盛岡の「ふだん」を綴る—てくり17号 山は待ってくれる。

てくり17

てくり17「山は待ってくれる。」(まちの編集室)¥600+税

盛岡にある小学校の多くは、林間学校で1005mの岩山・兜明神岳に登山するそう。軍手と長靴で岩肌をよじのぼり、岩手のプチ・マッターホルンで登山デビューする盛岡っ子たちの山についての特集。

『岩手の山 150』の著者で登山家・版画家の阿部陽子さんと姫神山(1123.8m)に登ったり
県の最高峰・岩手山とその登山者を守る山小屋の四戸寛次郎さんを訪ねたり、1686年の岩手山の噴火を鎮めるために奉納された神楽が起源の篠木神楽のお山かけや、県の77%を占める森林で働く山守人たちの仕事などを通して山と人の関わりを紹介します。
なんと、編集部は登山初心者ながら一ヶ月で5つの山に登ったのだとか。

また、てくりも運営に関わる盛岡でのブックイベント「モリブロ」の報告を兼ねた北九州市のフリーペーパー「雲のうえ」とのトークショーの模様も収録しています。

B5判46P