復刻怪奇漫画 黒須喜代治「死絵奇談」

死絵奇談

黒須喜代治「死絵奇談」(グッピー書林plus)¥945

昭和35年頃に兎月書房より刊行された怪奇貸本マンガの復刻を、貸本マンガ同人復刻レーベルのグッピー書林plusが10余年の構想を経て発行。

幽霊画を売る「死絵堂」一族は、死後、遺体の肉が腐り落ちると蛭になり、人を襲う。主人公、死次郎は、一族の呪われた血に苦悩しながらも、せめて授かった双子(すでに蛭に似ている)を、呪いから解放しようと東奔西走するのだが…。
そに描写には水木しげるに似た印象を受けるかもしれませんが、同じ時代に同じ兎月書房で活動していた紙芝居出身の作家という共通性が両者を近いものにしているようで、貴重な怪奇漫画の復刻。

A5判160P