PG no.112 第28回ピンク大賞 ¥556+税
89年から毎年開催してきた、年間ベストピンク映画を愛好家たちの投票で決めるピンク大賞。
渡辺護、高橋伴明、滝田洋二郎、廣木隆一など後にメジャーで活躍する監督たちを送り出してきた業界を取り巻く状況は大きく変わり、上映館も減り、大賞を開催する会場も幾度と変わり、投票形式も変わり、公開作品の減少から(2015年は41本)PGの刊行ペースもこの大賞にフォーカスした年一回に。
しかし、一方で自主映画スタイルで映画祭に参加したり、各地の映画館に一般映画にまじってかけられるような機会も出てきたそう。そんな2015年のピンク映画の立ち位置や、向かう先を感じさせる一冊です。
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150名のファン投票により選出された《第28回ピンク大賞》を特集。
ベストテン入選作品・各受賞者の紹介、投票者コメントなど2015年ピンクを総括する。
記事 「色道四十八手 たからぶね」と旅してみて(井川耕一郎)
A5判32pages