月別アーカイブ: 2018年6月

Isabelle Boinot イザベル・ボワノ “Les Petits”

Isabelle Boinot イザベル・ボワノ “Les Petits”(Editions Crocuta Crocuta)¥1300+税

Editions Crocuta Crocuta で制作されたイザベル・ボワノの50部限定のイザベル・ボワノの小作品集。

Les petits、おちびちゃんたちをテーマにした20のドローイングを収録しています。

タイトルは、ひとつひとつ手書きで、封入写真カードもそそれぞれ異なり、ナンバー入りです。

14cm×10cm
フランスのちょっと懐かしいキーホルダーのおまけつき(通販の際のキーホルダーの選択はおまかせください)

縄文時代をテーマにしたフリペ”縄文ZINE”から生まれた「縄文ZINE(土)」

縄文ZINE(土)¥1480+税

縄文時代をテーマにしたフリーペーパー「縄文ZINE」1~4号の合本。

毎号、土器、土偶、貝塚など、縄文時代にまつわるテーマについて、遺跡や博物館を訪ねて取材した、読み応えある特集があります
歴史の授業では、貝塚はゴミ捨て場と習ったけれど、はたして大量の貝殻を円状に同じ場所に貯めて土器や土偶までもが出土する場所が、現在の私たちが考えるゴミ捨て場と同じ意味があるのか? そもそもゴミの概念があったのか?…と疑問を掘るうちに、今日の視点とは違う縄文の暮らしや思考をおぼろげに感じとることができます。

CONTENTS

巻頭インタビュー:都会の縄文 人片桐仁

●縄文ZINE,1 –2015 SUMMER
見せてもらいました芹沢圭介さんの縄文コレクション
発掘された縄文時代の”土鈴”の音を聴く
信濃の火炎土器の発祥仮説とものづくり気質
ー縄弱”のための縄文時代質疑応答/立話、最近の縄文人/
縄文人のおすすめ映画/小山健 縄文漫画 どきおくん

●縄文ZINE,2 2016 WINTER
となりの縄文人 イ・ラン
土器は燃えているかのーー現地に博物館に火炎土器が作られた背景を取材
東北の亀ヶ岡様式~縄目と描かれた模様や刷り消しのミックスした様式~と狩猟スピリット
ー縄弱”のための縄文時代質疑応答/立話、最近の縄文人/縄文なう/私を狩りに連れてって
縄文人のおすすめ映画/縄文人のためのドングリクッキーレシピ/小山健 縄文漫画 どきおくん

●縄文ZINE,3 2016 SPRING+SUMMER
貝塚はアルカリ性の夢–貝だけでなく土器や土偶も出土する貝塚はほんとにゴミ捨て場なのか?
土偶のおっぱいについて 女性を象りながら微乳が多いのはなぜ?
都会の縄文人 藤岡みなみ
ー縄弱”のための縄文時代質疑応答/立話、最近の縄文人/縄文なう/
縄文・の・ようなもの~インド亜大陸の土偶のようなもの/縄文人のおすすめ映画/
ハードボイルド土器解説・焼町土器/小山健 縄文漫画 どきおくん

縄文ZINE,4 2016 AUTUMN
アイヌに会いに~縄文文化とのつながりを求めアイヌへ
氷河期から人が住み始めた北海道に寒冷地の狩猟文化、石器を取材。
都会の縄文人インタビュー 野田サトル
ー縄弱”のための縄文時代質疑応答/立話、最近の縄文人/縄文なう/
縄文・の・ようなもの~インドの石棒のようなもの/縄文人のおすすめ映画/
ハードボイルド土器解説・焼町土器/こやまけん 縄文漫画 どきおくん

YAYOI ZINE,
縄文みたいな弥生の土偶
短編恋愛小說 古墳と縄文のあいだ 窓から見える弥生時代

A5判138pages

Hey TAXI vol.2 チェッカーキャブ

Hey TAXI vol.2 チェッカーキャブ ¥824+税

1号ことに、ひとつのタクシー会社を特集し、実際にタクシーに乗って運転手さんに取材したり、車体のデザインの由来などを調べるジン「Hey Taxi」

2号目は、チェッカーキャブを特集。
なぜ車体の脇にチェック模様があるの? 行灯はどうしてラグビー型になったの? そして乗るとちょっといい事がある1000台に1台以下の割合で走っているレアな車って?
タクシーに乗るときちょっと便利で楽しくなる豆知識が増えます。

なんとなく世間話をすることはあっても、どういう経緯で運転手さんになったのか、どんな気持ちでハンドルを握っているのかを、なかなか聴くことがない、運転手さんの矜持に触れるお話もあり。

B6判横 16pages ポストカード2枚つき

俵谷哲典 Tetsunori Tawaraya「双眼鏡 BINOCULARS」

俵谷哲典 Tetsunori Tawaraya「双眼鏡 BINOCULARS」(COLOUR CODE)¥2500+税

カナダ・モントリオールのCOLOUR CODEから出版された、リソグラフジン。

MONITORやTELESCOPEに続く、蛍光カラーやパステルの多色刷りが鮮やかなシリーズ。

タイトルは透明な樹脂にプリントされいて、最初のページをめくると、入れ子のように、チケットのような横長の小さなページ、続いてB6くらいのページ、A5くらいのページ、正方形のページとページサイズが5段階に分かれているブックデザインが面白いです。

19cm×24cm 32pages リソ多色刷り

右側に5種類の異なる大きさのページが重なっています。

表紙は透明で、タイトルのみプリントされています。

写真集 マキ Maki「いづく Japan Somewhere」

マキ Maki「いづく Japan Somewhere」(禅フォトギャラリー)¥5556+税

フランス・マルセイユ出身/在住の写真家Makiが、2001年から2015年にかけて、日本に来るたびに各地を歩いて撮りためた写真からセレクトした96点を収録。

フィルムで撮影し、粗いタッチのモノクロで現像された作品は、日本で歩きまわった路地や雑踏、展望台や屋上からの景色もあればパートナーや出会った人々が登場する私的記録です。

と同時に、高層ビルのガラスの映り込んだ下界の景色の一枚は巨大企業と庶民の生活のコントラストを捉えていたり、かなたの富士山が、群生する雑草や草木越しに写されたとき書き割りのような美しい形が虚構のように見えたり…と
マキは、日本の景色や日常、社会の様々なコントラストをレンズを通して見つめています。

「私の写真と編集の仕方は、 私が同調出来ないこの世の中で、自分の居場所を示す方法である。写真は、撮られた日付や場所に紐づけて分けておらず、そこに共通するのは寓意的で隠喩的な日本像であり、その延長としての世界像だ。それは私の経験や、この国の文化や人々との関係の断片であり、出会う人々や場所を写真として残そうとする私の抑えられない衝動と組み合わさって初めて生まれる。
現代社会の悪を認識しながらも、日常の中で光るものを探しているうちに、それらの出会いは気づかないうちに私の中に浸透していくのである。」― Maki「いづく」より

280mm x 195 mm 並製 144pages、
英語、日本語 500部
※サイン入り