「ベーシックローズ 香港の法律に残されたもの / BASIC LAWS on what’s left of Hong Kong’s Law」

「ベーシックローズ 香港の法律に残されたもの / BASIC LAWS on what’s left of Hong Kong’s Law」 ¥800+tax

香港で2019年初夏にはじまった香港の民主化運動は、当初、200万人にもおよぶ市民が参加する平和的な集会や行進でしたが、要求に応じない政府や暴力で市民を取り締まる警察と、民主派との間で抗争が激化します。

やがて、2020年6月、国安法が中国政府により香港に導入されたことで、「一国二制度」が実質的に骨抜きにされ、民主化運動や言論の自由も大幅に押さえつけられる状況に直面しました。

イギリスの統治下でも、法の下で万人が平等に異議申し立てを行い、法の裁きを受け、返還後もこの制度を受け継いできた香港。
その法治と自由の中で育ち、2019年の民主化運動を法学徒として見てきた著者が、警察による不法逮捕や暴力の横行とそれを黙認してきた司法に対し忸怩たる思いを抱きながら、今後、法と法に関わる者にできることを真摯に問い、考えを綴った冊子。

「我々には、持っているものをしっかりと理解し、守り抜く義務がある。
そして、過去一年間してきたように、臨機応変に立ち上がらなければならない。
想像力、打たれ強さ、そして気高さを持って。」

同時に、日本の制度や法のもとで、日本人にできることについても考えさせられる一冊です。
香港版に続いて、日本の人にも向けた邦訳版での出版になります。

A5判40pages 英語/日本語