安田謙一「なんとかと なんとかがいた なんとかズ」

「なんとかと なんとかがいた なんとかズ」

安田謙一「なんとかと なんとかがいた なんとかズ」(プレスポップ)¥2300+税

これは10年に1冊の本だし(その意味は後述の説明をご覧ください)、昨年のJim Woodking「BLACK & WHITE FRANK」に続くプレスポップからのクリスマスプレゼントみたいな嬉しいGJなので、紹介させてください。

「ロック漫筆の10年分、その10分の1を自選!安田謙一、セカンド・アルバム」

安田謙一がロック漫筆家として生計を立てはじめた2002年〜2012年までのあいだに、いろいろな雑誌に寄稿したものを中心に、レコード、CDやDVDなどのリビューやライナーノーツ、映画パンフレット、宣伝惹句などの原稿から安田自身がチョイスした300強のベスト・オブ・ベスト。表紙絵は坂本慎太郎。

18.8cm×13cm 464pages(しおりつき) プレスポップ

小沢昭一が妙な日本語の中国人などのあやしい役を演じたのじゃなくて、小沢昭一が演じたからあやしかったみたいに、安田謙一のレビューがあるから、見つけられる、愉しめる音楽や映画の世界がいっぱいあります。そのレビューを読める幸せが464ページ。分厚さが嬉しい!(分厚くても重くはないです)