文・蜂飼耳 絵・宇野亜喜良『エルカルゴの夜明け』サイン本入荷しました


 昨年(2006)5月に青山のビリケンギャラリーで行われた、宇野亜喜良さんの個展「肉屋の娘』は、誕生日に贈られた子豚をいとおしみながら、肉屋を父親に持ったがゆえに哀しい運命を辿る少女と子豚のストーリーをイラストと人形で表現した、食とエロスとロリータが交錯するAquiraxワールドでした。
 これにインスピレーションを得た蜂飼耳さんが、今度はエスカルゴたちを育てる少女が、少年とと出会って二人でエスカルゴを食べてしまう…という、愛と食と喪失のお話を作り、今度は宇野さんが絵をつけて、「肉屋の娘」の絵とあわせて一冊にしたのが、この「エスカルゴの夜明け」です。
 昨年末に出た本ですが、宇野さんのサイン本が入りましたので、まだの方はこの機会に。
 それにしても、お肉にして食べてしまうという究極の行為はナタリー・レテ「boucheries(お肉屋さん)』やお肉系オブジェにも通じますが、ロリータや”かわいい”に時として妙にマッチします!