書評王の島 vol.02 ¥900
先日入荷した1号に次いで、新刊の2号目が入荷しました!
池袋コニュニティ・カレッジで行なわれている豊崎由美さんの講座「豊崎由美の書評の愉悦」から生まれた書評本!
講師と名乗りながらも、課題図書に対して毎回、無記名で書評を書き、全員で好評し、その週の”書評王”を選ぶというユニークなシステムで御本人が王座についたことは少なく、ことほどさように一筋縄ではゆかない書評の面白さをゲストや参加者とともに、誌上に再現したのがこの本。
インタビューは『肝、焼ける』で44歳のデビューを飾った朝倉かすみさん。最近ではゴス系の本の装丁などでも活躍のデザイナー・ミルキィ・イソベさん。
編集者たちを招いての座談会「書評メッタ斬り!」、マーク・Z・ダニエレブスキーの膨大なフィクション『紙葉の家』を豊崎由美がどのように読んだかを、その読書メモや完成した書評を見ながら探る。(付箋の使い方やチェックの方法など、便利なノウハウなども公開)。
1号と同様に読書しかできない無人島で読む本を紹介するレビュー集「38人の島、38冊の本」(石原荘一郎、佐々木敦、永江朗、枡野浩一、仲俣暁生、らが参加)、書評王に輝いた12のレビューを収録。
(1号から値段がかわっていますがそのぶん増ページで内容も充実です)
A5判88P