愛好家の和を広げる連君。仮説をたてては実験・観察で、トライ&エラーを繰り返して発見を重ねてゆく、オフライン研究の喜びや豊かさに注目!

中村一般「こしあんぱんとグラフィティ」

中村一般「こしあんぱんとグラフィティ」¥500+tax

朝、買い物のために地元・三軒茶屋の町に出たものの、目当ての物がみつからず、それなら朝食に最高のあんぱんを買おうと、町歩きをする著者。

見慣れた景色を眺めたり、意外な発見をしながら、目的のあんぱんを手に入れ、食べ歩きしながら、グラフィティを見ながら帰ってゆく…

ある朝の小さな旅の景色ーー駅付近のアーケード部分、高速や歩道橋、電線、街路樹、標識が入り組んだ町ーを数ヶ月かけて描き、tiwtterに発表したのち改訂してまとめたもの。

SNS上の「#ダックスフンドを探せ」でも話題になった若手作家のコミックzine。

A5判28pages

Pam Pam Liu「癌症好朋友 GOOD FRIEND, CANCER」

Pam Pam Liu「癌症好朋友 GOOD FRIEND, CANCER」 ¥2091+tax

アーティストとして都市で生活する若い女性の心情をエッセイコミック風に綴り、共感を呼ぶ、台湾のアーティストPAM PAM LIU。

仕事に追われ忙しくも楽しい毎日を過ごす私の元にある日、実家の母から1本の電話が。
「乳がんと診断されたのだけど、化学療法に付き添ってもらえる?」
「大丈夫、時間が決まったら教えてね」と答え、素っ気なく電話を切ったのは
動揺のあまり、電話口で泣き出さないように、だった。

以来、闘病記を読んだり、周囲の体験談を聞いて情報収集すると、心配が増して病人に指図をしだしたり、幼い頃のトラウマや、これまでの親子姉弟関係の問題が吹き出し、父や弟に対する不満を爆発させたり!!
現実を受け入れて、淡々と化学療法から手術…と治療をすすめる母の周りの、看病家族あるあるやら、独り身の自身が老いて病んだ時の将来妄想など、心模様を描き、自身の内面や過去に向き合った記録。

作中で私は、シーツを被ったようなオバQ的姿で描かれていますが、その理由も読み進めるうちに、明かされます。

15cmx 15cm上製 184pages
繁体字中国語+English

なんで、ママが癌に? どうしよう?

このまま独り身で老いた病んだときは、介護ロボットに下の世話も….