『読むアニメーション』

 道川真人主宰アニメーション総合文化研究所が発行するアニメーション批評マガジンが入荷しました!

 情報が溢れる中で、ネット–映像図書館–古書発掘、いろいろなメディアを横断しながら、マイテーマをリサーチしたうえで、基礎的なデータはあえて掲載せず、評論やインタビューに絞った内容に圧縮されています。アニメマニア、クリエーターにも刺激的な内容です。

 

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読むアニメーション no.00 森卓也の系譜 ¥1000

 1958年「映画評論」への投稿をきっかに、アニメーション評論を開始し、現在「キネマ旬報」などで活動を続ける、映画評論家・森卓也の特集。
 
 内容は—-
●『映画評論』に寄稿したアニメーションに関する記事全84冊のレビューを書影入りで紹介。
●全著作の解説。発行年月日や出版社、判型などのデータはすっとばし、レビューとコンテンツ紹介に絞った濃い内容になってます。(単著8冊) 
●寄稿および共著の中からアニメーションの主要文献を11冊をセレクトして紹介。(古本相場にも言及)
●1958-07-01〜2008-11-30の間に執筆したリストを年代順に掲載

●資料の収集法。自身の映像資料の閲覧方法や収集のノウハウを具体的に公開し、この本の制作の方法も報告。

21cm×21cm 44P

 

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読むアニメーション no.01 考える山村浩二 ¥500

 「頭山」「カフカと田舎医者」などのアニメーション作品を生み出した山村浩二の特集。

 内容は—–
●フィルモグラフィー
●ロングインタビュー「アニメーションへの想い」(インタビュー・構成 道川真人)
 デジタル技術に台頭によるフィルムの技術が埋没しアニメーションに断絶が起きていると発言する一方で、等今日芸術大学大学院今日中に就任し、転機に立った作家にアニメ論を問う。
●山村浩二が選ぶ映画60本。ジャケ写とともに各作品に対するコメントつき。
●「『プレイタイム』は映画制作に興味のある人は必見!」
山村浩二が選ぶベストワン映画を通して、画面のすみずみにまで監督の意識が行き届いた美学を知る。(インタビュー・構成 道川真人)
●山村浩二が選ぶ映画20枚。映像に合いそうな、とか作業中に聴くための音…という見地から集まった愛聴盤をジャケとコメントで紹介。
●山村浩二が選ぶ書物20冊。幼少時から最近まで、色々な形で影響を受けてきた作品を書影とコメントで紹介。
●インタビュー「考えない若者」現在の若いクリエーターへの苦言とアドバイス。(インタビュー・構成 道川真人)

 巻末にnu vol.4.2として360°を主宰し、レクチャー「アンビエント渦」を控えた虹釜太郎へのロングインタビューが収録されています。(インタビュー・構成 道川真人)

B5判48P