スカイツリーreport 02「現場の主役 タワークレーン」 ¥200
2012年春オープン予定のスカイツリーの成長観察もクライマックスと早くも言いきる編集人。なんと、このまま行けば来春には塔体自体は予定の634メートルに達し、ダイナミックな変貌も見納めとなってしまうとのことで、観察に取材にイベントにと、これまでになく精力的に動くのであった…
今回は現場でひときわ目立つクレーンを特集。知ってました? あの操縦室はエアコンもトイレも装備されているんですって!また、特に高所の作業用に機能もカスタマイズされているとか。クレーンのタイプから、展望台の上の四基がどのように分業しているか、操縦する人はどうしているのか、などなど、クレーンとその仕事ぶりを、わかりやすく説明しています。
ほかには、今年に入ってオープンしたドバイの828メートルのタワー、ブルジュ・ハリファのレポートも。すでに後発スカイツリーの予定の高さ634メートルを、はるかに上回っている真の世界一のタワーを見に出むき、ここでもヘリをチャーターして下からでは想像もつかない俯瞰写真などを公開。
また世界最高の展望台を持つ上海の上海環球金融中心にも行くものの、前号のエッフェル塔同様、というかそれ以上の曇天で地上100階までのぼったものの景色は何も見えず!という、脱力レポートも巻末に。
ほかにスカイツリー豆知識コーナーも。観察を通じて同好の士やご近所とのネットワークを広げた編集人は活動領域を広げ、今回はその様子が少し紹介されています。ヘリによる観察に続いて、空からだけでなく水上からも観察してみたいと考え、観察クルーズを企画してみたり、あるいは定点観測写真展に参加したりトークイベントに出演したりと、順調に予定通りに進むスカイツリーの建築とは違って、予定外のイベントやお呼ばれに、今後も何か楽しいことが出てきそうな予感!
B5判18P