とあるアラ子「何故わたしは恋人のCD棚を端から聴き、レビュするようになったのか漫画」¥400+税
それまで音楽を殆ど聴かなかった三十路女子が、 恋人のCD棚にある片っ端から全曲聴き、レビューを書きながら運命の一枚を探すブログ「うんいち~運命の一枚をさがせ~」を更新中のとあるアラ子が、人のCDコレクションをレヴューするようになった経緯を描いたコミック。
ちょっとしたきっかけで音楽、映像、出版業界で働く人たちや、そのファンや読者と現場で、あるいはSNS上で接するうち、その世界に浸かりつつ違和感を感じるアラ子。自分の知識や情報の少なさにコンプレックスを持ちつつ、業界人と知り合っては、いっぱしの通ぶったり…の自分や周囲の人たちのカルチャー青春群像を描きつつ、その渦中で”表現”について、ちょっとまじめに考えながら、自分のメディアや表現を作り出そうとする女子の葛藤を描きます。