人生の終わりに向けて心得ておくこと、やっておくべきこと—すなわち”終活”についての特集。
最近、流行のエンディング・ノート。自分の事が自分でできなくなったときに、そして亡くなったときに、どうしてほしいかを記しておくノートで、出版不況にもかかわらず、中古で探すのもなんだし、最後くらいはきれいに、というわけでわりと高額でいながらヒットしているそうです。そんな各社のエンディングノートをレビュー、比較。一般書籍タイプからUSBになってアルバムや住所録や家計簿まで管理できるすぐれものや電子書籍版などまで紹介。でもって、最終的には、シンプルなオリジナルのエンディングノート作りを提案し、盛り込むべき要素を簡潔に指南してくれます。
●「終活」の心得–メメント・モリ 北村敏泰:「自分の死を考える集い」に参加するジャーナリストが、ハッピーエンディングを迎えるための生き方を考察
●終活ファッションショーレポート:お気に入りの死装束を着て登場するご年配の方々。ウェディングドレスを着てフラを踊る姿はむしろ生命力にあふれ…。そんなファッションショーをされに盛り上げてエンジョイするギャラリー作りについても提言。
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連載 わたしのまちのお葬式 塩山芳明「上州当世香典事情」
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イベントレポート FBF(フューネラル・ビジネス・フェア)に行ってきた!
今年のテーマは「高齢多死社会」:編集者の心にひびいたお葬式ビジネスの最新商品を紹介。位牌や過去帳管理もおまかせのデジタル仏壇から納棺協会さんのメイクキットなど。できれば最後までおしゃれに人生を楽しみたいですね!
A5判44P