八画文化会館叢書vol.08『MYSTERY RUINS ふしぎな廃人形の世界』

八画文化会館叢書vol.08『MYSTERY RUINS ふしぎな廃人形の世界』(八画出版部)¥1000+税

叢書vol.1の『ビックリ廃墟ジャーーナル』の著者ポンチハンターが廃墟で捉えた人形たちの写真集。

廃墟や路上に捨てられたり忘れ去られた人形たち。
破損や劣化、風化、イタズラなどで、ユーモラスでなんともいえない表情や佇まいや表情をみせてくれます。

テーマパークや秘宝館、お寺や学校の跡で遭遇した、機械仕掛けが露出したロボット人形、風化しながらまぐわい続ける男女のマネキン、朽ちかけた人体模型たち。
ちょっと怖くて無常だけど、エロティックでユーモラスな人形たちの世界。

“廃墟を美しいだけの芸術的な被写体としてではなく、煽り立てるだけの心霊スポットでもなく、産業遺産として保護対象に変えてしまうのでもない。
既存の態度とは一線を画した独自の廃墟へのまなざしと楽しみ方がある”

【内容】
謎と怪奇の廃人形ショウ/倒れゆく廃人形たち/ふしぎな廃人形があの世とこの世を繋ぐ/闇に浮かぶ生首がきみを襲う/顔のないロボットの反乱/逃げまどう人形たちの足音が聞こえてくる/
廃墟に隠されたタブー

□廃人形セレクション30
□著者インタビュー「ふしぎな廃人形と出会う」
□解説 小嶋独観

【著者プロフィール】
ポンチハンター
廃墟&珍スポ愛好家。小さい頃から廃墟や珍スポが好きという変わった子どもだったので、高校時代にバイクの免許を取ると当然のように廃墟&珍スポ巡りを始める。
その後、四輪の免許を取得し活動範囲を拡大。
インターネットで情報を集めやすくなったことも後押しして、今では日本全国の廃墟&珍スポを訪ね歩いている。
1989年の大滝ランド訪問で廃墟の人形の魅力に開眼。廃墟に残る人形情報の収集に余念がない毎日を送っている。

A5判32pages オールカラー