昭和プロレスマガジン24「ワールド大リーグ 第3弾!」¥1000 |
昭和44年の第11回ワールド大リーグ戦。二番手の座に甘んじていた猪木が「今年は優勝を狙う」と宣言して開幕した大会だが、相変わらず本命は馬場で、猪木は対抗と予想された。しかし、猪木は四つ巴の決勝に勝ち、初めてワールド大リーグ戦を制覇し馬場に並ぶ。しかし、その裏にあった事情とは…?
あけて45年、前年後の猪木の優勝でBI時代が到来。今回のリーグ戦では、馬場はトロフィー奪回、猪木は連勝と、それぞれの思いを胸にリーグ戦に臨んだが、番狂わせの末に勝利を掴んだのは…?
46年、馬場と猪木はどちらが強いか? ファンの関心がこの一点に集中する中、年二回制がはじまり、リーグ戦は過酷に。星を争い、両者同点で決勝に進出したその日、控え室で日本プロレス史に残る事件がおこる。
46年末、馬場と協力して経営改革を目指した猪木は、「会社乗っ取り」のレッテルを貼られ、選手会から除名、日本プロレスからも追放処分に。猪木が抜けた日本プロレスは、馬場と坂口の二枚看板で新路線を打ち出すが、TV局との確執も芽生え、遂に崩壊。これが最後のWリーグとなった。
ーーという昭和44年から47年のワールド大リーグを振り返りながら、ついには、妄想の第15回ワールド大リーグを語る番外編まで収録。試合のデータと結果を網羅した、ワールド大リーグ戦熱戦譜も収録。
B5判106P